「おいら、冬休み中に毎日算数の勉強をする!」と言った小学1年生が、びた一文、テキストに手をつけなかったけど、それを咎めずに、彼のライフスタイルにあわせて「毎日算数勉強」に上位互換させる方法
○「冬休みの目標」に毎日算数のテキストをやる、と書いてしまった、ボーイ@7歳●
こんにちは、kojinです。2児のパパです。
40代になると「自分の幸せの総量」を数値的に確認します。
「健康であること、家族と一緒に思い出を作ること」
これに尽きるかな、と。
その回数はどれくらいか、を自分の年齢から逆算するようになりました。
スティーブ・ジョブズみたいに世の中に何かを残せるわけではない、
っと少し諦めの開き直り。でも、自分のできることをやろう、っと。
自分の器は、周りの人を楽しく安心して暮らせるようにすること、かな。
だから、今健康な時に、できるだけ家族との時間を大事にしようと思っています。
職業柄、私は、比較的子どもの学校生活にもコミットします。
いわゆる、育パパです。
「学校の勉強」というものに対する強制と放任のバランスを考えながら、
子どもの教育にも関心をもっています。
ワイフに訊くと、
今年の冬休みの宿題は、
・テキスト
・自由研究
・冬休みの思い出
・スキーの履き方
など盛りだくさん。
今だから、少子化だから、尚更なのでしょうか。
私が小学校一年生の時、こんなにやったかな、と思うほどです。
中でも、
「冬休みの目標=自分で目標を立てて、これを実践する」
という課題もありました。
ボーイ@7歳は何を書いたか、というと、
「毎日算数の勉強をする」
私:
「おーすごいこと書いたな、、たぶん無理ゲーだよね」
っと思ってましたが、
ビンゴでした。
冬休みが終わり近づく現在、まったくテキストに手をつけていません。
「おいら、冬休み中に毎日算数の勉強をする!」
っと言っていたのは、冬休みの初日、クリスマスイブのときのみでした。
○子供ができないことを叱らずに、彼のライフスタイルに応じて動機づけをすること●
正直、「毎日やる」というのは、
大人でも難しいことですよね。
できないのは初めから分かっていたことでした。
それをできないからって咎めることは、とてもできません。
でも、
「書いた以上は実践する」
というのは大事な資質でもあるかな、
っと親のエゴもあります。
また、ボーイ@7歳は、算数と科学は比較的好きな方なのです。
・市内の科学館の年間パスポートを買ったり。
・ドラえもんの学習シリーズ(算数)をずっと読んでいたり。
・A4紙を細かく長方形に切って、お金を作ったり(この世界観ではビリオンダラーです)。
だったら、その「好き」を伸ばしたいですね。
僕らはほぼ毎週、科学館に行きます。
規模にもよりますが、そのアクティビティは新鮮味があり、何度行っても飽きません。
各ブースには、図書コーナーもあり、そこには科学に関する本がたくさんあります。
まだ小学生なので活字は難しいですが、
マンガなら楽しく読めますよね。
ボーイ@7歳は、最近
「アンパンマン → ドラえもん」
にスライドしました。
その興味から、
「ドラえもん学習シリーズ(理科や算数)」
を貪るように読んでいます。
また、僕らは、昼ご飯を買うために、
大型スーパーに寄ったりします。
年末年始の商戦からか、
「50%オフ」「7割引き」
なんていう表示も見ます。
すると、
ボーイ@7歳
「あれ、なーに?「%オフ」ってどういう意味?」
なんて訊いてきます。
この瞬間が、子どもの算数の勉強であり、
そしてそれにわかりやすく説明することが、親の責任だと
私は考えます。
とはいえ、小学生が理解するように、物事を言語化するのは本当に難しいですね。
私は、あれこれ手数だけは多くして、説明すると
ボーイ@7歳
「ふーん」
とは言いながら、的を得ていない表情をしていました。
でも、帰宅すると、
自分でお金(ニセ札)を作り、
そこには「何%オフ」なんていう表示もあります。
そんな作業を2時間3時間もやっていると、十分に勉強だなーと思うほどです。
○ これからは、「数学力」「妄想力」「やり抜く力」をトレーニングしていく●
まとめると、
「「冬休みの目標=毎日算数テキストの勉強」は、
●市内の科学館に行くこと。
●ドラえもんの学習シリーズ(理科と算数)を読みふけること。
●途中にあるお店の販売表示に関心をもつこと。
●これらの一連の行動をアウトプットすること
(紙をお金にして、割引表示なども書くこと)。
に上位互換できる、と思うのです。
AI時代、数学の重要性はいうまでもありません。
また、望んだことすべてがロボットでできる以上は、
人間に求められるのは、それをデザインすること。
つまり「妄想力」が重要だとも言われています。
僕らは一億総国民、「妄想教育」=ドラえもんを受けています。
今後は、ますます
「あんなこといいな、できたらいいな」
の思考法が重要になると思うのです。
また最近では、
「グリット(Grit)」=「やり抜く力」の重要性がうたわれています。
『やり抜く力GRIT(グリット)』は世界的なベストセラーになっていますね。
「才能」や「IQ」ではなく、
たとえそれらが備わっていても、それを、
「継続するほどの粘り強さ」
がないと達成できない、と。
つまり、単純な学力で示される認知能力より、
非認知能力が大事だといわれています。
学校のテストで示される数値的な評価より、
「自分で決めて言語化したことをしっかりと実践できる自制心」
が何より重要だと思います。
彼が好きなことを徹底的にやりながら、
無償のお手伝いや有償のお手伝いの違いを押さえながら、
ボーイズたちと楽しく勉強していきたいと思っています!
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