就活ノートの写真

僕の就活は多くの人をイラっとさせるかもしれない。

こんにちは、現在神戸大学4年の青木晃一です。

久しぶりのnote投稿です。
就活の結果など、近況報告をするためにこのnoteを書かせていただきます。

まず、卒業後の進路ですが、教育ベンチャー企業で新規で立ち上がる学校事業に携わることに決まりました。
昔から「学校を建てたい!」と夢みていたので、この事業に携われる機会を頂いたことに本当に感謝です。

タイトルにもある通り、この記事では僕の就活についての細かく詳細を書こうと思います。また、最後にちょっとだけ今の就活について思うことを偉そうに書いたのでぜひ読んでいただけると嬉しいです。

なぜ、就活に関する記事を書こうと思ったのか

その理由は、自分の就活スタート時の苦労がきっかけです。

大学3年生になると、
「夏のインターンはどこ行こうかな。」
「自己分析って何?」
「外資系企業は選考が早いらしい。」
などなど、就活に向けて少しずつ考えるようになると思います。

僕自身、突然友達と塾を始めてみたり、8ヶ月もブラブラと海外を放浪したりと好き勝手に大学生活を過ごしていました。なので、いざ大学3年生になり周りの友達が就活を始めようとしているのを見てかなり焦ったのを覚えています。(大学の友達はかなり少ない方でしたが笑)

「就活って何から始めたらいいの?」と迷い、とりあえず本やネットで就活についての情報を集めようとしました。調べてみると、就活に関する本やサイトなどが本当にたくさん見つかりました。

しかし、それらの多くはたくさんの人の就活経験を集めて公開しているので、「多くの人はこんなことをしている傾向にあるよ!」というざっくりした内容が書いてあるものが多く「どのように情報を集めて、どのような行動をとったのか」まで具体的に書いてあるものはほとんど見つかりませんでした。

「就活ってそもそも何?」というのをイメージするときに、ざっくりとこういうスケジュールで動きましょう!という内容が書いてあるものを学ぶことはもちろん大切だと思いますが、それと同時に誰か1人のすごく具体的な就活の内容を見るのも大切だと思います。

そのため今回は、自分の就活を企業名以外は可能なかぎり包み隠さずここに記そうと思います。もし記事を読んで、わかりにくい部分やもっと知りたい部分があったらTwitterやnoteに質問してください。

また、内容を具体的に伝えようと思ったらすごい分量になりそうだったので、今回は大学3年生が今のうちに考えるべきことに絞っています。
もしご要望があれば、企業面接や最後に企業を選ぶ際の決定理由なんかもこの記事の後半として書こうかなと思っています。
(要望待ってます笑)

2021年卒の人に読んでいただき、参考にしてもらえる部分が少しでもあれば嬉しいです。

※普通の就活参考書に載っている方法とは少し異なる方法で就活をした方だと思います。

特に、自分がベンチャー企業の志望だったので、ベンチャー企業を目指している人に読んでほしいです!!

それでは、いきます。

まずは僕の就活の概要から

就活のスケジュール
【大学3年生】
4月  TABIPPOでインターンを開始(1年間)
12月 就活をスタート(自己分析と企業分析)
1月末  Wantedlyで企業の説明を聞く(10社)
2月  説明を聞いた中で3社選考に進む
3月  TABIPPOのインターンを卒業
4月  就職先を決定し就活を終了する
【大学4年生】
4月 ひたすら読書と映画

すごいざっくりしていますが、こんな感じでした。
4月から1年間お世話になったインターンについてはここでは割愛させていただきます。本当にいい経験ができましたし、企業とはどういうものかということを学ぶことができました。
※もし興味のある方はこちらの記事を読んでいただけると幸いです。

そしてこの概要を見ていただくと分かる通り、就活を始めるのが早かったわけではなく、むしろ遅かったです。笑
外資系を目指す人は、もっと早くから就活対策をして選考に進んでいると思います。

また、夏や秋のインターンシップは行かなかったです。これは単純にやる気がなかっただけなので行ったほうがいいかもしれません。とはいえ、1月後半にWantedlyを使って各企業の話を聞かせていただき、ありがたいことに選考に進んだ3つの企業の内2社からは内定をいただきました。(残り一社は最終面接を辞退させていただきました。)

特に、内定を戴いた会社には辞退したにもかかわらず、「いつでもうちにおいで」と温かい言葉をかけていただき、教育に関する様々なお話を聞かせていただいた社長さんには本当にお世話になりました。

はじめにしたこと(大学3年の12月)

就活を始めるにあたってまずはじめにしたことは「就活とはなにか?」を徹底的に分析するということでした。就活について考える時間がたっぷりあるなら闇雲に面接を受けまくるのも効果的だと思います。

しかし、先程も述べたとおり、僕は就活に取り組む時期が遅かったので就活にかけられる時間は、かなり限られていました。(もっと余裕を持てというクレームはご遠慮ください。)

僕の大好きな孫氏の名言で「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」という言葉があります。
就活においても成功するには、
まずは「就活とはなにか?」を知り
その後「自分のやりたいこと」を自己分析を通じて知ることが大切だと思います。

※偉そうに書いていますが、単純に就活がなにか全く理解していなかっただけです。

僕が就活とはなにかを知るために使った方法は大きく分けて5つです。

①本を読む(10冊)
②twitterアカウントをフォローする
③就活セミナーに参加する
④就活経験者(先輩)に聞く
⑤ネットで調べる

僕は特に本をたくさん読んで情報収集しましたが、自分にあった方法を使うのが大切だと思います。

ただ、社会人みんなが就活を経験します。なのである意味誰でも話せるし、人それぞれで本当に違うので、僕は就活のプロから情報を集めれる①本②Twitterアカウント③就活セミナーを特におすすめします。

※この記事自体も僕の一体験談でしかないので、軽い気持ちで見ていいと思ったところだけ参考にしてくださいね。笑

①おすすめの本
「就活とはなにか?」を理解するにあたって僕は本を読んだことが一番良かったです。
今回は特におすすめの本を3冊厳選しました。

【転職の思考法】
転職の本かと思いきや、就活生にとってもかなりおすすめの本です。
この本は物語形式なので、実用書を読むのが苦手という人でもすらすら読めると思います。業界を選ぶときにどのような点に注意したらよいかということを学べます!
就活とは少し離れますが、著者の北野唯我さんの二作目の「天才を殺す凡人」も個人的に大好きです。

【確実内定】
この本は、紹介する本の中で一番就活のテクニックについて書いてある本です。就活では、自分のやりたいことと企業の求めていることのマッチングが一番大切だと思います。しかし、それと同時にやりたいことができる企業に入るためのテクニックが必要なのも事実です。この本には面接のテクニックが細かく書いてあったので面接が始まる前に読んでおくと良いと思います。

【残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法】
橘玲さんは個人的に大ファンなので、この本を読みました。
誰もが一度は考える「好きなことを仕事にする」ということについて論理的に書いてある一冊だと思います。
似たジャンルで、ひろゆきさんの「働き方完全無双」もおすすめです。


②おすすめのTwitterアカウント
僕は結構頻繁にTwitterを見ていたので、それを活用しようと就活に役立ちそうなアカウントをフォローしました。
ここでは、特のおすすめのアカウントを3つ紹介します!
その他のアカウントは、このサイトを参考にするといいと思います。
イシコさん
就活生に知られたくないっ!
トイアンナさん

③おすすめの就活セミナー
就活セミナーで使っていたのは、Goodfindでした。ここは、「自己分析セミナー」「業界分析」「グループディスカッション対策」などを無料で開催しているのでかなりおすすめです。
(自分は3回ほどセミナーに参加しました)

また、インターンしていたTABIPPOでも就活支援サービスをしており、各地で就活セミナーを行う予定なのでこちらも参加してみるといいと思います!

自己分析をする(大学3年の12月)

就活とはなにかを学ぶと同時に自己分析をはじめました。

最初は、就活で聞かれそうなことをひたすらピックアップしてそれにうまく回答できるように練習していましたが、はっきり言ってほとんど無駄でした。途中からそれに気づき、とにかく自分の過去を深ぼることにしました。

企業は400万社以上あると言われています。自分のやりたいことを深掘って企業を調べないと、本当に途方もない数の企業を調べないといけなくなりその結果、企業の分析もおろそかになります。

自己分析は、一冊のノートに全て書いていき終わる頃にはまるまる一冊が埋まるくらいでした。「自己分析って何をすればいいの?」と迷いながらも進めていきました。

ただ、僕は小さい頃から教育業界に関わりたいという思いはブレずにずっとあったので、過去を振り返って一から業界を考えていくという感じではなかったです。そのため以下の4つを深く掘り下げていきました。
・なぜ教育業界に入りたいのか?
・教育業界で最終的に何がしたいのか?
・最終目標のために今どういう力が必要か?
・会社でどのような貢献ができるのか?(強みはなにか?)

今回は、ちょっとでも自分のした自己分析の結果が伝わるように就活ノートの内容を公開します。
※字が汚いのはご了承ください。

↑なぜ教育業界に行き、何をしたいのか?ということをまとめたページ

↑インターンの活動をまとめたページ

↑実は多くのページが気になった言葉の意味を調べたページ
※あんまり就活関係ない

自己分析で大切なことは、しっかりとノートに文字として書き残すということだと思います。自分の過去にはこういう出来事があり、将来こういうことをしたいと頭の中で整理できているつもりでも、他人に説明できないと意味がないです!まずは、文字にすることで頭の中にある考えをアウトプットしましょう。

後、実は面接のときにノートを開いて自己紹介や将来やりたいことを話していました。笑
面接が始まる前に「ノートを開いてもいいですか?」と聞くと「いいよ」といってくれるところばかりでした。(面接中に聞いたことをメモするのが一番の目的でしたが。)

また、ノートの写真には無いですがおすすめな自己分析の方法を2つ紹介します。

①メモの魔力の末巻にある1000本質問

著者の前田裕二さんは、就活時に自己分析を極めて、外資系企業から何社も内定を得たといいます。この本の末巻には、前田さんが選んだ自己分析の質問1000個が載っています。

1000個も無理だよ!という人の為に最初の100個が特に重要な質問になっているので、とりあえず100個の質問に対する答えをノートにかけるようにすると良いと思います。

②ストレングス・ファインダー
これは、30分くらいかけて質問に答えることで自分の強みを判定してくれるテストのようなものです。
この本を買うとコードがついてくるので、このコードをサイトに入力してテストを受けることができます。

通常、診断を終えると34項目の中から自分の強みを5つ教えてくれるのですが、更に40ドルほど払うと34項目すべての順番が出てくるようになります。
もちろん強みを知るだけでも十分価値がありますが、僕の場合は34項目の順番をすべて知り、自分の隠れた弱みをしれたことが特に良かったです。
自分のストレングス・ファインダーを貼っておきます。

※協調性や共感が弱みとして出てくるので独裁者のようです。


企業研究をする(大学3年の1月)

自己分析をしっかりする中で、自分は以下の就活の軸を設定しました。

①教育業界である②新規事業に携われて、裁量権がでかい(50人以下のベンチャー企業)③理念に自分が共感でき、社員さんが体現している④自分がその事業やプロダクトを愛せる⑤ITに関する※上に行くほど自分の条件として優先度が高くなります。

そのため、まずは教育業界でベンチャー企業(50人以下)の会社をひたすらリストアップしていきました。
そのときに使った方法はこの4つです。

・アマテラス・Wantedly・「50人以下 教育 ベンチャー」と検索・教育関係に勤めている友達に聞く

この結果合計38社見つける事ができました。

そして企業のサイトに飛び、事業内容、理念、場所、設立年、従業員数、募集枠を書き出して自分の軸とあっているかどうかを確認し、10社ほどにしぼりました。その10社にWantedly(企業とSNSの感覚で連絡が取れるアプリ)で、連絡を取り企業の説明をオンラインや対面でしていただきました。
(10社全てでお話を聞く機会があったわけではなかったです。)

実際企業の情報を得るには、実際にそこに勤める人に聞くのが一番早いし詳しく聞けるなと実感しました。普段は、会えないような人事の人が自分のために時間をとってくれ、丁寧に事業の説明をしてくれるのは就活生の特権だと思います。また、今は大手企業だとマッチングアプリがあるし、ベンチャー企業でもWantedlyを使って簡単に連絡を取ることができるのでぜひ利用するべきです!

しかしここで大切なことは、事前にしっかりとその会社について調べてからお話を聞くことです。わざわざ時間を作ってもらっているのに「社員さんの規模」「事業は何をしているか」などネットに載っている情報を聞くのは失礼です。

僕の場合その会社のサイトに飛んで、以下のことは最低限把握していました。
・事業
・理念
・従業員の数
・設立年
・事業規模

また、上場している企業はサイトに必ずIR(投資家に今の事業実績と今後の見通しをわかりやすく説明する資料)が載っているのでそれをみるのをオススメします。未上場企業の場合は、創業者のインタビュー記事や会社のプレス記事などを読んでいきました。

そして、この情報を集めることによって、サイトには載っていない情報を聞くことができます。ちなみに僕は毎回10個以上質問を用意していっていたので、ひたすら質問して終わることがほとんどでした。笑


※今回はここまでです。もしご要望があれば、企業面接や最後に企業を選ぶ際の決定理由なんかもこの記事の後半として書こうかなと思っています。


最後に、就活を終えて思うこと…

ここまで偉そうにアドバイスのようなこともたくさん書きましたが、僕の就活が他の人より優れているとは全く思いません。むしろ大手を全く受けずに一度も落ちずに終えて生ぬるい就活をしていたと言われたら確かにそうだと思います。

ただ、それでも僕が記事を書いて就活を公開したくなったのには、就活に苦しむ友人をたくさん見てきたからです。
売り手市場で今の就活生は本当に恵まれている」という言葉をよく耳にしますし、実際に就活氷河期の頃に比べるとどこかに入社するというハードルは低くなっているのも事実かもしれません。しかしそうは言っても、何社も就活に落ちる人はたくさんいるのは事実です。

尊敬するところをたくさん持っているのに、就活に何度も落ちることで自己肯定感が下がり「自分なんてダメだ」と考えるようになっている友人を何人も見ました。

就活では面接が重視されるので、どうしても口が達者な人が内定を獲得する傾向にあると思います。ただ、口達者ではないけど、社会で活躍する素晴らしい才能を持った人はたくさんいます。僕の友人の中にもたくさんいます。

Googleが出した調査では、フリートーク面接(質問内容が事前に全て決まっているわけではない面接)での成績と入社後の成績の相関は非常に低いという結果が出ています。就活をする中で、素晴らしい才能のある人が自分の才能に自信を持てなくなることは、悲しいで。

そんな人が少しでもこの記事を読んでコツを掴んでもらえると嬉しいです。

長い文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆さんの就活がうまくいきますように。

青木晃一でした!

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