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#20代マーケピザ 養成所第3回「決算書から企業のビジネスモデルを読み解く」の個人ワーク

こんばんは!

今日は僕が現在所属する #20代マーケピザ 養成所の第3回の個人課題の提出日になります。

第3回定例会の課題は

「決算書から企業のビジネスモデルを読み解く」

というテーマになっております。

課題についての詳細はこちらをご覧いただければと思います。

このnoteをこの個人ワーク期間だけで30回くらい読み直した気がします。

そのくらい今回のお題はめちゃめちゃ難しいです。。。

まだまだ解像度は低くパワポをそのまま載せると、伝わらないと思ったので、要点とその補足を今回は書いていきます。

今回のアジェンダについて

選んだ業界とその理由 
その業界内の企業の分析(1社目)※ 
その業界内の企業の分析(2社目)※ 
その業界内の企業の分析(3社目)※ 
業界の課題と自分達がその業界に新規参入するなら何をするか

選んだ業界とその理由について

選んだ業界
消費財(化粧品)業界

選んだ理由
①広告出稿量が1位の会社が業界1位だから
僕が第1回で立てた計画のテーマは「売上の上げられるマーケターになること」です。
僕は今広告代理店で働いているので、広告を使って売上を上げられることの解像度が上がれば、今後の業務に活かせるようになるのではないかと考えました。

②今後の仕事のアウトプットに活かせそうだから
広告出稿量が1位の会社が業界1位である業界はいくつかあったのですが、僕の「売上を上げられるマーケターになる」ということの意味は「クライアントの売上を上げられるマーケターになること」です。
なので、現在の僕のクライアントと関連度の高い消費財(化粧品)業界を選びました!

企業①花王株式会社

【選定理由】
①業界1位だから
③売上が3年間伸び続けているということ。

【ビジネスモデル/業界の立ち位置】

(花王株式会社2018年度決算説明資料)

花王はソフィーナやKANEBOなどの化粧品やビオレなどのスキンケア製品、エッセンシャルなどのヘアケア用品、アタックなどの衣服用洗剤など生活に関する幅広い商品を販売することで売上を立てています。

中でも海外展開をしているアジアでの化粧品やアタックなどの衣服用洗剤のファブリック&ホームケア事業に関しては前年と比較してもかなり大きく成長をしております。

業界での立ち位置としては、日本の消費財メーカーを牽引する企業であると感じました。

【企業の強みと今後の課題】
企業の強みとしては、前述した通り、幅広い分野で消費者と接点を持ち、売上を拡大することができることが大きな強みであると読み解きました。

(花王株式会社2018年度決算説明資料)
ただ化粧品、スキンケア、ヘアケア、ヒューマンヘルスケア、ファブリック&ホームケアを含めたコンシューマープロダクツ事業は日本においては2017年との2018年の対比では売上が減少傾向にあるのが課題として考えられます。

僕自身の今回の軸である広告という点では、2018年に発売したPYUANではデジタル広告のみで販売をおこなっており、選ばれるための施策としてwebでのプロモーションを中心に設計がされていることがわかりました。

企業②株式会社資生堂

【選定理由】
①業界1位の対抗として2位の企業はどのような戦略で経営しているのか知りたかったため。
②売上が伸び続けているため。

【ビジネスモデル/業界の立ち位置】

決算書を見て、資生堂一番の特徴は、地域ごとに事業が分けられていることであると思いました。

日本以外の事業の合計の売上金額は、全体の46%とグローバルなビジネスモデルであることがビジネスモデルとして特徴であると考えられます。
※花王27%、コーセー25%

またトラベルリテール事業は空港の税関などでの販売のことを指しているのですが、こちらの打ち上げは35.4%増加しており、新しい売上の軸になりつつあります。(確かにSHISEIDOのロゴは空港の税関に必ずあるイメージあります。)

世界で勝てるグローバルビュティーカンパニーへというスローガンを掲げており、日本では花王に次ぐ2番手ではあるが、世界の視点から見るとSHISEIDOが1番のように感じられる。そのような立ち位置なのかなと思いました。

【企業の強みと今後の課題】
なので、企業の強みは世界各国で売上を立てることができることだと考えております。

花王よりもリーチ出来る分母としては現段階では多いと考えられるので、2番手から1位に上り詰める戦略としてはかなり強い戦略だと思いました。

また、利益率の高い商品に注力して販売しているというところも強みとして大きいのではないかと思いました。

課題としては世界視点で見ると、まだまだグローバルな企業ではないため、世界のユーザーに対して選ばれていない事が多いということが課題として考えられます。

企業③株式会社コーセー

【選定理由】
①1位と2位よりも利益率が高かったため
前回のマーケティングタウンをでも感じたように、利益率が高いということは1位と2位とは違う戦略でおこなっている可能性があるなと思い選定しました。

【ビジネスモデル/業界の立ち位置】

ビジネスモデルとしては、コーセー自社の商品での展開に加えて、買収した米タルト社の売上と大きく分けて2軸からなり、化粧品とコスメを軸に販売をおこなっております。

業界の立ち位置としては、花王と同様に日本で販売をメインに行っている大手の立ち位置だが、花王よりも化粧品とコスメに絞っているため、化粧品業界というイメージが強い会社という印象を受けました。

【企業の強みと今後の課題】

コーセーの強みは2014年に米タルト社を買収したことにより、販売網が広がったことにあると思いました。

販売チャネルが拡大されたことにより、北米での売り上げは安定して増加し、その他の地域に関しても、米タルト社欧州や豪州でのEコマース等による販売が好調だった結果、175%増へと繋がっております。
またブラジルなどの中南米にも出店しており、1位、2位とは違った路線での販売もおこなっております。

課題としては、花王や資生堂と比較すると商品の幅があまり広くないため、1ユーザーの使用するアイテム数に限りがあることにあると思いました。

業界の課題と自分達がその業界に新規参入するなら何をするか

【業界の課題】
・日本の人口増加率の鈍化により、分母が前よりも増えていかないこと。
・商品の多様化により、競合が増え続けていること。
→上記により、日本での新規顧客の創出が難しくなっていることがが考えられる。

そのため、市場全体通して、海外展開や商品の幅を広げることが主流となっていると考えられます。

【その業界に新規参入するなら何をするか】

まさに僕のクライアントも今同じ課題にぶつかっているなと改めて思いました。

現状のままでは、広告費用を多くかけ多くの人にリーチできた会社が勝ち続けるままになってしまうと思うので、新しい意味付けや新たな接触点、新たな海外の国の展開をおこなうことで、計画ができたらと思いました!

まだまだ分析の解像度がかなり低いので、9月4 日の  #20代マーケピザ でしっかり勉強して、グループワークに臨みます!

今(9月1日深夜未明)見たらギリギリまだ残りあるみたいです。

9月4日のイベント気になる方はこちらから


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