こんばんは！こじみきです♡
こじみきの20代の話シリーズで、
希望者のみインスタのフォロワーさんに共有しましたが、感想に"共感"の言葉や涙しました！
との言葉を頂けて何だか嬉しかったです。

本当にありがとうございました♡

今後の展開もお楽しみに〜！

まだ読んでいない方はvo.1からどうぞ👇

では今日も書いていきます〜！
モデルを目指して、名古屋でバイトを掛け持ちしつつ学生をして土日にモデルを目指して活動した私。

福山さんとの出会い。

mixiで人に会う中でプロフィールに
「不動産・経営者・エステサロンオーナー・海外」みたいなキラキラしたプロフィールの人に出会いました。

その男性を福山さん(仮名)とこのブログでは呼びましょう。

新宿の今でもある昔ながらの喫茶店で待ち合わせ。知らないおじさんに、気を許して「私がモデルを目指していること」「学校で美容を学んでいること」「東京で人脈を広げようとしていること」「お金を稼ぎたいこと」

などを20歳なりのプレゼン力で話した。

そしたら福山さんに

「僕がオーナーをしているエステサロンに行ってみたら？TVにも出てる有名なエステティシャンでその方に会ってみたら？

マッサージもすごく上手だから一度受けてみな！」

(TVにも出てるエステティシャン？！ちょっと怪しいけど気になる！！)

「行きます。」

と直感で、会いに行くことを決めました♡
次の東京に来るタイミングでエステティシャンの方の下に行く日を決めて、福山さんとはお別れをした。

何だかワクワクした。

ゴッドハンドの技術に惹かれて

待ちに待ったエステティシャンの方に会う日。
ドキドキして荻窪駅で降りてサロンに向かう。

道を間違えて最初に中華料理屋さんに行ってしまったっけ笑

扉を開けると優しい綺麗なオーラの女性が
待っていた。

「お待ちしてました♡」

早速、エステを受ける。私が大好きなオイルのオールハンドマッサージ。インド式だと言う。

サロンにはCIDESCOの免許もあり、施術を受けて本当に上手な事がすぐにわかった。私は当時大学で、The エステティック的な技術(東洋か西洋か？といったら西洋式)を受けていてあまり好きじゃなかった。

なので、THE 東洋！的なダイレクトなマッサージはどストライクで好みだった♡

プロのエステティシャンの名前は、あゆみさん。
あゆみさんの施術を終えてから私の現在の状況を話す。

話終わった後で彼女が提案したのが

「エステサロンを開業して、モデル活動したら？」

と。　　

(カイギョウ？！)  

私の頭は・・・？！？！

全然追いつかなかったけど、あゆみさんの技術が学びたい！！と思った。

なので、「あゆみさんの元で技術を学びたいです！」と伝えた。

この時の唐突な決断が私を後に、何回も救う大きな武器を作った。

東京に通う２つの目的、そして3ヶ月の修行への決断。

そこから東京に来る目的が２つになった。

モデル活動とエステティシャンとしての修行

サロンで勉強をした後はそのままサロンに泊まらせてもらったりもした。漫喫より落ち着いた♡

あゆみさんの講義は凄くわかりやすく、
全ての講義にワクワクした。最初は技術だけだったけどセールスの方法など後にビジネスに生かせるようなことも教えてくれた♡

・・・

短大卒業後、学生は2年の予定だったけど
1年通った後、休学をすることになった。
それは、21歳の歳だった。

学業はお休みした年に、遂に私はエステサロンを開業する覚悟が決まった。

「あゆみさん、私21歳のうちに起業したいです。9月から3ヶ月間、東京で修行して12月から名古屋でサロンをオープンしたいです。

3ヶ月間、あゆみさんの元で修行させて頂いてもいいですか？」　

「もちろん！東京で待ってるね♡」

淡々としていて、ポジティブで
絶対否定はしない、あゆみさんはいつも人生にワクワクしていて憧れの存在だった。

東京に通い始めてから初めて信頼できる人に出会った気分だった♡

3ヶ月の起業までの修行の日々。

名古屋の家を解約し、トランクに必要最低限の荷物を詰めて東京に来た。サロンオーナーの福山さんがシェアハウスを横浜に持っているからそこに無料で住めるよ！と言って向かった先は

何と中年の男性2人が住んでいて、
私の部屋は襖で区切られた和室だった。

(え！無理だ〜！！！😂😂😂😂😂)

せっかくのシェアハウスだけど、一睡もできず、
福山さんには断って、あゆみさんに相談した。

すると、

「サロンに住んでもいいよ♡実は布団もあるんだ！」

救われた♡と思った。荻窪のサロンはマンションを区切って作っていたので水回りやキッチンもあり問題なく住める環境だった。

エステベッドで3ヶ月寝た。　
なかなか快適に過ごした。朝起きたらすぐに仕事用のタオルを畳む。

食事も最初はお粥とか鯖缶を食べていたがエステティシャンの先輩に食事はきちんと取りなさい。とアドバイス頂き、3ヶ月で自炊の習慣もついた。

10:00-19:00までお客様の施術があり、隙間時間で、あゆみさんの講義を受ける。値段設定や集客方法などを教えてくれた。
約10年前なのでSNSもなく、アメブロで情報発信を始めたりした。

東京にいる特権を生かして〜アフター7活動〜

19:00に仕事が終わると、すぐに片付けと着替えをして総武線に乗り込む。向かう先は新宿・六本木。得意のmixiを使って、起業のヒントをくれそうな社長さんや経営者の方を尋ねる。

オススメの本を教えてくれたり、
六本木ヒルズの森タワーの上にあるライブラリーに入れてもらったり、Twitterで見つけた発信力のある美容師さんを見つけて会いに行った日もあった。

(今は10年近く経って美容師業界で有名な方になりましたが当時ブランディング力が凄いアシスタントでした！今でも唯一ご縁が繋がっている方です♡)

人に1対1で会う日と、mixiで見つけた大人数で集まる異業種交流会にも頻繁に顔を出した。

Facebookの友達がどんどん増えて行った。芸能界の方もいたし、経営者の方もいたし、とにかく起業する為に修行をしていることやモデル活動をしていることを人に話した。

3ヶ月間はとにかく毎日必死で生きていた♡
キラキラした東京生活が楽しかった。
あっという間に東京の3ヶ月の修行が終わり名古屋に戻る日が来た。

東京の修行で学んだ6つのこと。

①松竹梅の原理
②クーポンでの集客
③自己投資という言葉
④ブランディングという世界
⑤エステの技術と知識
⑥根拠のない自信

私が今思い出して出てくるのがこの7つ

①松竹梅
∟ビジネスの常識だとは思うけど、金額設定をは決めるときに3つの金額を作る。人は真ん中の金額を選ぶので売りたいものは真ん中に持ってくる事。

②クーポンでの集客
当時は"ハッシュタグ検索"とか"インスタ広告""インフルエンサー施策"などはなく、グルーポンとかくまぽんとかクーポン会社を約3社契約して新規のお客様を呼んだ。そこから継続の営業をするという方法。(今ならやり方は違うかも)

③自己投資という言葉
mixiで出会った社長の中で六本木の素敵な場所によく連れて行ってくれる藤田さん(仮名)という方がいた。ご飯やカフェはいつもご馳走してくれるのだが、森ビルのライブラリーに会員の連れとして入る入館料1,000円は自分で払うように言われた。

「自分の経験のために払いなさい」

と言われた。自分の人生経験に投資する。という感覚は初めてで、少し良いものを食べたり飲んだりするのは"自己投資"にもなるという意識は今も持っている。

④ブランディングという世界
私のアフター7活動中に出会った美容師さん。寺村さん。寺村さんと初めて会った日、0時過ぎに六本木のスタバで待ち合わせをして起業についての話などをした。2時頃にうどんを食べよう！と彼に言われて向かった先は

夏木マリプロデュースの「つるとんたん」

メニュー表をみて、ほぼ1,000円超えのメニュー。きつねうどんが700円台。めちゃくちゃ大きなどんぶりで出てきたうどんに驚いていた私を見て。

「なんでこのうどんがこの価格で売れると思う？これがブランディングって言うものだよ。ブランディング次第でものは高く売れる。」

と寺村さんが教えてくれたのは凄く印象的でした。しかも彼自身がそれを実行していたから説得力がありました。今も大活躍されています。

⑤エステの技術と知識
これを学びに東京に来たので当たり前ですが毎日５-7人の体を触っていると、手が記憶して何が気持ち良いか？どうしたら肩こりや腰痛や浮腫みが消えるか？など感覚でわかってきました。

そして、リンパの話やセルライトの話もお客様き話し続けていたら、スラスラと施術をしながら美容の話ができるようになっていました。

手に技術をつける。という最強の武器ができたように感じました。

また知識をつける際にあゆみさんにもらった宿題は同じテーマの本を5冊読むことだった。
どれも本質は同じ本を複数読むことで知識がより入った。
よくプロフェッショナルになるために同じテーマの本を20冊読みなさいと言う教えがある。それに近しいことを実践させてもらった♡

⑥根拠のない自信

21歳で社会経験ゼロの私が何故起業出来たのか？

根拠のない自信があった。
のはハッキリ覚えています。起業する前に、両親にも経験が無いのにそんな事出来ないよ！と反対されましたが(またも😂)技術に絶対的な自信があったし、あゆみさんの元で学べば絶対大丈夫！！

という信頼もありました。笑笑

今思い出すと、無理したけどあの時の勢いと行動力は自分でもよくやったと思う。
無事3ヶ月の修行後になる

12/12にBeauy support salon美優花をオープン

21歳ということは内緒にして
20-60代まで幅広い層のお客様が顧客になってくださいました♡ 

Beauty support salonにしたのは、
エステサロンは頼られるところではなくサポートする場所で、美しさはサロン+普段の生活習慣で作られるものだと思ったから。

美優花は
美しく、優しい、花のような女性を生み出したかったから♡誰かの名前みたいに愛されるサロンにしたくて付けました。

(お客様には、私が美優花さんって言う人だと思われていました笑)

あの時のお客様の何人かは未だにFacebookで繋がっていたりご縁があるので本当に嬉しいです。

サロンは1年で閉じましたが、
はじめての起業、ビジネス、個人事業主の経験がエステサロンで本当に良かったと思います。

私を信じて通ってくださった当時のお客様の皆様。本当にありがとうございました♡

そして未熟な私にたくさんのことを教えてくださった皆様に感謝します。

熱がこもって長くなりすぎました！笑

ちなみに所々入ってるエステの施術写真はモデルが当時のサロンのお客様で、施術してるのは私です♡

この時からモデルさんとカメラマンさんにはご縁がありました♡ありがとうございました♡

続
2022/02/14 3:00AM