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pyxelでヒエログリフを描いてみる

皆さんヒエログリフはご存じですか?
古代エジプトの壁画とかに書かれているあれです。
どこかで目にした方は多いんじゃないでしょうか?

では、ヒエログリフをどう読むかは知っていますか?
「読み方は知らないけど、あれって象形文字でしょ?だから鳥の文字は『とり』って読むんじゃないの」とか思っていませんか?
僕は思っていました。でも「ヒエログリフは象形文字」というのは間違っているようです。正しくは「象形文字的な側面はあるけど、メインは表音文字」らしいですよ。つまり、日本語のひらがなのようにそれぞれの文字に音があり、それをつなげて単語とかにするみたいです。

なんでこんなことを急に書き始めたかというと、Disney+でエジプト考古学の動画を見て、ヒエログリフを勉強してみたくなって、とりあえず本を1冊読んでみたからなんですね。
ちなみに読んだのは以下の本です。

さて、この本が読みやすくて面白いのはそれはそれとして、今回のnoteは読書レビューではなくpyxelのnoteなのでそろそろ本題に。
ヒエログリフは表音文字なので研究者が制定した音があります。これはマニュエル・ド・コダージュと呼ぶようですが、これを使えば50音表が作れます。
と、いうわけでpyxelで簡単なヒエログリフエディタを作ってみました。

書ける行数は3行だけという可愛いものですが、一応50音に対応しています。

「入力切替」ボタンを押すと濁音・半濁音に切り替わります。
これとは別に「cartouche(カルトゥーシュ)」ボタン、男・女の決定句ボタンを付けています。カルトゥーシュはファラオの名前の周りにつけられた紐飾りのようなもので、男女の決定句は名前の持ち主の性別を表すのに使うようです。

「こいでみず(男)」+カルトゥーシュで入力したもの。5文字か6文字が1行の限界ですね。ヒエログリフ自体はドット絵風に直してみましたがどうでしょう?結構可愛くないですか?

以下のページから起動することができます。よろしければ見てやってください。

今回はここまで。
読んでいただきありがとうございました。


ここまで読んでいただきありがとうございます!