太陽系のリングあれこれ

こんにちは。こいちゃんです。

今日は、僕の卒業研究のテーマである、惑星のリングについて取り上げてみようと思います。

太陽系では、木星、土星、天王星、海王星の4つの惑星でリングが観測されています。これらの惑星全ては水素や氷で形成された木星型惑星と呼ばれるものですが、それぞれの天体によって、組成や物質の比率が異なっています。

それでは、本題である惑星のリングは、惑星によってどのように異なるのでしょうか?

①木星:幅約6500km、厚さ30-300km(主環)、ほとんど塵で構成されている

②土星:幅約70000km、厚さ10m-1km(主環)、99パーセントが氷で占められる

③天王星:幅80000km(細いリングたちで構成され、環がない領域もある。)厚さ150m(?)、氷と岩石がおよそ1対1。

④海王星:幅およそ6000km、厚さ450m、塵が比較的多い

※Wikipediaなどから引用


このように、リングにも幅や組成に多様性があることが分かるかと思います。また、天王星や海王星はボイジャー2号による観測によるデータ(1986年、1989年)がほとんどなので、あまり分かっていないことも多いです。

また起源については、中心となる惑星の重力によって、衛星がつぶされ(潮汐破壊)、その破片によってリングができた説が有力視されていますが、これもまだはっきりしていません。

このように、まだ惑星のリングについてはわかってないことも多いですが、それもまたロマンがあるような気がします(笑)

それでは。

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