こんにちは。

株式会社日本スマートマーケティングの民間受託サポート事務局です。

今回は、デジタル庁から公表された落札データに基づき、２０２１年度の『清掃』に関わる落札実績を分析いたしました。

このページでは、デジタル庁から公表されたデータから「調達案件名称」、「落札決定日」、「落札価格」、「府省コード」、「入札コード」を抽出して分析をしています。

２０２１年度は、調達案件名称に『清掃』を含むものが９９７件ありました。

落札総額は、約５６億円です。

１件当たり落札価格は、約５６２万円になります。

（１）最低落札価格は２０２１年４月１日の『千葉港湾事務所清掃兼油回収船免税軽油購入』で７３円で、
（２）最高落札価格は２０２１年４月１日の『防衛省市ヶ谷地区施設管理業務（清掃・植栽管理・廃棄物監理・環境保全業務）』で６３７，４００，０００円（６億３７４０万円）です。

民間受託をこれから始める方はずいぶん開きがあると驚かれるかもしれません。これは落札価格の決め方によるものです。

（１）千葉港湾事務所清掃兼油回収船免税軽油購入は単価です。この単価に仕様書に書かれた数量をかけたものが実際の落札価格になります。

（２）防衛省市ヶ谷地区施設管理業務（清掃・植栽管理・廃棄物監理・環境保全業務）は、業務全体の落札価格になります。

ですので、落札総額の約５６億円はミニマムの落札総額ということになります。

落札決定日で見ると、２月から４月に案件が多くなっています。

２０２１年４月は約１６．４億円、２０２２年２月は約１７．９億円、２０２２年３月は１５．８億円となっています。

２０２１年４月、２０２２年２月、３月の３か月で約５０億円です。

実に年間の落札価格の約８９％を占めています。

調達案件の月別件数を見てみると、やはり２月から４月に案件が多くなっています。

２０２２年４月は約２６０件、２０２２年２月は約２５７件、２０２２年３月は３５３件となっています。

２０２１年４月、２０２２年２月、３月の３か月で８７０件です。

実に年間の落札件数の約８７％を占めています。

２０２１年４月、２０２２年２月、３月に清掃案件が集中していることが分かります。

弊社は、官公庁の資格取得と資格取得後の入札サポートもしておりますのでご興味がある方は、お気軽にお問合せください。

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