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pyxelゲームプレイ日記(30 Seconds of Daylight)

今回はpyxelで作られたゲームから「30 Seconds of Daylight」をプレイしてみました。完成度・難易度共にかなり高いです!

ゲーム概要

ユーザーサンプルページには「Roguelike game, and 1st Pyxel Jam winner」と記載があります。製作者はAdamさん。

内容としてはアイテムを探しつつ、敵を倒しつつ探索していくローグライクゲームです。セーブは無し。ゲームオーバーになってしまったら最初からやり直し。
そして名前を訳すと「30秒の日光」ってことですよね、たぶん。実際に30秒ごとに昼と夜が切り替わります。夜は視界が極端に制限されるので、出歩かないのが良いでしょう。

▲スタート地点のメッセージ。「鍵を探して脱出する」ことが目的のようです。

遊び方

本ゲームはGitHubリポジトリとして公開されているので、リポジトリをクローン、もしくはZIPダウンロードしてソースを入手します。

その後、pythonが動く環境で、「src」内の「main.py」を実行することでゲームスタート!

操作方法

移動(上下左右キー or WASDキー)

▲ぐりぐり移動します。ゲームスピードは結構速いかも。


攻撃(Zキー or Nキーを押しながら各方向キー)

これは少し分かりにくいかもしれません。
例えば、下図のような場合。

左にいるネズミに攻撃したい場合は、Zキー or Nキーを押しながら左方向キーでOKです。攻撃キーを押している間は、いわば「攻撃モード」となり、移動キーを押しても移動しなくなります。移動しない代わりに該当方向に攻撃判定を出す感じですね。

▲そのため、このような角が非常に強いポジションとなります。
ここで攻撃キー+左or下を連打しているだけで籠城可能です。


拾う(Xキー or Mキー)

マップにはアイテムが落ちている場合もあります。積極的に拾っていきましょう。アイテムと同じマスに移動して拾うキーでゲットです。

▲棍棒を手に入れました。左のステータスウィンドウが棍棒になってますね。

ここでついでにステータスウィンドウについても書いておきます。
上から、体力・攻撃力・防御力の順です。体力は見たまんまですが、攻撃と防御には初期だと手のようなアイコンがあると思います。これはつまり装備のことで、アイテムを拾うことでいろいろと変化します。
各ステータスの役割と特徴ですが、
体力はなくなるとゲームオーバー、一番重要なステータスです。敵を倒してレベルアップすると最大値は増えますが回復はしません。回復にはアイテムの薬を入手する必要があります。
攻撃力は敵へ与えるダメージに影響する気がしてます。ただ、ほとんどの敵は簡単に倒せるので影響はそこまで感じません。何か他の効果があるのか…?
防御力は敵から受けるダメージに影響…かと思っているのですが、違うかも。ダメージ量は変わらない気がします。たまに「攻撃を防いだ」というメッセージが出てるので、高ければ高いほど高確率でダメージを無効化する効果はあるっぽいです。

攻略のコツ

囲まれないように動く

次項にも関連していますが、とにかく死なないように立ち回るのが重要なので囲まれないことが大事です。壁際やオブジェクトの間などで敵を待ち構えましょう。

▲背中を壁につけることで1方向はつぶせます。
ゴルゴしぐさが大切です。
▲このような場所は敵の侵入が1か所に限定されるのでとても強力です。
夜はこう言った場所でしのぎましょう。


被弾は最小限に

体力の回復手段が薬を取ることしかないので、被弾は最も忌むべき状況です。相討ちで敵を倒しても状況的にはむしろマイナス。安全第一で行きましょう。

▲赤い液体が入ったフラスコが回復薬です。


夜は出歩かない

夜は視界が狭くなるので出歩いてはいけません。ゲーム側があからさまに「危ないよ」ってしてくれてるんですから、おとなしく従いましょう。

▲プレイヤーの周り1マスしか見えません。
一歩動けば接敵する可能性があります。止まっておきましょう。

無理に出歩いて「敵に出会ったら反射神経で何とかしよう」と思うのが死亡フラグ。そんなもんゾンビ映画の「こんなところにいられるか!俺は外に出るぞ!」と同じです。

反射神経ではなく段取りで勝つ

つまりはこれです。これがこのゲームの攻略法です。しっかり敵を各個撃破する、自分から接敵せずに迎え撃つ、引くべき時は引く、止まるべき時は止まる。操作テクではなく、しっかり段取りを考えて立ち回っていきましょう。

▲見ての通り敵はかなり多いです。慎重に行きましょう。
突っ込んでなぎ倒す、そんなゲームじゃないんだよ。

敵は枯れないがアイテムも枯れない(多分)

この部分は正確な仕様は不明ですが多分こうだという点です。
このゲームはいくつかのミニマップが連結することで全体マップになっています。ミニマップ移動時に敵は復活してしまうので、全滅させること、いわゆる「敵を枯らす」ことはできません。その代わり、アイテムもミニマップ移動時にランダムで出現するので、体力が減ったらマップ移動を連発して回復薬を出しましょう。

▲マップ端で反復横跳び。
アイテムを呼び込みましょう。

おわりに

さて、今回はpyxelで作られたゲームから「30 Seconds of Daylight」を取り上げました。
ゲームスピードが速いのに反して、昼/夜の切り替えで待機しなければいけない時間があるのが面白いリズムを生んでいます。そして何より難易度が高い!マップも想像以上に広く、探索の面白さもあります。
ぜひぜひ、pythonが動く環境をお持ちでしたら遊んでみることをお勧めします。結構難しくて最初はすぐ死んじゃいますが、段々慣れてきて遠くまで進めるようになる過程も楽しいですよ。

ここまで読んでいただきありがとうございます!