サイバーエージェントの社内ベンチャーランキングをチラ見せ。

先日のWBSで社内ベンチャー特集で、サイバーエージェントの社内ベンチャー61社に対する、ランキング資料がうつっていたので文字起してみました。

サイバーエージェントはM&Aよりも社内ベンチャーへの投資に力をいれています。新事業は多くが失敗するために、明確な撤退基準を引くことで、事業への判断を早くする取り組みCAJJプログラムを導入しております。

CAJJプログラム

サイバーエージェント(CyberAgent)事業(Jigyo)人材(Jinzai)育成プログラムの略称。

CAJJプログラムとは、事業規模に伴う昇格基準や、降格・撤退基準を明確にすることで、事業成長を促進する当社独自の仕組みであり、四半期ごとの営業利益をベースに、事業フェーズを10段階に分けて管理をしています。
https://www.cyberagent.co.jp/ir/ir_bbs_detail/id=9316

■CAJJランキング

J1:営業利益25億円以上
CAVenters (ベンチャーキャピタル)

J2:営業利益10億円以上
インターネット広告事業部
Cygames (ソーシャルゲーム)
アメーバ事業部
サムザップ (ソーシャルゲーム)

J3:営業利益5億円以上

J4:営業利益1億円以上
CA mobile (スマフォ事業)
CyberZ (スマフォ広告)
CAリワード (スマフォ広告)
マイクロアド (アドネットワーク運営)
Amoad (スマフォ向けアドネットワーク運営)

J5:営業利益5,000万円以上
アプリボット (ソーシャルゲーム)
ウェディングパーク (メディア運営)
グリフォン (ソーシャルゲーム)
CCPR (キャスティング、PR)

J6:営業利益黒字化
GCREST (ソーシャルゲーム)
SIROK (サービス開発)
RightSegment (DMP運営)
アールフォース (ソーシャルゲーム)
App2go (スマホ広告開発)
CA Tech Kids (教育)
渋谷クリップクリエイト (動画制作)

J7:営業利益▲1,500万円未満
Complesso (メディア運営)
以下略

■参考情報
(株主質問)株式会社Complessoの業務内容について

■質問
どう見ても、会社を設立しなければ運営できないようなサイトではない印象でした。また、黒字を出す見込みがあるかどうか不安にもなりました。株式会社Complessoはどのような趣旨で会社として設立すべきだとの判断となったのでしょうか?
■回答
新規事業を子会社化することで、成長角度を高める文化があり、
独自の新規事業育成プログラム(CAJJプログラム※)にて撤退ラインを明確にし、より緊張感のある環境で事業を育成しております。現在、株式会社Complessoは、先行投資期間にあたりますが、CAJJプログラムに則り、収益化を進めている最中になります。https://www.cyberagent.co.jp/ir/ir_bbs_detail/id=9295


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