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pyxelでサンドボックスゲームを作ってみる(終)

ちょくちょく作っていたサンドボックスゲームですが、ここで一区切りとしようと思います。
なので最後に振り返りも兼ねつつ全体の紹介記事を書いてみます。

前回のnoteは以下になります。よろしければご覧ください。


プレイヤーの目的

ゲームタイトルは「GEM SERCH」。プレイヤーはフィールドに隠された5つの宝石を探します。

宝石はどこかの岩の中にありますが、プレイヤー自身が掘り当てることはできません。その代わりにポイントを使って人間を配置し、採掘させます。このポイントは、採掘を行う(人間が岩を破壊する)ことで増加します。

プレイヤーは目的地を設定したり、地形を操作して障害を排除したりしながら介入していきます。

ゲームモードについて

フリーモード

▲フリーモードはマップの制限がなく、使用できるポイントも豊富です。また、ポイントの自動回復があるため、基本的には手詰まりが発生しません。

アドベンチャーモード

▲アドベンチャーモードは視界が制限され、ポイントも少ない状態からスタートします。上手く採掘を運営していかないと、手詰まりとなってしまいます。

ギミック

人間たち

▲通常の人間(オレンジ)。各自が内部に目的地を持っており、そこに向かって進みます。岩が邪魔している場合は壊そうとします。

▲赤人間。通常の人間が赤いキノコを食べた際に確率で変異。通常の人間よりもスピードとパワーに優れますが、たまにブロックを置いてしまいます。

▲緑人間。通常の人間が緑のキノコを食べた際に確率で変異。通常の人間よりもスピードが遅いですが、水の中でも移動ができます。

▲白人間。赤人間か緑人間が同色のキノコを食べた際に確率で変異。宝石が埋まっている岩にエフェクトを発生させます。

地形

▲岩。灰色のものは破壊可能。青いものは壊せません。

▲溶岩。隣接するマスが通路の場合は流れていきます。

▲水。隣接するマスが通路の場合は流れていきます。水と溶岩が触れた場合は黒い岩になります。これは破壊可能です。

▲幽霊。通常の敵です。人間と接触した場合は戦闘が発生します。

▲水と溶岩のスライムです。それぞれ水の目、溶岩の目から発生し、一定の期間動き回ります。最終的に自身の居る場所が通路なら水か溶岩に変更します。

おわりに

一応遊べる形には持っていけましたが、思っていたよりも作るのは難しかったです。何より、ギミックや敵キャラクターのアイデアが出てこない。
できればこの世界内で生態系が回るようにしてみたかった(極端な話プレイヤーが何かせずとも最後にはクリアに向かう)のですが、なかなか難しいです。PSP時代の名作「勇者のくせになまいきだ」はやはり偉大という事ですね(謎)。
あとはスマホでプレイしていると、ある程度時間のかかるシミュレーションのようなものよりもアクションゲームの方がとっつきやすいようにも思えました。次はもうちょっとスピーディーに遊べるものを作ろうかと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
ソースコードはGitHubに。ゲーム自体はGitHub Pagesで公開しています。
よろしければ見てやってください。


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