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東進ハイスクール土岐田健太先生との出会い

2020年12月、千葉県の麗澤高校でのイングリッシュキャンプで開催しました。このイングリッシュキャンプの目的は「世界の問題(グローバル・イシュー)を解決するアイデアを創造せよ!」という課題解決型のプロジェクトキャンプです。世界の問題を身近に感じてもらうために今回はべトナム、タジキスタン、キルギス、バングラデシュの大学生・大学院生に参加して頂きました。東京大学院生2名、神戸大学博士課程の学生1名、立命館アジア太平洋大卒1名、武蔵野大学グローバル学部の大学生1名、彼らに加えてタクトピアインターンのシドニー大学生も参戦して頂きました。

そんな麗澤高校に東進ハイスクールの土岐田健太が冬季講習の出張授業に来ていることを麗澤高校の先生が教えてくれて授業を見学させてもらえることになったのです。Youtubeで観たことはありましたが、ライブの土岐田先生は流石のオーラで優しく語りかけるようにサラッと有意義で重要なことを伝え、生徒間でのディスカッションを促します。この少人数制の授業の教壇に立つ土岐田先生が醸し出す雰囲気に圧巻されました。

翌日こちらの本を持って「サインください!」の懇願して新著『英作文トレーニングドリルTransform』にサインをいただきました。大学入試に向けた自由英作文ってこうやって学んでいくのかという新しい発見がある1冊です。

そして超絶嬉しかった事実。それは土岐田先生の前職である慶應高校で拙著『過去問で覚える英単語スピードマスター(Jリサーチ出版)』を採用してくださっていたのです。この本は今までの自分の出版した本の中で構成面で一番気に入っているのですが、ミスが多く大学時代に出版したこともあり最も誹謗中傷を集めた本です。そんなことよりも土岐田先生はこの本の本質的な価値を評価していただき、初めてこの学参本を出版してよかったなと思ったのです。さらに新著の『ビジュアルで覚える IELTS基本英単語』のこともブログでベタ褒めしていただきました。

そんな土岐田先生の新著『英語の教養』が凄すぎたのでこの記事を書くことにしました。まずこの本の最大の特徴は英語4技能を超えたビジネスでもグローバルな環境でも必要となる英語の教養が歴史的・文化的背景から解説されていて、なぜこうしなければいけないのか?という疑問を解消してくれる点です。さらに土岐田先生は英文学科出身ということもありシェイクスピアから見た英語も丁寧に解説されていて、こんなことまで暴露していいの?的な予備校でバカウケするであろうネタが満載です。僕も自分の授業で使えるネタをいただきたいです(ちゃんと引用つけます)。英語の本かと思いきや日本語の勉強にもなってしまう言語的一石二鳥の本です。やはり自国の文化・言語を知った上で外国語を学ぶとその奥深さに魅了されていくわけですよね。英語を教える先生もここに書かれている知識を身につけておくと授業で生徒の言語興味に火をつけることができるかもしれません。

2つ目のサインにはWe can make it happen.という何か今後ご一緒できるのではと予感してしまうメッセージを頂きましたので今日も頑張ろうと思います。

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