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第1回 SAKE DIPLOMAコンクールに挑戦して[6] ファイナルステージの闘い

開幕

決勝の舞台名古屋へ。

名古屋に訪れるのはこれで三度目。決勝を前にして、事前に現地視察に訪れようかとも考えたが、目まぐるしく展開する日々を過ごすうち、あっという間にその日が訪れた。

現地を事前に視察することはできなかったものの、名古屋の郷土料理や地元のお酒、文化に関しては、インターネット等を通して事前にしっかりと調べていた。これも言い訳をなくすための準備。

しかし、コンクールの準備においては「もうこれで充分」ということは一生訪れることはない。

大事なのは、「今がこれまでの自分の中で最高の状態」と言えるようになっていること。それが自分のベストと考え、後悔をなくすことである。

では今回の自分はどうなのか?

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