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作曲するからだ

ずいぶんと久しぶりの更新になりました。

この間、新しい作品集のための作曲活動に勤しんでおりました。
ようやく曲も出揃い、打ち込み主体の作品のミキシングをしながら、ピアノ録音のための練習と準備をしています。あと、もう少し素材を足したいので、夏の間にiPhone片手にフィールドレコーディングしたいなと考えてたり。
録音するために、作った曲を弾きならす期間も必要なので、録音は涼しくなった秋にしようと思っています。自宅録音なので、エアコンのいらない季節が都合良いということもあります。

ところで、hàmmeとして活動を始めてから1年少しが経ちました。とはいえ活動を始める1年くらい前から演奏活動を意識して作曲活動に再び取り組み始めてたので、実質2年弱になります。
自分の作った作品をリストにしていこうと整理してみたら、気づけばこの2年弱で30曲くらい作っていました。これとは別に、ぴあのとおはなしの会としても曲を書いたり、hàmmeとは別にプライベートで頼まれた編曲も含めたら、40曲を超えてました。
1ヶ月1曲〜2曲のペースで譜面書いてたことになります。そりゃあfinaleの操作も上達するわけですね(笑)

本業をもちながらの活動で、このペースの曲数は多いのか少ないのかはよくわかりませんが、とりあえず、日常生活の一部として、曲を作る行為が定着してきたようには感じます。
なんとなく、タイトルにもしたように、「作曲するからだ」がなんとなくできてきたような、そんな感じです。
常日頃から曲を作ってるわけでなく、自分はアルバムをつくるから、とか、依頼があったから、などで、ある時期にまとまってつくることの方が多いのですが、それでも、期間が空きすぎてしまうと、勘が鈍ってしまうようで、そういう意味では、コンスタントに依頼があったり、ライブがあったりしたのは、とてもいい流れなのだなと思っています。
ライブをするからには作品集も一緒に紹介したいなと思うので、それが次のアルバムづくりのモチベーションのひとつにもなっています。

活動を始める前は、随分長い間、曲を作りたいけどアイデアが浮かばないと腰が重たい時期が続いていました。もっと言えば、ピアノソロ主体の今のような形態の曲はずっと作ってみたかったし、多分自分に合ってるだろうなあという意識もあったし、周りからもそう言われたりもしていました。
けど、なんとなく、きっかけが掴めずにいたし、作ってもどこか独りよがりで、聴いてもらえる人もいなかった(というか、聴いてもらえるような具体的なアクションもあんまりしていなかった)し、曲を書くこと自体は好きなことですが、それだけではモチベーションを維持できないなあということも感じていました。

自分の場合は、たまたま子どもが生まれるというタイミングで、一念発起してCDを作るぞ、となったのがきっかけでした。ぶっちゃけ、子ども生まれたらろくに音楽活動もできなくなるだろうから、記念のつもりでやれるうちにやっておこう、というノリでした。

たまたまいろんな出会いのタイミングも重なって(これがかなり重要)、いろんなイベントに声掛けてもらったり、コラボさせてもらったり、CD作ったからにはライブしてCDを売りきって減価償却しなければならないというミッションもあったし(笑)で、結果的に、子どもが生まれる前以上に音楽活動してることになりました。。

と、振り返ってみると、やらない理由をいろいろ考えて言い訳してただけだよなあと今になっておもいます。
タイミングを逃さずにとにかく一歩前に踏み出すことが大事なことだなと思う今日この頃です。

そのために、タイミング逃さないようにアンテナ張っておくことも大事だし、なんとなく拾ったものも捨てずに寝かせておくことも大事だなと。

なんだか話が広がりぎみになりましたが、そんな心持ちで、新しいアルバムの内容を考えています、ということでまとめることにしよう。
順次小出しに紹介していこうと思いますので、ご期待くださいませー。

ちなみに写真はわが子。
ある意味この子なしにいまの活動はないと思うと、なかなかにしみじみとします。

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