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習慣形成のスタートラインにあるもの

◆ゴール設定は明るく・楽しく

ここまで話してきた、習慣を作る5つのコツですが、実は先に持たないといけないものがあります。
夢・目標・ゴールです。

習慣化の前に、夢や目標をしっかりイメージできてないと、モチベーションが下がってしまい続きません。

でも、「目標なんですか?」って聞いても、「わからない」という人が多いんですよね。
目の前にあることをこなすので精一杯で、夢なんて考えられないという人が。

モチベーションが本当に高まるの?と思う目標を作っている人もいます。
社会人でいうと、年収○○○万円にしたいとか、売上をいくらにしたいとか。
学生でも、テストで何点取りたい、何々高校に進学したいなど、数値化しやすいことに偏ります。

確かにそれも大事なんですけど、人っていうのは感情で生きる生き物なので、自分の気持ちにフォーカスするのが、ポイントです。私の師である原田隆史先生は、「私・有形」「私・無形」「社会他者・有形」「社会他者・無形」の4観点で描くことの重要性を唱えられています。

どういうふうに毎日を過ごしていきたいか、どんな気持ちで学校や会社に通いたいか。
たくさんの友達に囲まれて楽しく過ごしたい、家族との時間を大切にしたい、など、自分の周りの人との関係性をどうしていきたいか、その感情をみつめましょう。

「自分が自分が」ではなく、同僚・友達・仲間、親・子供のために何をしたいか、そのために頑張れることが沢山あるはずです。

◆人に伝えることで、モチベーションは劇的に高まる

夢や目標が決まったら、どんどん人に発信しましょう。
「俺は奥さんや子どもたちにこうなって欲しい」「仲間にこうなって欲しい」「親の老後をこうしてあげたい」と、周囲の人たちに言えるようになると、その人の感情はとてもポジティブになっています。

あとはそこから自分自身をどう大事にしていけるか、有意義な時間を過ごすための、生活リズムを規則正しくしていきましょう。

やる気・モチベーションは、目標を作った段階、人に伝えた段階、習慣化ができてきた段階と、プラス行動の積み重ねで、どんどん高まっていきます。パートナーやグループからのフィードバックもどんどん活用しましょう。

ここまでくれば、「連休明けしんどいですっ」と言ってた人も、生きていくことの充実感が高まり、連休明け直後とは天と地ほどの差が出てくると思います。

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