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ドキュメンタルの全体的な感想②

前回の記事を細かく書いていきます。

様々なコンテンツがある中で取り上げたくなるくらいのものではあります。

松本人志さんの影響が大きいとは思いますが。



・松本さんの発言が興味深い。

これはIPPONグランプリと一緒ですね。

松本さんが監修の立場にいて、コメントをしているだけで大きな価値がある。

それぞれのシーズンのエピソード1はほとんどが出演者紹介で終わるんですが、
そこが1番の見どころかもしれません。

松本さんが出演者の選定に大きく関わってると思うのですが、それぞれの芸人さんの特徴を言ってくれます。

この芸人はゲラだ。
万能タイプだ。
大喜利が全然できない。

この分析がまず面白いですね。
「松本さんは芸人をこう見てるんだ」という視点を与えてくれます。

なんなら、出演者選定会議を見せてくれても面白いと思う。


ていうか、
キャスティング会議自体をもっと流してほしいというのが僕の希望です。
アメトーーク!の芸人ドラフト会議は面白いですよねー。人が笑いを作る大事な部分だと思う。

構成作家になるしかないんですかね。

あと、松本さんが1人で笑ってる時間が長いのも面白いです。

・芸人力が如実にわかる。
(自分の好き嫌いがわかる)

大喜利とか漫才とかコントとかいろいろコンテストがあるけど、それらは芸人さんのある一面を評価しているに過ぎないと思っていて、


ドキュメンタルは比較的、多くの面を見ることができると思う。


基本的には笑わせるという攻撃と
笑わないという防御の2つの力
ということになると思われがちだけど、

それ以外の部分が見れるのも面白い。


ただ優勝を狙うのであれば、3つくらいネタを仕込んで、守りの姿勢で人とは関わらないようにして、いざというタイミングで
ネタを投じるというパターンがいいと思う。

でも、実際はバラエティだから、そうゆう訳にはいかない。

コンテストであるけれども、コンテンツでもあるので、観ている人を楽しませなければならない。


そこで、自分が笑うのを恐れず、ネタを振ったりツッコんでいく姿に芸人を感じるし、面白い。

生き様が見れる気がするんですよね。

笑いへの姿勢というか。


そこで守りに入らない人が僕は好きだ。

僕は、飲み会とかでゲームをする時、勝ちにこだわって無難な山手線ゲームをすることがあるけど、恥ずかしくなってしまった。

僕はツッコミ的なポジションを担う時が多いから、無難にこなしてツッコミをいれるような立ち回りを考えていましたが、


ツッコミのフジモンさんも後藤さんもそんなこと気にせずガンガン絡んでいくし、
時にくっきーさんも場を回すことを気にするし。

自分もアクティブに生きていかねばと思った。


・テレビやラジオとの差はあまりわからない。

有料会員への配信のみなので、
「放送コードがない」というようなことをよく言われる。


たしかに、テレビやラジオで流せないような内容もやっているんだけど、

笑いどころというか面白い部分はテレビやラジオでも流せるような内容だと思った。


脱いだり、NGワードがないなんでもありな状態で、しょうもないことが面白くなってしまうという構造はあるかもしれないですね。

そう考えると笑いの表現はテレビやラジオでほぼほぼできてしまうのでは?と思うのでした。

予算的な問題はあるんでしょうが。


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