情報処理安全確保支援士試験に合格した話

今日は、タイトルにもあるとおり「情報処理安全確保支援士」試験に一発合格できましたので、勉強教材や期間等についてお話ししたいと思います。

そもそも情報処理安全確保支援士試験とは?

簡単に言うと、情報セキュリティのスペシャリストとして国から証明してもらえるという試験です。
以下、IPAのサイトより引用です。

情報処理安全確保支援士試験合格者は、情報セキュリティに関する知識・技能を有するものとして、経済産業大臣から合格証書が交付されます。 情報処理安全確保支援士試験合格者は、所定の登録手続きを行うことで、国家資格「情報処理安全確保支援士(登録セキスぺ)」の資格保持者となることができます。

https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/sc.html

私について

経歴

新卒5年目。SEをしております。普段はPower platform(マイクロソフト社が提供するローコードツール)を使って業務改善のお仕事をしています。

新卒1〜2年目の時に少しだけインフラ系の仕事をしましたが、ほぼ記憶に残ってなく初心者に毛が生えたくらいのスキルレベルです。この辺りは、私の過去のNoteを見返すと色々書いています(笑)

情報セキュリティについては全くの初心者で、業務でも担当したことはありません。

受験を思い立ったきっかけ

2年前に、応用情報技術者試験に合格しており、この試験に合格すると「情報処理安全確保支援士試験」の一部試験を免除してもらえます。

その免除期間が2年間ということで、「そろそろきれるなぁ。もったいないなぁ。」と思い受験することに決めました。

また、ITを生業にするものとして、情報セキュリティの基礎知識くらいは身につけておいて損はないだろうと考えたのも受験動機の一つです。

受験に向けてのスケジュール・学習教材

受験を思い立ったのが、2月でした。(受験申し込み受付は2/2(木)だったのでぎりぎりの申し込みになった記憶があります)

以下のような学習スケジュールを立てました。

2月

2月・・・午前1試験は免除のため、午前2試験の対策を実施。過去問道場をひたすら解きました。
以下の過去問題を使いました。

これが私の学習結果です。
直近、不正解したものが0になるように全ての問題を解きました。おそらくこのくらい解けば、午前2試験は余裕で通るかと思います。

過去問道場の達成度レポート

3月


3月 : 午後試験の学習を始めました。以下の教材を読みました。
午後試験の対策はこれ一本です。
色々な教材に手を出すより、一つに絞ってそれを完璧にした方がいいと思ったのでこれだけにしました。
個人的にはとてもわかりやすく感じましたが、人によって合う合わないはあると思いますので、これを勉強すれば安心というわけでもないかと思っています。

4月

4月 : 上記の勉強に加え、ひたすらYouTubeを見てました。安全確保支援士試験の対策動画を出してくださってる「まさるさん」の動画です。
すごく分かりやすくまとめてくださっているので大変役に立ちました。
個人的に私は、ずっと机に向かって勉強するのが苦手だったので、別のことをしながら流し見をしてました。

試験日当日

午前中

午前1試験は免除だったのと、受験会場がかなり近かったのもありかなりゆっくり起きて会場へ向かいました。

午前2試験は、余裕でした。過去問道場でやった問題が多数出題されたので迷うことなく選択できた問題もあります。

お昼休憩

お昼休憩の時は事前に買ってたお弁当を食べて、午後に備えて昼寝をしました。この時間に教材を開いて勉強している方がいらっしゃいましたが、私個人の意見としてはあまり意味ないんじゃないかなぁと思ってます。

午後試験は記憶勝負というより、どれだけ正確に読解して、求められている解答ができるか?だと思ってたからです。
少しでも仮眠をとって頭が働くようにしたほうが良いと考え、私は昼寝をしました(笑)

午後

午後1試験は、選択形式で3問の中から2問選択します。最初の5分くらいで、3問とも目を通し、解けそうな「問2」と「問3」を選びました。
正直、手応えとしては五分五分で、受かってたら良いなぁくらいの出来でした。

午後2試験も、選択形式で2問の中から1問を選択します。パッと見た感じ圧倒的に問2の方が簡単そうだと思い(知ってる単語が多かった)、問2の方を選択しました。
手応えとしては、6割は超えてるかなという感じでした。

試験結果

以下が試験結果です。
予想通り、午後1試験がギリギリでした。

ギリギリ合格なので、自信を持って「情報セキュリティ」のスペシャリストと名乗ることはできませんね。。
ただ、合格は「合格」なので、ありがたく受け取っておきたいと思います。

受験結果

振り返ってみると、勉強方法としてはあながち間違っていなかったかと思います。
午後試験は、配点も回答/採点理由も公開されないので、こうしておけば良かったとかの分析もあまりできないです。

しかし、午後試験には確実に
答え方のコツがあると思います。
(問い者はここを聞きたいんだろうなぁ。。。を意識する等)

そういう意味では、私が選んだ午後試験対策教材は、役に立ったのかなぁと思います。

今後

本試験に合格した人は別途申請することで、

国家資格「情報処理安全確保支援士(登録セキスぺ)」

となることができるみたいですが、
私は一旦は申請しなくても良いかなと考えています。

理由は以下の方の意見に完全同意だからです。

費用がかかる、講座の受講の必要、秘密漏洩の禁止(流石にしないと思いますが。)などがある割には独占業務もないといった感じでメリット感じなかったためです。

私の場合、受験動機が午前1免除を使いたいというところだったので、この結果に落ち着きました。

必要になった時に登録でいいかなぁと思っています。

今回の記事が、これから受験を考えている方のためになればと思い書かせていただきました。

引き続きよろしくお願いします。


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