見出し画像

【web】GoogleMapの設定変更でハマったお話

はじめまして。ゆめみ株式会社でPMを担当している古谷と申します。仕事のことはもちろんプライベートなことまで配信していければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

さて、今回初めての投稿になるのですが、タイトルにあるように「【web】GoogleMapの設定変更でハマったお話」について記載致します。なぜこのタイトルにしたかといいますと、7月よりGoogleMapの有料化に伴い、各社で様々な対応が行われたと思いますが、私が担当している案件におきましてもAPIの変更を行い、有料から無料への切り替えを「行った」と思っていたものの、実際は請求が発生してしまったという問題があったため、同じ過ちを繰り返さないよう、備忘録として残すことにしました。

2018年7月16日から課金開始

課金って書くとソシャゲー感が出てしまいますが(昔はソシャゲも担当)、7月16日からGoogleMapAPIの種類によっては費用が発生する仕組みに切り替わりました。公式の料金表は以下のとおりです。

早速担当しているアプリとwebサイトを確認してみたところ、アプリに関しては「Mobile Native Dynamic Maps」となっており、料金表を見ても月間の使用料が $0 ということで一安心。

それではwebは?というと「Dynamic Maps」となっており、このままだと請求対象になってしまうということで急遽「Embed」に切り替えたのですが、ここの部分で設定ミスが発生してしまいました。

設定に関しては以下のHPを参照し実装しました。

サイトの特性上、とあるお店の場所を指定する必要があったため、本来は、

embed/v1/place?key=YOUR_API_KEY

とすればよかったのですが、あえて以下にように設定してしまいました。

embed/v1/search?key=YOUR_API_KEY

ここの serrch 部分に落とし穴があり、以下の文章に気づかずにいたんですね・・・。

Note: Embed API requests using Place mode or View mode remain free with unlimited usage. See usage and billing for details.

翻訳すると、プレースモードまたは表示モードは無料で、それ以外は料金が発生するというものでした。

要約すると以下のとおりです。

Embedメソッド一覧
■課金が発生しない
・place:指定した場所にマーカーを付けることができる
・view:マーカーなしのシンプルな埋め込み地図
■課金が発生する
search:指定した条件の検索結果を表示することができる
・directions:指定した出発地から目的地までのアクセス方法を表示することができる
・streetview:ストリートビューの写真を表示する

今回、searchに設定したことで「embed(無料)」ではなく「enbed advanced(有料)」となったまま、約3ヶ月が経過してしまう事態となってしまいました。

現在は修正済みなのですが、損失を被る事態へと発展させてしまったことを心から深く反省し、また、アプリ、サイト運用を担当されている方には再度GoogleMapAPIの設定見直しを行うキッカケになれば幸いです。

初っ端の投稿としてはかなり重い内容となってしまいましたが、同じようなことは今後も起こりえる可能性は十分にあるので、しっかりと文章を読み理解し設定することが大事なんだと改めて思い知った次第です。

以上となります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?