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事業承継コラム第7回:辛い心情を打ち明けられない若手経営候補者

現在若手の経営者候補数名に個人コーチングをしています。

彼らが抱える不安には、

・自分で稼ぐことのキツさ
・売上があがらないこと
・資金繰りの恐怖
・社員や取引先とのコミュニケーションの仕方

など、頭では理解していても、経験しないと腑に落ちないものばかりです。

ある人は、仕事の方向性が見えない、仕事がやっつけ仕事になって目の前の仕事をこなすだけでいっぱいいっぱいになってしまっています。

「JC(青年会議所)活動やっていますか?」伺うと「そうなんですよ〜。土日も潰れて、嫁さんにも子どもにも悪いことをしてるんですよ。」と、こぼします。真面目で誠実で熱い方が多いのです。
そのような「社外活動がメインになりつつあって、まずいと思ってるんですけど、社業へのスイッチが入らないんです。どうすればいいかなぁ?」と質問されます。

私はこう答えます。「同世代とか、後輩を味方につけて、飲みに行ったりしながら交流をはかって、自分はこういう風に会社をして行きたいから、一緒に頑張っていこうというやり方で自分のチームを作っていくべきですね。巻き込み力です。」と話します。

しかし、時間がない、暇が無い、なんとかが無い、出来ないって思考がガチッと固まってしまってる場合が多いように感じます。

そのような思考を、柔らかくしてあげて、ちょっと前向きにがんばってみようかなと思わせる、第三者的なコーチの存在が必要です。

現経営者とこれから社業を継ぐ人の気持ちも分かる人が、話を聞いてあげてアドバイスをして、気づきを引き出してあげるという役割が重要だと思ってます。

株式会社ポールスターコミュニケーションズ http://www.pole-star.me

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