hàmme
日常風景のよしなしごとを書き綴ったコラム
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続けてKANさんの話です。 継続的に応援してて、かつライブにも足繁く通ってたアーティストが居なくなるという事例は、自分の中では初めてのことなので、自分の中で整理をつけるには時間がかかりそうです。ていうか、整理なんてつくのでしょうか。 というわけで、KANさん最大のヒット曲といえば、泣く子も黙る「愛は勝つ」(シャレでなく、あの曲弾いたら泣いてる子が一瞬ほんまに泣き止んだことがある)でありますが、ファンの方なら今さらな話ですが、あれは膨大な名曲のほんの氷山の一角です。ほんまに一
自分が今までライブに最も足を運んだアーティストって誰だっけ、って考えたら、実は、KANさんでした。ライブは20歳代の頃から30歳代の前半にかけて、特によく行ってました。あれだけ好きなマッキーじゃないんです。すみません槇原さん。 KANさんとの出会いは御多分に洩れず、「愛は勝つ」。この曲、著名な某アーティストが「初めから最後まで全部がサビ、みたいな曲。こんな曲書けません」なんて絶賛していましたが、本当にそうですね。ご本人も「ベートーベンのような曲を作りたかった」みたいなことを
世間的にはお盆休みになりました。 自分も、ここ2日は久しぶりのゆっくりした1人の休日。自宅でゆったりしながら、音楽聴きながらダラダラしています。 1人で過ごす時はわりとピアノものの音楽をBGMにするのですが、今回は、わりと長くお気に入りなピアノものをちょこっと紹介してみようと思います。 ピアニストのお気に入りなピアノものとなると、読む方も、ほう、どんなのを聴いてるんだ?と、なんとなくハードル上げられてる気もしないではないですが、そんかマニアでもないので、その辺はご容赦くださ
僕がピアノを習い始めたのは小学2年生の時。1984年の6月のことでした。 ちょうど、こどものいなかった母方の叔母が妹のためにピアノを買ってくれることになり、ところが、ピアノをしたいと言ったのは自分の方で(なんでそう思ったのかは覚えていないのですが)、それならばと、母親が知り合いを伝って見つけてきたM先生のピアノ教室に通うことになったのでした。 隣家でとてもきれいなアジサイの花が咲いていました。 当時はこどもの数も多くて、小学校も7クラスくらいあり、同級生もたくさんいた中で、
ひさしぶりに文章を書きます。 文章を書くのは大好きで、昔にブログをしていた頃はわりと頻繁に更新してましたが、SNSがいろいろ増えてきてからは、日々のつぶやきや浮かんだことを即座に発信できることで、まとまった文章がなんとなくうまく書けなくなってしまった気がします。 自分のことを振り返りながら、考えながらまとめていくのは、反射的な発信と受信に慣らされた状況下では、大事なことだなと改めて思う今日この頃。 坂本龍一さんが、この世からいなくなってしまいました。 まだ実感が湧きません
かねてから準備を進めている新しい作品集。 現在、ジャケットデザインと音源のマスタリング作業の真っ最中です。 アルバムの標題が決まりました。 4月、桜の頃にリリースする予定です。 標題は「à bientôt」(アビアント)です。 フランス語で「またね」という、別れの挨拶を意味する言葉です。 アルバムのアートワークは、前作に引き続き、yohaku. のハシモトレイコさん。 シンプルさの中に深みがある、レイコさんのデザイン。今回も、いろいろなアイデアを考えてくださっています。
更新がかなり久しぶりになっています。自分の備忘録的な感じになっていますが・・・。 さて、現在、コロナの3年間を経て、ライブ活動もぼちぼちと再開しながら新しいアルバム作りを進めています。3年前から書き溜めていた曲や、新たに書いた曲、録音した曲を推敲しながら、どの曲を入れるか考えています。 今回のアルバム、今までの2枚とは少し趣が変えていこうと考えながら作っています。 基本的な路線は変わりませんが、純粋なピアノ曲のみならず、ピアノを軸にしながら、いろんなバリエーションの曲を入れ
連休は実家に帰ってのんびりしています。 普段なかなかできないことなので、実家周りをゆっくり散歩してみました。 自分が幼少期からずっと過ごしていた場所を、改めて巡ってみると、思い出すこともあれば、新たに気づくこともたくさんあるものですね。 子どもの頃は、この小さな町がものすごく広く思えたものですが、おとなになって戻ってくると、こんなに小さかったのか、と改めて思ったりします。小さい頃は、小さな町のいろんな場所を別の場所に見立てて、広い世界を想像して過ごすのが好きな子どもでした。
明けましておめでとうございます。 新しい年になりました。コロナ禍真っ只中ですが、去年よりも、少しお正月らしい風景が戻ってきたようにも感じます。 いい一年が過ごすことができればと思っています。 新年はおせちを食べて、お酒を飲んで、昼寝してテレビ見ながらという、普段にはないだらけぶりで過ごしています(笑)。 ちょうどテレビを見ていたら、興味深い話題が。 今の若い人々は、「イントロ3秒世代」なんて呼ばれたりしているそうで、なるほどなあと思いました。 サブスクやYouTubeで音
2021年、あっという間に過ぎ去ってしまいました。自分にとっては、なんだか激動の1年でした。色々忙しかったしなあ。。 今年の年越しは、ずいぶん久しぶりに実家で過ごしています。こたつに入りながら、ピザポテト食べながら紅白見てます。そういや実家にいた頃は、こんな年越ししてたなあ、と、なんだか懐かしくなりながら過ごしてます。こんな年越しもたまにはいいですね。 ところで最近の紅白は、1周回ってなかなか面白いなと思うようになりました(笑)。YOASOBIとかキングヌーとか藤井風とか聴
かなり久々の更新になります。 特別何があったというわけではないのですが、ちょっと文章を書いてみるかと思い立ったのは、これを手に入れたからでもあります。 そうです、Magic keyboardです。 iPadはもともと持っていたのですが、ここ最近、音楽制作での細かい作業もあまりすることもなくて、MacBookを使うことが減っていたんですよね。メールのやりとりやネットのブラウズに文書作成など、ほぼiPadで普段の作業が事足りていたこともあって、だったらちょっとこれをグレードアッ
生まれが大阪の堺という町で、今も実家があるので、子どもを連れてよく帰ります。 そんな折にほぼ必ず立ち寄るお店があって、かん袋という和菓子店があります。 ここは、白玉餅を青大豆の餡でくるんだ、ちょっと変わった「くるみ餅」という名のお菓子のお店なのですが、そこの「氷くるみ」というメニューが名物で、実に美味しいのです。 件のくるみ餅に、かき氷が乗っかったものなのですが、これがシンプルなのにかなりクセになるのです。 青大豆の風味の効いたクセのない餡に氷が絡むと、さっぱりとした味になっ
作曲家の小林亜星さんが亡くなられました。 88歳、もうそんなお歳だったのですね。 テレビっ子で、歌謡曲やポップスを聴いて育った僕にとって、知らず知らずのうちにたぶん生活の一部分になっていたと思います。 そんな亜星さんが、たぶん中学生くらいを対象にしたであろう、作曲の手ほどきを書いた本のことを思い出しました。 たぶん実家のどこかにあるのか、もしくは捨ててしまったのか、Amazonで見つけたらなんと1万円以上に跳ね上がってました。ウッソー。。 中学生当時、ポップスの作曲に興味を
小学校6年生の頃、卒業生の茶話会でクラスごとに合奏をすることになり、自身のクラスは、「Last Waltz」をすることになりました。よく知られたスタンダードナンバーですが、当時の音楽の先生も、小6の合奏にしてはわりかしマセた選曲をしたもんだなあと思います。 この曲、Cのクリシェで始まるイントロが洒落ていて、なおかつ僕にとっては生まれて初めて「メジャーセブンス」の響きを意識した曲でもあります。 そして、自分が生まれて初めて、ピアノの発表会以外の場で人前でピアノを弾いた曲でもあ
たまに「電子ピアノとアコースティックピアノ(以下「生ピアノ」)を買うなら、どちらを選んだらよいでしょうか?」と聞かれます。 どちらにも長所と短所があるので、目的と場合とあとは条件にもよるのだと思いますね。 楽器をされる方ならなんとなく感覚が伝わるかなあ、と思うのですが 基本的に、電子ピアノと生ピアノは、長くピアノに触れれば触れるほど演奏の方法において全く異なる楽器であることが実感できるのではと思っています。 ライブ演奏では生ピアノがなければ電子ピアノを用いています。
オリジナルのアラーム2つ目。シンプルなピアノのフレーズのアラームです。