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<TOEIC900点越え迄の道のり(16)児童書の紹介(読了):Charmed Life (The Chrestomanci Series, Book 1) (English Edition)(Diana Wynne Jones)>

<概要>

やっと、読み終わりました。面白い本でした。Gwendolen非情なこと!Catは最後の最後にやっと。。全体を通した感想と、気になった表現を紹介します。Chrestomanciシリーズ、7冊全部読みたいと思っています。

1.Chapter13~Chapter16(意訳)

Gwendolenがいなくなった後に、Gwendolenの身代わりとして突如現れた女の子Janetがいるのですが、CatはGwendolenがいなくなったことがばれないように、四苦八苦します。そうこうしているうちに、CatとJanetは知らず知らずのうちにGwendolenの企みに協力する形になってしまい、最後にはCatに最大のピンチが!

2.おまけ(Beyond The Book)

巻末におまけの様なページがあります。
(1)Spotlight on ...Diana Wynne Jones
 著者のインタビューページです。この本が書かれた経緯など幾つかの質問に対する著者の答えが載っています。ウィットに富んだ回答もあり、面白いです。
(2)Have you ever wondered ?
 こんなこと考えてみたことある?という質問が幾つか書かれています。読み終わった後に、この質問に対する答えを考えるだけで想像がまた広がりますし、お子さんがいらっしゃる方は、お子さんとこの質問をきっかけに色々話してみるのもいいかもしれません。
(3)Wizards,Witches and Enchanters
 魔法使いの名前が羅列されています。「Wizard of Oz」が一番目。全く知らない魔法使いの名前もあり、書籍を検索してみるのも面白そうですね。
(4)Magicians and Illusionists
 マジシャンの名前が羅列されています。知っている人もいれば知らない人もいて・・。マジック好きな方は是非。
(5)Parallel Worlds
 パラレルワールドに関する解説が記載されています。興味深い。

3.気になった表現

面白いというか、分かりやすいな、と思った表現を1つご紹介します。
"But we'd only been gone for an hour or so, and we could have been just going Blackberrying.(以下略)”
(一時間かそこいら、ブラックベリー摘みに行ってただけじゃない。)
Blackberryという果実の名前が動詞になっていることに驚きました。
でも、分かりやすいですよね。ああ、ベリー摘みに行ってたんだな、と
すぐ推測できます。

4.感想(一部ネタバレ有)

実は弟Catの方が能力はあったのに、無自覚だった為にGwendolenに利用され放題だった、という事実。まあ、最後の最後に自覚できて良かったです・・。最後のCatのピンチから物語の終わりにかけては息詰まる展開でハラハラドキドキしました。Chrestomanciをはじめとしたお城の住人の能力も明らかに。実は〇〇さんが一番すごい魔法使いだった、というのが分かったり。また、Janetの性格がGwendolenと比較して大変良く、今後の成長が気になります。

5.最後に

第二作目は、また違った世界のお話の様です。7冊読破するまで、しばらくChrestomanci Seriesにお付き合いください。


応援ありがとうございます。 英語の勉強や自炊を気負いなく淡々と楽しく出来る人が増えるといいな、と思っています。