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21世紀も戦後を引きずる日本

1945年8月15日が終戦の日
または、敗戦の日です。

今年2021年は、戦後76年目になるんですね。

それでも、いまだに
僕ら日本人は、戦後だなぁと思います。

戦後、日本は「欧米に 追いつけ 追い越せ」
という目標を掲げて、人材育成などに
取り組んできました。

そして、高度経済成長を果たしました。

・1945年8月15日 大東亜戦争 終戦
・1958年12月23日 東京タワー完成
・1964年10月1日 東海道新幹線開通
・1964年10月10日 東京オリンピック
・1969年5月26日 東名高速道路全面開通
・1970年3月15日 日本万国博覧会

戦後の焼け野原から
わずか、13年で東京タワーを建設し
19年で高速鉄道を開通させ、オリンピックを開催

24年目には、高速道路を
そして、25年目には万国博です。

このように目覚ましい発展を遂げ
「東洋の奇跡」とまで言われたんですね。

そして、迎えた80年代中期には、
バブル経済が始まります。

世界第2位の経済大国にまでなりました。

それでも、やっぱり
ヨーロッパでは、アメリカでは、海外では

では では では
他所の国では、・・・なのに日本は、・・・

この考えが戦後のままだと感じるんです。
グローバリストたちは、これが大好きですよね。

世界第2位の経済大国となった
80年代中頃から90年代
すでに、戦後 目標にしていた
「欧米に 追いつけ 追い越せ」は

その時、達成されていたんですね。

その後、「燃え尽き症候群」に
罹患したかのように
日本人は、熱意も意欲をも失い
どこに向かうべきかを見失った。

そんな感じに見えます。

「人生に目標を持つべきだ!」
という考えがあります。

個人的には、大いに結構なことだし
僕も今、「未来の世代に素敵な日本を残したい!」という
中二病的な目標を持っています。

個人の目標というより
国家的目標になるのかも知れません。

これは、最終的な目標ではなく
今より、もっともっと先の未来に向けた目標を設定して
今の目標は、単なる通過点としていないと

燃え尽き症候群に罹患してしまうのかも知れない。
そんなことを考えています。

僕は、今の戦後を引きずった日本から
未来の世代に残せる素敵な日本に変わったら
その後は、目標を持たないで20代の頃のように
ただただ楽しく、気楽に生きていこうと思っています。

現在、日本に蔓延するネオリベラリズム
新自由主義ですね。

この新自由主義に染まって
「今だけ 金だけ 自分だけ」
という考えに、取り憑かれた人たちが
多い気がします。

質が悪いことに、影響力を持った人たちが
「今だけ 金だけ 自分だけ」という
考えに取り憑かているケースが特に多いのかなぁと。

この「今だけ 金だけ 自分だけ」という言葉は
経済学者で東京大学大学院農学生命科学研究科の
鈴木宣弘教授の言葉なんですが。

前総理大臣の安倍さんも
戦後レジームからの脱却
憲法改正などとは言っていましたが

残念ながら1つも果たせないまま
出生率を下げ、国民所得を下げ
消費税だけを上げて終わりました。

それを許しているのは、僕ら国民です。

国民1人ひとりが、戦後から脱却して
もう一度、成長路線に戻れるよう
自分の頭で考えるようになってくれたらなぁと
思っています。

そのために、経済の基本的なことを
これからも、伝えながら

誰もが 楽しく 豊かに生きられる
そんな日本になるよう、生き続けたいと思います。

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