ひとりの決め方・みんなの決め方

こんばんわ、小池です。

ものを決めるとき、色々あるなあとしみじみしました。ひとりで考えて決める、相手と相談して決める、集団で意見を出し合って決める。単数人称ぶんはありますね。

わたしは1人作業の多いことをやってきた…と思いながら、しかしそれは20代前半迄だったんだなぁと思い至る。なぜかといえば、自分ひとりでやってたことが、趣味ではなく仕事になりはじめたからだ。

もともと、「好きにやる」という言葉が苦手で、なにか正解を探したかったり、人の反応からフィードバックを得たかった。それは自信のなさからなのか、それとも自己満足ではないものにしたいという意識からなのか、当時の自分には渾然としていたんだろうと思う。

仕事というのは、自分のなかでアイディアがグルグルするタイプのひとにはもってこいな場であります。グルグルしたアイディアたちに、あるルールに乗っ取って、順位を付けることが出来るから。Aルールに基づくならー123の順かな。Bルールにのっとるなら、231になるな。そういう判断が出来る、仕事というのは本当に精神衛生に良いなぁと、小池は性質上そう感じるタイプだったようです。

こんなかんじの方向で、なんとなくいい感じに!とかに対応するのも面白くて好きです。(ただし丸投げの場合は、丸投げ度合いに応じたわたしの自由領域も等しく保障いただくことになるのですけれども。)

こういうのが欲しくて…でもどんな形かはわからない…というひとがいて、じゃあこんな感じですかね?とひとまずの形にして提案する。そうすると、これ!なのか、こうじゃなくて、むしろ…と次の段階に進むことが出来る。ないものを作るのだから、だんだんと詰めていく。詰めてゆけるように、言葉にしたり、参考を集めたりして、「お互いの勘違いを減らし」「見ているものが同じになるように」してゆく。相談しよう、そうしよう。

ものが出来てゆくのは、本当に面白いことです。人間の定義呼称シリーズ、わたしは、ホモ・ルーデンスがお気に入り。



サポートいただいたお金は、ラジオの運営費やイラスト・作品の創作費に充てさせていただきます!