人生の2/3は競馬といやらしいことを考えてきた。

たぶん、すでに話題になってるんだろうけど、俺は今気づいたから気にせず書く。

2013年、桜花賞を勝ったアユサン。

派手なガッツポーズでゴールしたのはクリスチャンデムーロ。兄ミルコデムーロのレッドオーヴァルとの叩き合いを制しての勝利だったから喜びも倍増だったろう。

だけど、本当はガッツポーズする騎手は丸山元気のはずだった。丸山は前日の福島競馬場の5レースで落馬負傷でアユサンには乗れなくなってしまったんだ。

アルテミス、阪芝JF、チューリップ賞を全て惜敗。なかには丸山の乗り方でもう少しなんとかなったレースもあったかも。それでも5年目のまだまだルーキーの丸山に桜の手綱も託した星野オーナーに勝って恩を返したかったはず。

オークスには怪我も治り、アユサンの手綱を取ったけど距離の壁は厚かった。惜敗。今度はアユサンが、左前下肢部炎症を患ってしまい、復帰して2戦したが・・・ついに、丸山を乗せて花咲くことなく引退してしまった。

2022年3月16日　スプリングステークス

エンギダルマが出走登録している。

母アユサン！

手塚厩舎！　

馬主は星野壽一！

騎手は丸山元気！！！

エンギダルマにはデビューから3戦とも横山タケシが騎乗していたが、ソリタリオに騎乗することになっている。何もなければタケシが騎乗する方が安心だけど、ロマン派アナルシストの俺としては、この乗り替わりは、とても嬉しい。

丸山元気は相当気合い入れてるはず。

めでたい、めでたい、縁起達磨‼️

週末の楽しみがひとつ増えたぜ‼️

メモ　

エンギダルマ   　

父ﾙｰﾗｰｼｯﾌﾟ母ｱﾕｻﾝ(ﾃﾞｨｰﾌﾟｲﾝﾊﾟｸﾄ)母母ﾊﾞｲｻﾞｷｬｯﾄ(Storm Cat)×Affirmed(Rayse a Native系)

2019.1.29生　鹿毛　　日高:下河辺牧場

付録　エキダルマ前走回顧

2022.1.22(土)3歳未勝利1人1着(横山武)中山芝20

「やりたいレースをして勝てたのは良かったのですが、個人的には楽勝するくらいだと思っていました。それが最後は脚が上がってしまいましたからね。2000mは許容範囲ですが、スタミナ的にもう少し短い距離の方がいいかもしれません。」506+12k

エンギダルマ……12㌔増で若干太い。好スタートから好位４番手の外追走。折り合いもついて、４角手前からスムーズに進出。直線に入るとすぐに先頭に立ち、追ってきたロジスピードを振り切る。最後は一杯になりながらも、内から迫るレッドミラージュを半馬身だけ凌いだ。

レース前　◎【手塚師】以前あった緩さが取れてパワーアップしてきた。今は攻め馬の動きがまるで違う。これならまず勝ち負けになる。