登壇者の一人、TO-REN2代目編集長のYuさんと対談しました!

 こんにちは、「こじらせ東大生の恋愛相談会」のNです。駒場祭まで1週間を切りました!当日のタイムテーブルが決まり、準備は最終段階に入りました。今回の記事は、登壇者の一人である、TO-REN(東大式恋愛勉強法)2代目編集長のYuさんにお話を伺った時の様子をまとめたものです。ぜひ最後までお楽しみください。

TO-RENとは?

 TO-RENとは、東京大学で結成され、「恋愛革命を通じた人類と社会への貢献」を理念に活動する団体です。
 初代編集長であるヤジマさんが、恋愛やコミュニケーションに悩む中で恋愛の勉強会をするようになり、2018年に有志の東大生でその団体を引き継いだのがTO-RENです。理論を東大内から広げるために慶応卒のYuさんが編集長をするようになったそうです。そして、500人以上の恋愛相談にのる中で、恋愛はマズローの高次欲求(自己実現)を叶えることができるものだと気がつき、恋愛についての見識を社会に広めようとしているそうです。
 TO-RENは、誰もが気になるような浅い情報をHPに掲載し、その内容が気になった人にYuさんのLINEを登録してもらい、より深い情報を提供する、という手法をとっています。そうすることで、恋愛のプロだということをしっかりと印象づけ、心の中の深い悩みなどを打ち明けてもらいやすくしているそうです。
 また、今後はTO-RENの活動をビジネスに発展させ、よりたくさんのことを計画したいと考えているそうです。それは、恋愛市場は「痛みの深さ×人数」だけの大きさがあるけれど、そこにしっかりと手をつけられていない現状があるからです。

Yuさんに「こじらせ」についての見解を聞いてみました!

 私たちの考える「こじらせ」という状態は、恋愛のPDCAサイクルがうまく回っていない状態のことです(前回の記事「はじめまして、こじらせ東大生の恋愛相談会です」を参照)。Yuさんによると、付き合う前にこじらせている場合、大きく分けて「いろいろな人にモテようとしている場合」と「相手視点が抜けている場合」の2パターンがあるそうです。確かに、八方美人になると、特定の相手は作りにくそうですし、「恋人がいる」という状況を重視するあまり相手を単なる自分の状態を変える道具として見ている人もいそう、ですよね。その結果、努力の方向性を間違ってしまうそうです。例えば、女性目線では安心感のない、ブランド物で固めた尖った服装をしてしまうとか。でも、「相手は感情を持った同じ人間である/人は幸せになりたい生き物である」という本質が分かっていれば、表面的なノウハウに走らなくなるし、相手にとって心地よい行動をとることができますよね。結局、これが一番大事なことなのです。

恋愛フレームワーク病に陥らないためにはどうすれば良いか

 恋愛フレームワーク病とは、付き合うのならば〇〇をすべき、という考え方のことです。例えば、「男の子からLINEが来たら、すぐに返さず間を置いた方がいい」といったことが挙げられます。
 このような「恋愛では〇〇すべき」という考えについてはインターネットで調べればたくさん出てきます。しかし、これは受験数学において難しい問題しか解かず、基本をおろそかにするようなものです。そうすると、もちろん難しい問題は解けず、受験に失敗してしまいます…。(実際にこれで現役時代にどこにも受からなかったNには耳が痛い話…笑。)そうではなく、まずはコミュニケーションの基本を知って、その後、各自のケースに合わせていくべき、とのことです。
 また、自分が恋愛フレームワーク病に陥っていることに気付くことは難しいそうです…。実際に、Yuさんは、ヤジマさんに言われて気付くことができたそうです。つまり、多いフレームワーク病の人は、「相手視点」が欠けていることが多いようです。

最後に

 以上、TO-RENの2代目編集長Yuさんとの対談の様子でした!Yuさんはとってもイケメンで、気さくで、コミュ力の高い方でした!
 2019年11月22日に、駒場祭でYuさんも出演して下さいます。みなさんぜひいらして下さい!