【仕事紹介】「ライブ制作」って何してんの?①〜さぁ、ライブをしましょう!〜

最初の方の記事を書いてからというもの
三日坊主よろしくなかなか次に進むきっかけを見失っていましたが
遅ればせながら本筋に進みたいと思います。

今回noteを始めるきっかけにもなった「ライブ制作」っていう仕事に就きたい
的なことを言われることが増えたこと。
音楽系の仕事に就きたいけどそもそもどんな仕事があるか分かんない。
という人がとても多いであろうこと。

幾分私の主観的な書き方にはなりますが紹介していこうと思います。

<そもそもライブ・コンサートに関わる仕事は何があるか>

画像1



ザーーーーックリになりますが。もう、、、↑これです。

色々ネットで「コンサート 仕事」とかって調べてみたんですが
どれもこれも・・・なんかリアルさに欠けるので自分で作りました。笑

なんか「ツアーマネージャー」だとか「コンサートプロデューサー」とか
これからの仕事を探す方々の目を引きやすい肩書きだとは思いますが。。。
なんか違うな。と。

ここでのお話はあくまで自分がやってる「ライブ制作」に関しての説明ですので
そこが中心になっているのは悪しからず。。。

とはいえ、これだけではわからないと思いますので
ここでは、あくまで現在主流な(多分日本のコンサートの8割くらいがこれ。) コンサートができる上でどういう話の流れで
1つのコンサートやツアーが出来ていくかを簡単に説明します。

まず、アーティストさん、及び、所属プロダクションが日々の活動の中で
「よし!〇〇年の●月あたりにライブツアーをしよう!」
と、いう話になったとします。

すると、取引のある自分のような職種「ライブ制作」を生業としている人に
相談が来ます。
そして、プロダクション担当者(主にマネージャーさん)や、
場合によってはアーティストさんご本人と、相談の上、
だいたいのスケジュール、会場規模、予算規模などを決めていきます。

そこから、「ローカルプロモーター」さんの登場です。
 (僕が今の仕事の前に名古屋で勤めていたのがこれです。)

ローカルプロモーターさんは一般的に「イベンター」
という職種名で呼ばれることが多いです。
が、僕はこの仕事の経験者の1人として、
この呼び方があまり好きじゃ無いので使いません。
いつか理由を説明するときもあるかもしれません。笑

制作から
「◯月〜◯月くらいの間で、だいたい〇〇人収容くらいの会場規模で、
会場のスケジュール当たってもらえませんか〜?」
と、全国各地のプロモーターさんに相談します。

ここが最も大きなローカルプロモーターの腕の見せ所の1つです。
例えば、「800人ほど入るライブハウス」とか、「1500人ほどのホール」
などと言っても、会場の特色は様々です。
極端な話、ちょうど良い日程で1500人くらい収容のホール
のスケジュールが取れたとしても、普段クラシックだったり、
合唱コンサートだったりしているところで、
ゴリゴリのロックバンドのコンサートをする訳にはいかないからです。

ライブハウスでもそれは同様で、長きに渡って地域に根ざして来た
プロモーターと、ライブハウスの特徴。
アーティストさんの成長過程において立っておくべきステージ。
様々な理由や条件をもとに、プロモーターさんは会場の選定をします。
かつ、希望の日程付近を捉えていかなければいけないので
1番最初の「会場を用意する」と、いうことが1番大変であり
1番大切な要素だとも考えることができるのです。

そしてそして、制作の元に各地の会場スケジュールが全て集まってきます。
そこで制作がスケジュール組みを行います。
例えば、同じ週末の土日でなかなか取れない福岡の会場と札幌の会場が
ゲットできる!っと、なったとしても、、現実的には厳しいです。

身体だけ行こうと思えば、飛行機でひとっ飛び出来ますが、
様々な機材や舞台装置なども一緒に行けなければコンサートは開催できません。
そういう要素も加味しながら、、、
「あ、この日福岡で、次の日広島、、、その後大阪ができれば・・・
一連の移動行程で3箇所回ることができるな・・・」などと制作は考えパズル
を組み合わせていく訳です。

さぁ、ツアースケジュールを組めました!

・・・全然まだ説明できていませんが長すぎるので
次の記事に続く・・・

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