Youtubeの再生回数を増やす秘訣は?

こんばんは!10日ほど経ってしまいましたが、2月13日にConnect.(コネクトドット)というデジタルマーケティングの勉強会に行ってきました!

Connect.(コネクトドット)とはデジタルマーケティングの勉強会のイベントを企画、主催している団体で今回はその第4弾となります。

今回のテーマは「ギアを踏む、ソーシャルメディアマーケティング」と題して、SNSマーケティングをテーマに3人のトップマーケッターの方のお話を聞きました。

その中に良いマーケッターになるためのヒントがたくさんちりばめられていたので、3回に分けて記事を書いていきます。

今回はYoutuberとして再生回数やチャンネル登録者数を増やすにはどうしたらいいのか?

というテーマのお話をレポートしていきます。

この記事をおすすめできる人
①Youtuberとして既に活動しているが、中々再生数が伸びない人
②Youtuberとしての活動をしようと思っている人
③すべてのマーケッター

ダンスのプロデュースや映像制作を行う集団CDA.inc

最初に登壇されたのは、ダンスのプロデュースや映像制作をおこなっているCDA.incの代表取締役社長をしている藤原理奈さんが自身のYoutuberとしての経験を基にお話をしてくださいました。

余談ですが、「全てのアーティストが夢を実現できる社会を作り共に感動と幸せを提供する」というこの会社のミッションがとても素敵だなと思いました。

藤原さんについて詳しく知りたい方はこちらから

さて、本題に戻ります。

今回は藤原さんがYoutuberとしてチャンネル登録者数4,000人に到達するためにおこなったことについてのお話でした。

まずはYoutuberのタイプについて。

藤原さん曰く2つのタイプに分かれるそう

①エンタメ系

これはヒカキンさんなどのような面白いコンテンツ。クリエイター自身がヒカキンさんのように有名であるということが条件

②知識系

こちらはお役立ちコンテンツのような人が欲してるコンテンツ、つまりニーズが存在するコンテンツのこと。こちらはクリエイターの知名度は関係なし。

なので、まずはニーズのある②知識系コンテンツから始めるのが良いとのことでした。

4つの視点から動画作成を考える

知識コンテンツを始めると決めたら、次は3つの点から動画を作ることを考えていくのだとか

①自分の好きなことを知る
藤原さんはダンスが得意なので、ダンスのコンテンツを作ることに

②近しいYoutuberがいないか検索する
ダンスのコンテンツを作ろうと思った時にYoutubeの中でダンスのコンテンツを検索してみると、ダンスダイエットのコンテンツに可能性を感じた藤原さん。なぜならそこにはYU-SUKEさんという有名な人が一人いるだけでその人の独壇場になっていたから。

③自分のポジションを決める
YU-SUKEさんという強い競合はいるけど、YU-SUKEさんの年齢は30代男性、藤原さんは20代女性。

そこの違いから、コンテンツを20代女性に受けるポップなものなら勝機があると考え、

その世代をターゲットとしたダンス×ダイエットコンテンツを作ることにしたそうです。

この3つって

①自分の好きなことを知る(Company)、
②近しいYoutuberがいないか検索する(Customer)、
③自分のポジションを決める(Competitor)

と言い換えられると思ってて、自然と3C分析になっていて、ビックリしました。

言い換えると

自分のできることや強みを知って

それを市場にニーズがあるものに変換できるとしたらどんなことなんだろうと市場を見て

その中で自分ならこれをUSPにできると思い、動画を作る。

基本中の基本ではあるのだけど、3Cを自分の言葉に置き換えて考えるっていうのはやったことがなかったから、今後やってみようと思います。

④「とにかくやってみる」
とにかくやってみる。やったらやりっぱなしにせず分析して改善する。

コンセプトが固まってきたらやること

こうして作る動画が決まり、何本かを作ってみて、なんとなくコンセプトが決まってきたタイミングでやることが3つあります。

①友人のアドバイスを反映
動画をまっさらな状態で見た人がどのように感じたのかを聞く。

これって意外とできていないなと思っていて、僕ら広告マンだったら広告のクリエイティブを見てもらったり、実際にサービスを使った感想を聞いたり、LPについて触ってもらったりとか、

いろんな人の意見を聞くという行為って管理画面を見てばっかりだと怠りがちだったと再認識しました。

②製作コストを意識する
動画制作にどのくらいの時間をかけて、どのくらいの価値が生まれたのかを意識する。

この場合だと、曲を決める、ダンスを踊れるようにする、構成を考える、撮影する、編集するのように

動画制作という1つの言葉にはたくさんの行動が伴うと思っていて、

行動レベルで見た時に、どのくらい時間がかかり、どのような価値を生み出せてるのかを

考えるってすごい大事なことですよね。

③データを見てひたすら改善
ここの「ひたすら」という言葉がとても重要だと思っていて、スピード感を持って、どれだけ改善できるのかなんだなと思いました。

マーケティングは改善行為。という言葉が僕はとても好きなので、ここでも同じことが言えるなと思っていて、

仮説を立てる(この曲は今売れているからこの曲を使えば見てくれる)→検証(動画をアップする)→結果(あんまり見てくれなかった)→仮説(タイトルがわかりづらかった)→検証(タイトルの前半に動画の特徴を入れる)→結果(再生回数伸びた)→次の仮説へ

のように仮説→検証→結果→仮説というのをどれだけ向き合ってスピード感を持ってできるのかが重要なんだなと思いました。

マーケティングは自然とやるもの

藤原さんのお話にあったこの3つのことは色々なことに活用できるし、マーケティングの本質そのものだなと思います。

まず、動画を2つのタイプに分けるというのはこれは他のSNSにも言えることだなと思っていて、

twitterとかも知識系とかのお役立ちコンテンツの方がエンゲージメントが高かったという経験をしたことがあるのは僕だけではないはず。

そして今回一番の学びは「基本をいかに忠実にそして愚直にどれだけスピード感を持ってできるのか」ということ

日々の中でつい基本を忘れてしまいそうになることもあるけど、市場と競合、自分たちが出せる強みを理解し、仮説を立てて、検証する。

その中でターゲットの意見を聞き、コスパを考えて、また新たな仮説を立てる。そしてその仮説を検証する。

この繰り返しを日常になるくらいまで常に意識して、アウトプットしていく。

日夜これだけを考えてもいいくらいマーケッターとして大事なことだと再認識させられました。

まだまだ今回のConnect.(コネクトドット)とはSNSのマーケティングについて、もっと言うとマーケティングについての学びがたくさんあったので、あと2回お付き合いいただければと思います。

おわり

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1日の終わりを最高にエモく過ごしたい方はこちらも読んでもらえると嬉しいです。














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