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PER(株価収益率)ってなに?

株式の投資をする上で1番重要な指標と言ってもいいのではないかというほど重要です。PER100倍超えると割高、10倍以下は割安などよく耳にしますが、これはどういう意味なのかPERにだけ注目して記載していきます。

PER=株価EPS(一株当たり純利益)
という計算式で求めることができます。
(EPS=当期純利益➗発行済株式数)

case 1
株価1000円でEPS100円の場合
1000➗100=10となり
PERは10倍となります。

case 2
また、EPSが200円の場合
PERは5倍になります。

全く同じ条件なら後者のcase 2の株を買うのが得策ですね。

この先から重要なことをお伝えしていきます。

そもそもPERはどれくらいが目安なのかというのは日本の上場企業を代表する日経平均株価のPERを参考にしてもいいでしょう。
現在約13倍前後で推移しているためそれくらいは株価として買われてもいいのではと考えてもいいと思います。(業種にもよるんですけどね……)

簡単に言うとPER6.5倍のものを買えば将来株価が倍になる可能性が秘めているということです。

株価が全体的に上昇していけばそういう可能性が全ての銘柄に広がっているということですが、割安で放置されたままということも多々あります。

なので株価の値動き買うのではなく
EPSが伸びていく
株式を買うのです!!!

PERを参考に購入を検討するパターンは2つあると思いますが、株価が下落した時に買うのと業績が伸びる(EPSがのびる)の2つですよね。

EPS(一株あたり純利益)が100円の株式が株価が1000円から500円に下落した場合は

PER10倍からPER5倍になるため割安というとはすぐわかっていただけると思います。

いい企業はなかなか下がらないため経済環境などの外部環境で下がったときにこういうことがおきます。
『株価がどこまで下がるかわからないからなかなか手が出ないんですけどね笑』

EPSが伸びる場合
3つの例をだしてみます。

株価1000円でEPSが100円毎年EPSは横ばい
PERは10倍

株価1000円でEPSが100円から翌年200円になった場合
PERは5倍

株価1000円でEPSが100円から翌年50円になった場合
PER20倍

単純明快EPSが伸びるとPERが下がるので割安になるということですね。

逆にEPSが下がるとPERが上がるので割高ということになります。

PERはここまで抑えればよさそうですね。

ただ、上場している株式の中にはPER 1,000倍を超える企業もあるのですが、
それも実は理由があると最近気付きましたのでそれも次書いてみようかな笑

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