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酒かすの甘酒が便秘に効く

こんにちは
大阪・北浜で鍼灸あんまマッサージ施術をしています、横山玲子です。

■ 酒かす甘酒

先日、伯父から酒粕をもらいました。(画像はサイトからお借りしました)

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「粕汁でも作って」と言われたのですが、あいにく、うちの旦那さんは1ミリもお酒が飲めない、真性の下戸。
料理に使うわけにはいきません。
300gの酒かす、どうする?、と考えていたら、旦那さんが「甘酒にしたら」。

夏に「日経ヘルス」という雑誌の「甘酒を炭酸で割って朝一番に飲んだら、お通じに良い」という記事を見て、やってみたことがあるのです。
その時は液体状の甘酒でした。
今回は酒かすで、温かい甘酒です。
早速作ってみたら、まぁ!美味しい。何よりお腹が温まる!

そして、即、効果が!

■ なぜ酒かすの甘酒は効果があるのでしょうか?

酒かすの甘酒にはレジスタントプロテインという、お通じ改善に効果が期待できる成分が含まれています。
これは、腸消化されにくいたんぱく質で、便を軟らかくする働きがあるのです(1)。

■ 便秘にとても注意しているわけ

私は、子供の頃から便秘症でした。
とりわけ冬は腸の働きが鈍るのか、酷い便秘で苦しむこともしばしば。
便秘になると、お腹が張って気持ち悪いので気分が落ち込みがちになります。
そして、お肌の調子もよくなくなります。
そもそも寒さが苦手なのに、さらに気分が落ち込んで、肌荒れして、全然良いことがない‥。

なので、便秘に効果があるものには、とても敏感なのです。

■ 東洋医学的にも

東洋医学の根幹をなす、「陰陽五行思想」。
世界のすべてのものは陰と陽の2つに、さらには木火土金水の5つに分類できる、とする考え方です。

五臓六腑説明



この考え方では、大腸は金に属し、金は皮膚を支配します。
だから、大腸の動きが悪くなると、肌荒れするのです。
そして何より、大腸をふくむ消化器官が健やかに動かないと、生命自体に影響が及びます。

なぜか?

■ 私は「脾」を重視します

東洋医学では、人は生まれてくる時に、お父さんとお母さんから1つずつ火をもらう、とされます。

脾を整える説明


そして、その火は「腎」に置かれ、火が消える時が人が死ぬ時です。
火を燃やし続けるには、薪などの燃料が必要です。
この燃料を作るのが「脾」=消化器官なのです。
燃料が効率よくエネルギーに変われば、人は健やかに生きられます。
そのために、まずは「脾」を健やかにしておくことが重要だと考えているのです。
(もちろん、火を置いておく「腎」やその他の臓腑も大切ですが。)

恋鍼(こいばり)と名付けた美容鍼がバッチリ効果を上げるためにも、土台のお肌そしてお腹を整えておくことは、とても大切なことです。

ということで、まずは「脾」を整えるところから、私の施術は始まります。


■ お腹はすべての基本

お腹を整えるためには、ぜひ私の施術を受けてください!

と言いたいところですが(笑)、大阪と近郊以外の方は難しいので、まずはお腹を意識してみてくださいね。

横山玲子の施術 → ホームページ


甘酒レシピ
酒かす:40g
砂糖:15g
水:200cc
鍋に水を入れて火にかけ、砂糖を溶かし、酒かすをちぎって加えて潰しながら溶かす。
私は先に酒かすと100ccの水をブレンダーで混ぜて、それを温めつつ、焚き黒糖の粒を溶かす、という方法をとっています。
酒かすを潰しながら溶かす手間がなくてgoodです。

参考

(1)1日1杯の甘酒で お通じすっきり&美肌に【日経ヘルス18年4月号】
https://doors.nikkei.com/atcl/wol/magazine/15/022310058/022300097/



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