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本紹介📚 男女の友情はありますか?

#男ともだち  


《内容》

誰よりも理解しながら決して愛しあわない二人冷めた恋人、身勝手な愛人、誰よりも理解している男ともだち……29歳の女性のリアルな姿と彼女をとりまく男たちを描く直木賞候補作。29歳のイラストレーター神名葵は、関係の冷めた恋人・彰人と同棲をしながらも、身勝手な愛人・真司との逢瀬を重ねていた。仕事は順調だが、ほんとうに描きたかったことを見失っているところに、大学の先輩だったハセオから電話がかかる。七年ぶりの彼との再会で、停滞していた神名の生活に変化が訪れる――。

《感想》
本当に、まともなクズしかいなくてめっちゃ好きになりました。
中でもハセオがカッコ良すぎて、中でも6章の最後、愛情の意味が私は胸を打たれました。
私も愛情とはと聞かれた時にそう答えられる漢になりたいと思います。
ただ色んな女性に手を出すのは、、、私にはあまり興味が湧かないです。。。

千早茜先生の作品は本当にまともな人ではない、どこか生きにくいを感じながらでも、性に、お金に、仕事に、何かに対してしがみつくように生きてる男女が多くて、読んでてもワクワクして、読み終わったらいつも面白かったと大声を出しちゃいます。

次はクローゼット。ではまた。

《一言》
浮気はどこから?という話は、付き合ってすぐにするほうがいいです。信頼関係が構築してからだと、そんなの聞いてないということが多々あるからです。
一緒に食事したら?手を繋いだら?キスをしたら?SEXをしたら?心が向こうに行ってしまったら?

あなたにとって、浮気、とはどこからですか?

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