190515_note_ec夜会__1_

Noteトークイベント「これからのブランドの『伝え方』」に参加してきた感想!機械設計者が発信・ブランディングしないのは「必死さ」が足りないから?

今日は、noteを運営されている(株)ピースオブケイクさんにお邪魔して、イベントに参加してきました。

以下詳細。

「これからのブランドの『伝え方』」に、なんで参加したの?

参加目的は、セルフブランディングの参考にするため。

私は、本業をサラリーマンとして働き、副業をブログ等運営をしています。

その一方で、最近は、自身の市場価値を見つめ直そうとしています。

そんな中で不足していると感じたのが、セルフブランディングの能力。

自身の能力が市場で通用するのか?市場で自身の価値を認めてもらうためにはどのように発信をしていけばいいのか?

ということを考えるようになり、ちょうどいいタイミングで見つけたのが、今回のイベントでした。

働き方改革法案の施行やトヨタ社長の終身雇用が難しいというニュースを含め、サラリーマンも一会社員としてではなく、一個人としての価値を見直す転換期にきていると感じていたため、とてもいいタイミングでイベントに参加できたなと感じてます。

「これからのブランドの『伝え方』」概要

今回のイベントは以下3名にへの質問形式でした。

① Aura / 関口 あさみ さん
https://note.mu/aura

② TENT / 青木 亮作 さん
https://note.mu/aoki_tent

③ ハイモジモジ / 松岡 厚志 さん
https://note.mu/noread

【トークテーマ】
①ブランドとして情報発信をする意味とは?
②情報発信する時に気をつけたいポイントや工夫点
③情報発信を「お商売」に繋げる方法

【こんなこと聞きます】
・情報発信の効果を感じはじめたのはいつ?
・発信のプラットフォームはどうやって選んだ?
・発信ネタはいつどうやって考えてる?
・フォロワー数と売上は比例するの?
・どのプラットフォームが一番売上につながっている?

実は今回、全ては聞けませんでした!

東海道線が遅延して、30分前に到着するはずが1時間遅れでの到着となり、途中からの参戦となりました。

とは言うものの聞けた範囲での感想をお伝えしていきますね。

「これからのブランドの『伝え方』」どうだった?

まずは感想ですが、素直にとても面白かったです。

ざっくり言うと、

・商品のブランドをいかに発信して周知させていくか?

・Noteでの発信をどのように進めていくか?


というようなお話がメインでした。

面白かったのは3人ともNoteに対するスタンスが異なる点。

Noteのイベントなので、Noteがいいよ!!っていう宣伝的要素が強くなると思いきや、そんなことはなかったです。

TENTを運営している青木さんに至っては、「Noteをどのように使っていけばいいかわからない」と発言していたので、等身大のトークイベントのような印象を受け、とても好感を持てました(笑)

もちろん、使ったことが無い=わからないという訳ではなく、青木さんは、TENTの商品を自サイトで紹介し、Twitterで利用者や見込み客との交流をする。

これらを差し引いて残るものが「自分の思想」しか残らない。この自分の思想を発信し始めると、オジサン的押し付けになってしまう。そんなことをNoteで発信する?という点で迷っており、それを"わからない"と表現していました。


一方で関口さんはNoteの使い方の1つの解を持っており、自身のアクセサリーなどの作り方をNote有料マガジンで発信し、それをベースに勉強会を開き、マニュアルとして利用するなどの使い方をしているんだそうです。

無料開示できないようなアクセサリーの作り方だけでなく、レシピ等もマネタイズしやすいことから、Noteはクリエイターの手助けとなるプラットフォームであり、自身もとても助けられていると発言していました。

また、松岡さんはNote性質の違いについて着目しており、Twitterは利用者が盛り上げるコンテンツだけど、Noteは利用者+運営で盛り上げていくものであり、性質が異なる点が面白いとおっしゃっていました。

お三方とも異なる着目点で発言しておりとても面白かったですが、共通して「どのようにNoteを含めたプラットフォームを使っていくのか?」に対して真剣に向き合っている姿勢を感じました。

そして、トークイベント後に青木さんと会話させてもらったのでその内容も紹介します。

「これからのブランドの『伝え方』」イベント後、青木さんと会話



なんで話しかけたのかというと、サラリーマン機械設計者(自分含めて)は、自身の能力を個人として発信していこうという人がとても少ないと感じていて、そういう人がどのように個人として発信していけばいいのか?

そのヒントを得たいなーと思い、一番業界的に近しい青木さんに声かけさせてもらいました。

青木さんは、元々大手メーカーでインハウスデザイナーとして勤務しており、その後プロダクトデザイナーとして独立されたんだそうです。

そんな青木さんに、

「デザイナーやIT業界の方はたくさん発信しているが、機械設計者で個人で発信する人やモノを作ったりする人は少ないのが現状なんです(自分含め)。今後はもっと発信していかないと機械設計者も生き残っていけないと考えているのですが、どのように発信をしていったたらいいと思いますか?」

という疑問を投げかけてみました。

すると意外な回答を頂きました。

機械設計者が発信・ブランディングしない理由は「必死さ」が足りないから?

青木さん「実は、デザイナーやIT業界でも発信する人はとても少ないんです。更にそこから、コスト(リスク)をかけてまで動き出そうという人はもっと少ないです。そのため、発信するだけでも希少価値の高い人材になれると思います。」


「確かにそうですね。私自身も発信することにハードルを設けてたかもしれないですね。発信するだけでも希少価値の高い人材になれるというのは勇気づけられます。」


青木さん「加えて、機械設計者ってその職に就いてしまえば、それなりに食べていけるじゃないですか?デザイナーって不安定なので食べていけないんです。なので、みんな必死に発信してブランディングすることを求められるんですよね。」


「なるほど。機械設計者には個人としての能力や価値を発信していくことへの「必死さ」が足りないのかもしれないのですね。ありがとうございました。」

5分程度の立ち話でしたが、とてもいいお話がきけました。

まとめ

今後、サラリーマンの終身雇用が難しくなることが必至ですので、機械設計者としても個で活躍できる人材になる必要が求められます。

デザイナーさんのように「必死さ」をもって発信とブランディングしていくことが求められていくでしょうね。

そのためのヒントとなる今回のトークイベントはとても有益でした。



【紹介】以下ブログでも同様の記事を紹介しています。
https://koihige.com/2019/05/15/note/

KD産業~設計者の査定と年収を上げるノウハウメディア~
https://koihige.com/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?