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消しゴムはんこを始めたキッカケ

※こちらは音声アプリStand.fmの音源を文字起こししたものになります。音声版はコチラ↓


こんにちは、こじまのはんこやのこじまです。
本日は、普段よく聞かれる質問に応えてみたいと思います。本当にね、めちゃめちゃ聞かれるんですよ。それはこんな質問。

「消しゴムはんこ始めたきっかけってなんですか?」

ふむふむ、わかります。やはり日常生活の中で突然、消しゴムはんこ作りをやろう!とはなかなかならないですから。そりゃどこかのタイミングで始めるきっかけというものがあったはずです。

幼少期から消しゴムはんこをやっていたんでしょー?という風に思われる方も多いんですが、大学生ぐらいのときに消しゴムはんこ作りを始めたんです。(小島は現在28歳)

こじまは現在、こじまのはんこやという消しゴムはんこのお店をやっていて、お店をやっちゃうぐらいですから…なんとなく大昔からやってるんじゃないかっていう風に思われがちなのですが、本格的に始めたのは7年ほど前、大学時代からなのです。

きっかけは本当に偶然でした。


大学3年生の時…
やはり、大学生ってなんだかんだで時間にゆとりがあるわけです。授業と授業の合間では数時間も暇な時間がありますし、3年生にもなってくると、学校自体も週に3回ぐらいしか行かなかったり。
という感じで、空き時間がすごい増えたな〜という体感があり、この暇な時間たちをどうしたものかしらと、ぼけぼけしながら考えていました。

そんな中、

もともと小島は、絵を描くのが好きだったり、文房具が好きだったり…そもそもデザイン系の大学に通ってるというのもあるんですけど、そういう芸術的なことはもともと好きだったんですね。

それで、暇だなと思って文房具屋さんにふらっと立ち寄ったんです。そうしたら、唐突に消しゴムはんこ用の消しゴムと、スタンプインクが沢山並んでるコーナーがあって、「う〜ん暇だしやってみよう」ぐらいの感覚で、材料一式と、消しゴムはんこの作り方が載っている本を1冊買かいました。

それからいざチャレンジするわけですけど、最初はほんとにめちゃめちゃへたくそで、一晩中の時間をかけてひとつのはんこを彫るというペースでした。(今はひとつ彫るのに30分かからないくらいなので・・。最初はとてもゆっくりだったことがわかります。)とにかく難しいなと思いながらも、自分が描いたイラストが消しゴムはんこになっていく様みたいなのがすごく面白くて、のめり込んでいきました。


それから大学で、地元の特産物を用いた商品開発をしてみようという授業があって、大学の辺りは麦が有名だったので、麦の農家の方々の温かみみたいなものをパッケージで表現したいなと思って、商品タイトルの字体を消しゴムはんこで制作してみたりして、そのあたりから、自分の技術が良い感じに活かせてるのかなぁと思うようになりました。


それから、友達の誕生日に似顔絵の消しゴムはんこをプレゼントするようになっていきました。まさか自分の似顔絵のはんこを作ってもらえるとはみんな思ってないので、渡した瞬間にめちゃくちゃ驚かれたり、心から喜んでくれてる姿を目の当たりにして、これはすごいことだ、自分の作ったものでこんなに人が喜んでくれるなんて!と、はんこの力に逆に私が驚かされた経験でした。

(初めてプレゼントした似顔絵はんこ)


そのときに「想像よりも喜んでもらえた」というある種の感動を覚えたこじまは、後に消しゴムはんこのお店「こじまのはんこや」を立ち上げて、似顔絵はんこを販売するようになりました。

そんなこんなで、ひょんなことから消しゴムはんこのに出会い、今に至るというこじまでした。

お店を始めたあたりのエピソードはまた後日・・・。

ありがとうございました!

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