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小学校受験 ペーパーを攻略!〈同図形発見編〉

こんにちは。コキア受験教室の桜井です。

既に暑いくらいの陽気が続いていますね。

ゴールデンウィークには特に大きな予定を立てていない我が家ですが、明日は上野の森「親子ブックフェスタ」に行く予定です。
たくさんの絵本に触れられる楽しいイベントですので、もしよろしければ来年にでもご家族でご訪問くださいね。

さて

今日は、久しぶりに〈ペーパー攻略シリーズ〉を書こうと思います。その中でも、同図形発見!

どうでしょう、お子様は、同図形発見に自信を持って取り組んでいますか?

鏡図形・シーソー・観覧車・図形分割などは、苦手かどうかというのが結構ハッキリわかるので割と早めに保護者の方も気づかれるのですが、間違い探しであったり、四方図・同図形発見(異図形発見)・迷路などは少し苦手に気付きにくい分野でもあります。
ある程度まで気合いで解けてしまうので、完答とは言わずとも、幾つか正解してくる可能性があるからだと思います。

ペーパー解法はいつも有料記事にさせていただいているのですが、2日連続で有料記事というのもなぁ…という思いもあり、そんなに長くもない話なので、今回は無料にて掲載させて頂こうと思います。もし「自信がないな…」と思われている方は、ざっと読んでみてくださいね。

で、

結論から言ってしまうと、同図形発見・異図形発見というものは、時間をかければ誰にでも満点が取れます。ですが、本番では、時間内にどうパーフェクトを取ってくるかということが勝負なわけです。

まず、そのために必要なことを言います。

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(1)必ず消去法でやること

その際、チェックを入れると思うのですがチェックは小さく入れます。消去線の大きすぎるお子様が非常に多いです!訂正が効かないので、絶対に小さいチェックを心がけましょう。(こう言うと、今度は見えないほど小さくする方がいるのですが、もちろん絵に埋もれない程度で大丈夫ですよ。)

そして、そのチェックは間違っている箇所に入れます。例えば、ウサギの耳が違うと思ったら、その耳に小さくチェックを入れる。(見直ししやすいからです。)

その後、他の選択肢も一気に同じ箇所(耳が違っていないか?)をチェックします。この流れを1つ選択肢を消すごとにやります。

(2)残り2つになったら、その2つを見比べる

ややこしい選択肢は、2つ残ります。問題はそういうふうに作るものですので、だいたいそうなります。(もちろん絶対ではありません。簡単な問題だと、一気に1つに絞れる場合もあります。)

2つになった時点で、お見本ではなくその選択肢2つを見比べ、どこが違うのかを見つけます。そのうえで、お見本でどっちを選択すべきか確認しましょう。

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この手順を踏めば、同図形発見・異図形発見で満点以外は取れません。

スピードについては慣れと性格もあるのですが、上記(1)の段階で目の動きが遅い可能性があります。

ペーパー講習などで何度もお伝えしていることなのですが、小学校受験において目の動かし方は本当に大切です。

かと言って、試験まであと半年という今から「ビジョントレーニングをしましょう!」というのも何なので、ぜひ目の動きを保護者の方が誘導してあげてほしいと思います。

具体的には、先ほどの例で言うと、
発問した後に「ウサギの耳に注目しようかー」と言う。

1つ間違いを見つけてチェックを入れたら、「他に耳が変なのはない?」と聞いて確認させる。

「ない!」と答えたら「じゃあ、次は目に注目してみようかー」と言う。

1つ間違いを見つけてチェックを入れたら「他に目が変なのはないかな?」と聞いて確認させる。…の繰り返しで残り2つになるまでやります。

残り2つになったら、「はい、残り2つになったからこの2つを比べるよ。何が違う?」と聞く。

「鼻の形!」と答えたら「じゃあ、どっちの鼻の形が正解か確認して」と誘導する。

それをスピード感を持ってやります。お子様が答えたらすぐ次の話題を振る!

それをしつこくやっている間に、スピード感も処理の仕方も学んでいきますよ。

もちろん、やり方は一つではありません。こんなことをやらなくても、時間内に毎回満点が取れるならそれでいいわけです。
教えたお子様の理解が足りなければ、私も他の方法を模索して日々バージョンアップさせています。もしかしたら、明日にはもっと最強のやり方を思いついているかもしれません。
ですから、このやり方に取り憑かれる必要はないですよ。

信じるか信じないかは読者様次第ですが、もしこうして書いている一つ一つが困っている誰かの一助になれば、という思いで書いております。

とはいえ、私が家庭教師で定期指導に入っているお子様が、先日の模試で総合1位を取りました。「模試の順位は気にしないものですよ」とは言いつつ、今までの内容がしっかり身についていたということですから、やはり嬉しいですね!

模試の総合1位は私の教え子の定位置です。ぜひ皆様も引き続き一緒に頑張っていきたいと思うとともに、年中さん以下の方は、どうか今の間に「間違い探し」や「探し絵本」でビジョントレーニングをしっかりやっておきましょう。

年中さん・年少さんがやるべきことは、基礎的な学習を一通り+巧緻性+ビジョントレーニング+[コキアのペーパー講習]ですよ♡という営業で、本日は締めさせていただきたいと思います!


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