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高収益企業のキーエンスの商品開発を分析する

日々、発想法の研究をしています。いろいろ分かってくることがありますのでこの記事でもタイミングをみて紹介していきたいと思います。

まずは前回の記事に関してですが、1歩上の「集中力」がアイデアや発想を出すためには必要とお伝えしました。

これはスポーツの世界で聞かれる「ゾーン」と言われるものです。この状態を、企業が意図的に作れるようになれば、どんどん売れる商品のアイデアは出てくるようになります。

さて、今回のテーマ。新大阪駅前にそびえ立つ特徴的企業。徹底した情報管理でなかなか情報を出さない企業としても有名な高収益企業のキーエンスの商品開発に関してです。

なぜ、この会社が「ものづくり企業」とされている企業にも関わらずこんなに高収益なのでしょうか。それは、圧倒的な「商品開発力」に加え、さらにそのもとになっている全社で作り上げた「仕組み」があるからなのです。

よく言われることですが、「仕組み化」する重要性。それを徹底しているように思います。

実際、我々の想像を超える驚くようなところまでマニュアルとして決められ、徹底されているからなのです。全てマニュアル化され、定量化されているので、工夫する余地がないのも少し考えものではないかとも思いますが。

・新製品は7割以上が「世界初」か「業界初」の製品の研究開発力
・顧客さえも通常気付きにくいような便利な機能や使いやすい商品を提案する

更に、それに加えて、外部の声として圧倒的に多いのは、「営業ノウハウがすごい」というものもあります。

「キーエンスの本当の強みは製品開発とその製品を売るときの戦術にある」
キーエンスに約20年在籍したOBの方の実際の声です。両方をうまくまとめていると思います。

コンセプトを明確にしているので、
・製品を説明しやすい(『世界最速』など製品のコンセプトがしっかりしている)
・営業マン個人のメリットも、相手先の導入メリットも開発に組み込まれているので、販売戦略を立てやすい

まとめると「新製品の営業のしやすさ」と「商品の魅力」が、営業力の強さに繋がっている、ということなのです。

最後に補足ですが、「ものづくり企業」であるがこれだけ収益率が高い理由は、製品の研究開発と営業に集中し、実際の生産は他社に委託しており、低原価、低コストを実現しているからなのです。

これらを実施するには、お客様のニーズをしっかりと把握し、それをスピーディに製品化し、その良さを理解できる(価値の分かる方)クライアントにしっかり伝えられている、ということが重要なのです。

そして、この元になる力が、「気付く」力です。

そのためには、前回、お伝えした一歩上の「集中力」が重要なのです。是非、日々、一歩上の「集中力」を目指して、磨き続ける努力をされてはいかがでしょうか。

この分析が当たっているかは、実は重要ではないと思っています。

ヒット商品を飛ばし続ける企業はどこもこのような組織として、企業としての「仕組み」を持っているのです。

今後、情報をいろいろ得ていますので、今後もその分析を紹介していきたいと思います。

【参照】東洋経済オンライン 2018年12月28日配信「年収2000万円!謎めいた「キーエンス」の実態」

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北宏志(きたこうじ)

人材育成に関わるセミナー・研修講師、中国ビジネスアドバイザー。人材育成・組織開発や現地での経験を活かした中国ビジネスが専門。株式会社ポールスターコミュニケーションズ代表取締役。
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