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PER(株価収益率)1,000倍は割高??

前回PERについて記載をさせていただきましたが、投資経験全くない時はPER低いランキングから買えばなんでも儲かると思ってた時期もありました笑

PER 1,000倍の株を買う人はアホではないかと、全くその企業について調べる気にもなりませんでしたが、勉強することによってさらにもう一段投資対象が増えて嬉しく思いますので、その概要について記載していきたいと思います。

PERについては前回の記事で記載させていただきましたが計算式は
PER=株価EPSですよね!

私が株式を購入する際に必ず参考にさせていただいている投資指標です。

業績が著しく悪くなり、PERが1000倍になることはあるのですが、売上高が10億しかなくて純利益が1000万しかない企業(赤字で上場も意外と多い)とかもPER1000倍で普通に売り買いされてるんですよね。『絶対これはおかしい暴落すると思っちゃいます』

これってなんの差なのかというとその企業の成長余力によって評価されているんですよね。
もう1つ付け加えるとその成長を促すために広告や設備投資などをどんどんしているので
で1年間たくさん物が売れたとしても純利益が全く残らないということなんです。

プロダクトポートフォリオマネジメント
馴染みのない言葉かもしれませんがこれはググって調べてください笑
成長ステージによってお金の使い道が変わっていくことを私は伝えたいです笑

上場企業は株主に最大の利益を還元することが使命であるため事業で生み出したお金は株主還元か事業の拡大をします。
『近頃は内部留保が多くお金を眠らせてる企業も多いんですけどね笑』

大企業で電力や鉄道株は資産株など一度耳にしたことはあるかもしれませんが、業績が安定していて、事業の規模がある程度成熟した場合積極的な設備投資というよりは自社株買いや配当の株主還元に力を入れています。
FIREとかよく聞きますが、こういう高配当銘柄で年間4%くらいもらったらいいよねみたいな考え方も流行ってますよね🔥
3億円くらいあったら私もやりたい笑

話が脱線しましたが、PER 1,000倍の正体は超高成長銘柄ということなんです!
それを買ったら株が儲かるというのはまた別ですが笑

しかし、抑えておきたいポイントはPERの推移を例を用いてみていきましょう。

株価2000円でEPS2円の株式はPER 1,000倍
EPSが毎年倍に増えた場合
EPSが2→4→8→16→32→64→128→256…

というふうに永遠に続けばいいんですけど仮に7年EPSが毎年倍に増えた場合
今はPER1000倍なのに7年後はPER10倍より安くなるんですよね
2000円➗256円(7年後のEPS)=約8倍

7年後PER8倍になるなら今のPER1000倍でも全然安いよねと、将来の期待が現在のPERを維持していることになるので、AIや自動運転などこれから市場規模が超拡大される最先端の企業が多いイメージですね。

そのシナリオをたてて買ってみるのが株式投資の面白さなのかなと思います。

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