見出し画像

「ロマネ・コンティ 2014年」の抜栓とテイスティングフルコメント


はじめに


この度、名古屋東急ホテルで開催された「リカマン ワインフェスタ 2023」大盛況の下、終幕を迎えました。

VIPルーム復活に伴い、目玉ワインとして「ロマネ・コンティ2014年」が登場。幸運にも今回、そのワインを抜栓するソムリエ役にご指名いただきました。

前半、後半と2回に渡り抜栓とテイスティングコメントをする機会に恵まれましたので、このnoteにも記録としてワインのテイスティングコメントをまとめたいと思います。



VIPエリアの様子


ワイン解説


ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(D.R.C.)は、フランスのブルゴーニュ地方 コート・ド・ニュイ地区に位置するヴォーヌ・ロマネ村にある、赤、白ワインを製造しているワイン醸造所。

世界最高峰のワイン生産者としてその名が広く知られており、そのトップのワインは世界で最も高価なワインの一つ。醸造所の名は所有する最も有名なブドウ畑「ロマネ・コンティ」からつけられています。

ロマネ・コンティは、約1.8ヘクタールの特級の格付けの畑。東南東に向いた日当たりの良い斜面にあり、ブドウ栽培に極めて適したテロワールを持つ。

ワインの平均年産は、約6,000本程度(順調な年で7,000本程度、不調な年で4,000本程度)と極めて稀少性が高く、世界一高値で取引されるフランスワインの一つです。

またその価格と稀少性の高さから、「飲むよりも語られる事の方が多いワイン」として、しばしば言及されています。ロマネ・コンティは現在、どんなに安くても1本200万円を越え、良作年の物は1本300万円以上、状態や希少性によっては1本で6000万円以上になったこともある、驚異的な存在となっています。

もともとロマネ・コンティの付近では古代ローマ時代から良質なワインが産出されることが知られており、ローマ人により「ロマネ」の名が付けられました。「コンティ」は18世紀仏ブルボン朝のコンティ公 (prince de Conti) に由来する。コンティ公ルイ・フランソワ1世は、国王ルイ15世の愛人ポンパドゥール夫人との争奪戦の末、1760年にこの畑を手に入れました。

*ウィキペディア参照

ロマネ・コンティ 2014年

 

ここから先は

2,580字 / 5画像
この記事のみ ¥ 500

最後までご覧いただき、心より感謝いたします🥂