副業

「この世界の秘密が知りたい。」第2章 福岡嫁探し編

ジョブウェブの佐藤孝治です。本質的なキャリア支援サービスを実現するために、現在は毎月20人の枠でキャリア面談を行なっています。詳しくはジョブウェブ代表佐藤孝治のキャリア面談を受けてみませんかをご覧ください。

さて、3ヶ月前に佐藤孝治のキャリア面談を受けて、実際に行動を起こした林原龍太さんから近況報告をもらいました。自分のキャリアストーリーを発信して、いろんな方と会ったら、いろんな可能性が広がったようです。

それでは、林原龍太さんの近況報告をご覧ください。

◯ここまでのあらすじ

こんにちは、林原龍太です。
以前、「この世界の秘密が知りたい。」といったタイトルでJobwebに記事を掲載いただいた者です。

↓第一話はコチラ。
https://www.jobweb.jp/blog/student/2049689/21205?fbclid=IwAR04yDbERN3DNv96KJTR_A2eYh39L3ZqlFLh8L0fIBuLWmb1B-D8e2dKVwM

起業が頓挫して、「今、自分は人生で、何が大切なんだっけ」
と思っていたのが3ヶ月前。

今回は、後日談になります。
こんな記事を書いていた人物が、その後何を選択してどうなったのか。。。

◯たった一つの問いに、導かれる。

2018年12月某日のお昼、僕はある小部屋にいた。

記憶を辿り思い出すその映像には、ノスタルジーを感じさせるオレンジ色のフィルターが掛かっている。僕にとって特別な色で映像が思い浮かぶのは、それだけ特別な出来事だったからだろう。

そこは、ある人のオフィス兼自宅だった。

当時、迷い続けていた僕が、大きな決断をするための最良の手段として取った方法は自分が人格者だと感じる人にたくさん出会っていくことだった。

コネを使い倒し、高校の先輩から上場企業の経営者まで、ジョブウェブの記事経由で連絡していただいた方も合わせて2週間で15人ほどアポイントを取らせてもらった。

その中の1人、数年前にほんの少しだけ会話をしたことがあるだけの人が僕の目の前に座っていた。会うのは7.8人目だった気がするが、他の人たちとは違う空気感を肌で感じていた。

「選択を悩んでいるとのことだったけど、今ある選択肢をぜんぶ教えてくれる?」

僕は、その時考えていた選択肢...具体的には自分の作った会社を用いた事業プランや、転職先の候補などを7.8個提示した。

すると少し芝居掛かった様子で、彼は言葉を並べた。

「じゃあ今から、君は魔法が使えます。もしもどんな願いごとでも叶うなら、何を願いますか?どんな願いでも、何個でも叶う。どうする?」

それは、唐突に来た。そして瞬時に、僕は回答した。
「他には?」

また、回答した。
「他は?」

また、回答した。
「他は?」

また、回答した。
「他は?」

いよいよ10秒ほど考え込んでしまい、瞬時にはもう出ないことを悟った。

「それじゃあ今出たものに優先順位をつけてみよう。1番は?」
「結婚です。」

「2番は?」
「地方に住むことです。」

「3番は?」
「海外に住むことです。」

「4番は?」
「事業を成功させることです。」

「いいね。選択肢になかった答えだね。じゃあ具体的にはまずどこに行く?」
「福岡にいきます」

「次は?」
「沖縄」

「次は?」
「北海道、岡山、広島、タイ、イギリス、カナダ、アメリカ」

こうして、僕の嫁探しの旅ははじまった。

◯福岡で、嫁を探す。

2019年1月、福岡に降り立った。
知り合いが1人もいないところからのスタートだったので
事前に東京の知り合いから5人ほど福岡の人を紹介してもらっていた。

そこから、仕事を得て、2ヶ月ほど働いてから次の土地に移動する。
そういう生活をはじめた。

福岡に着いてからはとにかく色々とあった、まず家がないので泊めてもらう人を探したり、村にいったり、何気なく話しているおじいちゃんおばあちゃんが経営者だった。

なんてことをしながらも、きっちり嫁探しを進めてもいた。
とはいえそんな簡単に見つかるわけもなく...と思っていた矢先。
福岡で仲良くなった人に合コンを開いてもらった時、出会ってしまった。

出会ってから過ごすうちに、僕の今回の旅の本当の目的が見えた。
結婚ではなく、理解者探しの旅だったんだと思う。
心で繋がれる感覚を持てる人が、欲しい時期だったんだろう。

◯問いに立ち戻る

さて、そうなるとこの旅はどうしようか。本来の目的は達成されてしまったしな..。

そう、僕はまた迷い始めた。
たった3ヶ月で1周してまた悩み始めてしまっていたのだ。

でも、こういうときに相談できる相手を僕はもう知っていた。
例の魔法使い先輩に、また、問いをもらった。

「今から、1年間、なんの制約も無く自由に、なんでもできます。まず最初にやるとしたら、どこで誰と、何をしますか?」

また瞬時に僕は答えた。
「元の会社に戻って、事業売却か黒字を一緒に成し遂げる」
そう、途中で降りていた船に戻りたくなった。

その冒険を成し遂げない限り、次には行けない。その冒険をもう一度楽しみたい。また、あの仲間たちと進みたい。
それが、今の自分が最もやりたいことだった。

その答えが出たあと、なんだか、全てを悟ったような…不思議な気分になりました。

だって、人生における選択肢は無限にあって本当になんでも出来る、"なんでもアリ"なんだって分かったのに、海外でも地方でもどこでもやっていけるし、何にだってなれるって。そこまで視野を広げたのに、ぼくは前の会社を選んだ。

つまり、これが今の自分にとって本当の最善の選択だという納得や、ここまでの運命線が絡みつくような物語性に、心が震えてしまったんだと思う。
これが、人生なんだなって。『今、めっちゃ人生してるわ』って。

一応その次にやりたいことも、今はなんとなく考えてはいる。
黒字経営の会社を買い、経営をすることだ。

◯さいごに(お願い)

というわけで、ここまで読んでいただきありがとうございました。
フィクションでもなければほぼ脚色もしていないので、本当にこんな感じの数ヶ月を歩んでいた人間はいます。(笑)

前回、ジョブウェブに記事を投稿いただいてからお会いさせていただいた方、みなさん普段自分が会えない方ばかりでとても興味深かったですし、見識も広がりました。定期的にこういった形で、まだ、ここにない出会いをしていく活動が出来ればと思っております。

もし、ご興味お持ちいただけた方がいらっしゃれば、ぜひお茶など誘ってください。ここに書ききれなかったことも何でもお話します。

さいごに1つお願いですが...
副業を募集したいと思っています。人事、新規事業など色々経験はあります。もし業務委託で何か出来ることがあれば、ぜひお仕事のお話もお待ちしております!

以上、林原龍太さんからの近況報告でした。

キャリアの悩みはいろいろな解決策があります。副業を始まるというのも一つの方法ですね。林原龍太さんにお仕事をお願いしたいという方、情報を提供できるという方、同じような体験をしているので話をしてみたいなどなど、こちらのエントリーフォームからエントリーいただければ幸いです。


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