小学校受験 願書を書き始めるタイミング
こんにちは。コキア受験教室の桜井です。
私立小も卒業式シーズンですね。親にとっても、嬉しく、誇らしく、そして足早に育っていく我が子の背中を見て、少し寂しい気もする卒業式かと思います。
卒業生は、まさにその学校の教育の成果そのものです。
6年後の我が子は、同じように立派な卒業生になっているでしょうか。あるいは、そうなってほしいと思える学校でしょうか。
願書を書かれるときは、是非そういった視点で進められると良いと思いますよ。
一貫校では、「ロールモデルが身近にいると、児童は憧れてよい影響を受ける」ということをよく言われます。私自身、以前はその本当の意味をあまり理解していなかったのですが、上の子を見ては「早く(自分も)やりたいなー」という下の子を見ていると、やはり大きな意味のあることなのだろうと思います。
春から夏にかけて多くの学校で学校見学の機会が設けられていると思いますので、ご都合がつきましたら、ぜひお子様と一緒にお出掛けくださいね。素敵な小学生のロールモデルと出会えますように♪
さて、前置きが長くなりましたが、今日は願書を書き始めるタイミングについて書こうかなと思います。
今年の秋に受験を控えている皆さま、いつごろ願書作成に取り掛かる予定でしょうか。
これは、結構難しい問題ですよね。
早い人は、年少とか年中の時に書いてしまう人もいるんですよ。ベースを作っておいて、本番の年に手直しするんですかね?ちょっと詳細は分からないのですが、そういう方を何度か見たことはあります。
すごいですよね。その時点で、既に学校への思いが固まっているというのは…素直にすごいと思います。
でも、まだ手もつけていないという方も安心してくださいね。ほとんどの人は夏くらいからです。春から夏にかけての説明会やイベントに参加した後でも十分かなとも思います。
ただ、3つだけ。
まず一つ目。これは受験の先輩ママとしてアドバイスするとすれば、「何月になったらやろう」と、とりあえず決めた方がいいです。絶対に先延ばしになりますから。
A校は○月になったらやり始める、Aが終わったらB、その次にC…という形で、例えば説明会が終わる順や志望順に決めることをお勧めします。
例えば、「6月の週末にあるお教室は夫に任せて、私は願書を書きあげる!」とか「7月の平日、子どもが幼稚園にいる間はとにかく予定を入れない!」とか、そのための時間を先にスケジュールしておかないと…絶対にやりませんよ…特に私。
なんか親って忙しいんですよ。別に特別な何かをしてるわけでもないのに、全然やりたかったことをやる時間がない。いや、たぶん気持ちも乗ってないから言い訳してでも先延ばし…みたいな。
だから、もうご夫婦で相談して、あるいは自分で覚悟を決めて、無理やりスケジュールを確保しましょう。
そして二つ目。これは私の経験談なんですが…私、第二子が年長だった9月末に、なんと利き手を骨折しました。
埼玉の前受校は既に合格をいただいていましたが、なにせ大本命校の出願が目前です。
でもですね…
わたし、7月には既に本命校の願書を仕上げていました。これは、今のところ私の人生最大のグッジョブ案件ですよ!
訳あって我が家では夫に代筆を頼むわけにはいかないので、もしまだ仕上がっていなかった場合、もう誰か代筆者を探すしかないわけです。
そもそも着替えや洗髪すらもままならない身ですから、写真だって撮っている場合じゃないですしね。
まぁ、こんなことは普通ないですが…何が起こるかわからないので、とにかくご自身が全手続きを握っている場合は、念のため早め早めにやっておくのは悪くないですよってことをお伝えしたいなと思います。
最後に三つ目。これは、コキアの桜井として言いますが、願書をバーっと書き上げて、誰かに見てもらって…を繰り返し、やっとのことで確定するとしますよね。
それで終わらない方がベターです。
できれば、それを声に出して読んでほしい。私は自分が添削する側の時も声に出して何度も読むのですが、それを是非ご自身にもやっていただきたいです。しかも日をあけて何度も。翌日、翌週、翌月、提出日前日、封筒に入れる瞬間…いつ読んでも、満点の願書かどうか確認していただけたらと思っています。
そして、声に出して読んだ時に詰まるところはないか、違和感のある表現はないか、それは実はとても大切な感覚です。耳で読んだだけでも心地の良い文章に仕上がると、自信を持って本番に臨めますよ。
ですから、やはり直前よりは少し余裕を持って完成させられるのが理想ですね。
コキアで願書添削をご依頼いただいた方は、作成前のご相談にも応じておりますので、お気軽にLINEでお問い合わせください。
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ご自身もしくは他塾で作成される方も、できる限りの応援をさせていただきますので、何かお役に立てることがありましたら、いつでもご連絡くださいね。
受験当日まで、一緒に頑張っていきましょう!
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