『不器用だね』と言われ続けた僕がスタイリストになって3年6ヶ月で副店長にまでなった話

こんにちは、冨田です。今回は<『不器用だね』と言われ続けた僕がスタイリストになって3年6ヶ月で副店長にまでなった話』>を書きます。

「美容師理容師は不器用な人には無理だよ。」「器用な人だけが美容師理容師になれるんだよ。」そんな事を言われ続けた学生時代。この話を書く僕は勿論昔から生粋の不器用。稀にいる何をしても誰よりも努力をしないと何も出来ない不器用な子でした。ダンスも球技もコマ回しだって折紙だって。。言われた通りにやってもなかなか出来ず誰よりもやってやっと『普通』と言われる程まで出来るようになる。そんな小学生時代を過ごし、中学生で理美容師をやりたくなっても『無理だよ』とみんなに言われてしまう。ですが僕は今ではあるサロンの副店長をしております。そんな僕のストーリー書いていきます。

入社1年目 努力の限界
入社2年目 自信喪失
入社3年目 ジュニアスタイリスト
入社4年目 副店長へ

入社1年目 努力の限界

2015年3月31日。僕は晴れて理容室サロンへ入社しました。美容室ではなく理容室です。海外では『barber』と言われている理容師に憧れて理容師になりました。そして晴れて入社。この時の僕の気持ちは「不器用でも努力すれば出来る。」「諦めなければ出来る。」そんな思いでした。結論から言うと現実は違いました。

人間の肉体と精神の体力

入社1日目。これからお世話になる上司の方に挨拶をして仕事について学び、そして下回りの仕事、掃除やタオルたたみ等を学びました。「1日目でここまで出来た。このペースなら大丈夫だ。」そんな事を考えてました。このペースでやっていくぞ。もっとペースを上げていくぞ。そんな気持ちで入社1日目を終えて家に帰り、今日の出来事をたった1日の出来事にも関わらず両親に話す僕。そこで褒められて嬉しくなり自分の『承認欲求』が満たされます。今までにない快感です。『人に褒められる事がこんなにも嬉しいのか。』僕はそう思っていました。今まで全然なかったので。

もっと上司にも両親にも友達にも認めてもらえるように頑張るぞ。もっとペースを上げていくぞ。そして僕のとった行動は『睡眠時間を短くする事』でした。これで誰よりも練習をして誰よりも早く上達するぞ。そんな気持ちでの行動だったのですがこれは大きな間違いでした。人間は最低限寝ないと生きていけません。頭も回りません。僕は学生時代6〜8時間寝る人間でしたがその時間を4時間30分までいきなり短くしました。しかもそれこそが正解だと思っての決断です。でもそれは大きな間違いでした。

その結果何が起きたかと言うと、身体が慣れない立ち仕事についていけなくなり、体調を壊してしまいます。毎日自分より目上の人と会話するのが理容師です。「今年入社しました冨田です。」この挨拶だけで緊張です。『挨拶周り、下回り、返事』こんな普通の仕事でも緊張していたにも関わらず睡眠を削ってしまった。

そして入社して5日程経った時に始まったのがシャンプー練習。『誰よりも早くシャンプーを出来るようになりたい。』そう思っていた矢先にシャンプー練習に突入します。この出来事が僕の心に火をつけて、もっと睡眠時間を削ってしまったんです。

睡眠3.5時間

『この睡眠時間は慣れていないと人間は身体と精神に支障をきたす』と言われています。それにも関わらず少ない睡眠時間で残った時間を練習に当てる。そんな気持ちで仕事をする事を決意しました。初めは良かったです。若いので体は持ちました。ですが初めはです。この睡眠時間で働く事を続けて1週間の時、僕は激しいめまいに襲われました。当たり前です。慣れていないのですから。

でも若いって凄くて気にしないんです。そのまま働いてしまうんです。どんどんめまいは激しくなり声すら聞き取りにくくなり立っているのすらギリギリ。それでも僕は気にしません。「まだいけるぞ」そんな気持ちでした。「甘えるな自分!!」みたいな。

この後何が起こったかと言うと、倒れました。厳密には座り込んでしまい立つ事が出来なくなりました。当たり前です。熱が39.8度ありましたから。しかも僕の平熱35.6度です。4.2度も高い。

その結果僕は家に強制帰宅。病院に行ったら『ストレス性胃腸炎』若いのにまさかのストレスで胃腸炎になりました。感染の危険がある為、自宅謹慎。この時間を考えると今までの努力が水の泡のように思えました。悔しくて泣きました。ちくしょう。って。

その後復帰してからは睡眠は少し増やして仕事します。

休んでいた分今までの練習も忘れてしまってました。目先の練習に集中してメモをとってなかったので当たり前です。短期間の出来事は人間は忘れてしまう生き物ですから。

ですが何回も練習するうちに思い出し行き、結果出来る様になりました。時間は勿論かかりました。

そして次はカラーリングの練習に突入します。

カラー練習

入社してから2ヶ月経った6月。僕はカラーリングの練習に入りました。理容師ですので髭剃りも出来る様になってからの『カラー練習』です。この頃はお客様からの感謝の数も増え自信も相当付いてます。人間は他者に褒められて承認欲求が満たされると自信が付くんです。僕はその欲求が入社当時は強かったです。今考えると幸せな男だったなと思います。

カラー練習でやる事は薬剤の知識よりも塗り方からです。それが僕の働くサロンの順番でした。まずは塗り方を覚える。そこからスタートです。

『塗り方』簡単そうに聞こえますが結構難しいんです。塗る量も均等にしてしかも塗る順番も覚えなければいけない。僕は忘れっぽいので何回も聞き直します。カラーが出来る様になるまでは1ヶ月もかかりました。同期の中で一番遅かったです。お客様に施術出来る様になるまで普通なら2週間もあれば出来ます。僕は2倍以上の時間かかってしまいました。その後はカットモデルさんにカラー練習をしてやっとお客様に入れるようになりました。

そして僕は初めてお客様を担当します。カラーの技術をお客様に見せる時です。

『張り切りと緊張でワクワクしてました。』店長に「いけるか?」って言われ「絶対いけます」そう応えて入った技術。結果は大成功。

でしたが緊張していたせいか時間は通常の2倍かかり、『お客様。。笑ってました。』そんな笑う事かなと思ったのですがそれは笑います。なんたって手袋せずにカラーしたんですから。

美容師も理容師もカラーをするときは手袋は必須。手袋がないと手に色がついてしまいます。その手袋を僕は忘れてしまいました。

そのおかげで僕の手は真っ黒。白髪染めのお客様だったので真っ黒です。最後に鏡を見せる時に「どうでしょう!」お客様、笑ってます。『手が真っ黒だよ』って。

ですが技術は大成功です。喜んでました。『技術と笑いありがとう』って。

なんだかんだ嬉しかったです。初めて自分の技術が認められた瞬間でした。「その気持ち一生忘れるなよ」そう店長に言われました。今でも忘れてませんよ。

ですがこの時僕はもう入社してから相当経ってます。僕の働くサロンは『早期育成』を掲げている為もう早い方ではスタイリストデビューしてます。同期に先を越されました。悔しかったです。この時。

そして店長に僕は「カット練習してもいいですか?」そう聞きます。

そしたら「まだ早い。」の一言。

そして言われたのが「スタイリストデビューは2年目だ」って。

「ん???」ってなりました。

こんなに誰よりも練習したのに一番同期で遅いスタイリストデビューを告げられ、正直よく分からなくなりました。気持ちは勿論、悔しかったですよ。

そして僕はカラーの練習にまた戻ります。もうこの時カットしている自分が全く想像出来ませんでした。『もういいや』そんな気持ちになりかけました。そんな気持ちで練習をしていたので全く上達しません。ずっと同じ練習をして、そしてひたすら叱られます。『もう自分に腹がたつ』『悔しい』そんな気持ちでした。

そして僕の出した決断は『誰よりもカラーを上手くなろう。』みんなが驚くようなカラーの技術を身につけよう。

美容師理容師さんなら分かると思いますが、カラーモデル探しって難しいんです。なかなかいないんです。ですが僕はその数も同期で一番になる事を決意します。

大体カラーモデルは1ヶ月に平均5人。多くて10人。ですが僕は15人やりました。しかもメンズサロンなのにレディースカラーもやって、そしてグラデーションカラーやインナーカラー。ブリーチカラー。カラーは沢山挑戦して知識と技術を身に付けます。

そしたら『カラーリスト』の称号を頂きまして、しかもカラー指名ももらうようになりました。結果に繋がり成果がどんどん出てきました。

この段階でもう一度店長に所に行きます。「カラーはもうひと段落しました。カット練習してもいいですか?」そしたら。。

「やっちゃおう。」って。

「よっしゃ!!」って。

こうしてやっとカット練習のスタートです。カラーで使っていたウィッグをカット用ウィッグに変更しての練習です。待ちに待ったカット練習です。でもカットはそんなに甘くはなかった。

カット練習

カット練習は楽しいです。とにかく楽しいです。自分の頭で思い描いているスタイうを具現化できる。それがカット。でもこのカット難しいんです。

なかなか自分の思うスタイルを作れません。それがカットです。今まではそんな事思いもしませんでした。でもそのカットもやれば出来る。それがカットです。やれば出来る。そう思ってました。

初めて作った自分のスタイルはなかなかできの悪いもので形にすらなってません。ガタガタです。初心者感満載のカットでした。

入社2年目 自信喪失

入社してから丸一年が経過し2年目の4月にはカットモデルを始めていました。僕の働くサロンはカットモデル50人達成して技術テストに合格すると晴れてスタイリストになれます。

この50人は普通なら毎月10人程カットして、そして5ヶ月後に技術テストを受ける事が出来ます。ですが僕にはもうそんな時間はありません。他の同期はもうスタイリストになっているのですから。急ピッチでモデルハント等で捕まえます。そして1ヶ月と15日程で50人カットしました。ここまでは順調でした。ここまでは、です。

そして待ちに待った技術テスト本番。同期に実力を見せる時です。先輩に実力を見せる時です。

『テストの内容は18分でカット完了です。』

結果から言うと、落ちました。

緊張で手が震えてしまい、途中までしかカットが出来ず、残り3分で急いでカットしても途中までしか行かず駄目でした。

悔しくて泣きましたよ。次のテストも同じテストを受けたのですがダメ。その次もダメ。合計で3回落ちました。

そして4回目で合格。また同期と遅れをとってしまいました。

僕の落ちた理由

ただ僕は数をこなすだけでスタイリストを目指しており、無意識にとりあえずの目標達成をしてしまってました。もう全く上手くなってなくてしかも不器用なのにこんなやり方をしたので変な型も身についてしまい余計前に進めなくなってしまったんです。

その頃なんと僕以外の同期は全員スタイリストデビューしており取り残されたのは僕だけ。さすがに焦りました。


「大丈夫か。このままで。」これが僕のその時の気持ちです。

2つ目のテストも3回落ちて4回目で受かり、やっとのことで僕は入社してから1年と半年以上経ってスタイリストになれました。

その頃僕の同期はもう既に次のステップに進んでおり、正直取り残された気分でした。悔しかったですね。とても。
自分の無力さを痛感した出来事です。この時は僕は完全に自信もなくして、何をしても達成感のない毎日を過ごしていました。

でも諦める気は全くなかったんです。僕は『丸5年働いて何も成果がなかったら辞める。』そう決めていました。社長にも伝えてあります。
だから「自分の決めた期間で成果を出すぞ。」「天才ウサギも追い越す不器用カメでいるぞ。」そんな気持ちで毎日働いてました。

ですが現実は厳しくて、初カットの後もなかなか増えないカットの数を見ると悲しくなり悔しくなり、その度に自信喪失してました。

もらえるチャンスは何でもやってやるぞって思ってはいてもなかなか踏み出せずにいました。
僕がチャンスをもらえなかった原因は分かります。それは僕は上司が見ているからやろうとか誰かが見ているからやろうとかそういうのが昔から嫌いだったんです。可愛くない後輩です。

「誰かが見ているからではなくて自分の力でやらないと成長はないでしょ。」

ずっとそんな気持ちでした。こんな気持ちだと先輩から見ても何も良い点はありません。だって上司にごますりする人の方が断然可愛いですしチャンスももらえますから。

でも僕はそれだけは嫌で、 『正義でも嘘の言葉より、悪でも本当の言葉で生きていたい』と思っていたので、チャンスはなかなか来ません。
しかも技術も全然なのでなかなかきません。出来ません。

なので僕はもう自分でチャンスを作ろうと考えていままでのカットモデルさんをお客様に変更です。元々はこれは会社のルールでやる事になっていたのですが、僕は守れていなくてカットモデルのままカットをしていました。まだ技術が追いついていないからこのまま安い金額で切っていました。あと値段を上げる事に申し訳ない気持ちがあって通常料金に出来ていませんでした。
そうは思っていたものの、本当にあっているのかは正直分からず低額でのカットを続けていたのです。低額カットは営業後になる為、モデルさんに負担をかけます。なので営業時間でのご案内を通常料金で行うことに変更したのもあります。

初めは申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、僕の切っていたカットモデルさんはみんな優しくて通常料金でも来てくれました。

そのおかげで営業時間中にカットが出来る為成長が早かったです。通常料金でのカットは勿論緊張しますし、責任感もあります。

そして営業時間中ですと、上司が僕のカットを営業時間にも見れるようになったので、認めて頂ける数も増えて、どんどんチャンスを掴んでいきます。

それでも1日のカット人数は1人いれば多い方でしたが、今までの僕にしたら大きな成果で、この方法でチャンスを増やしていく事を決めました。

自分のカットがいない日は自分でお客様を呼んでのカット。本当にこの時に来て下さった方には感謝しかありません。今でもその方々はカットしております。

この時の月のカットは20人程だったような。。。少ないですが少しだけ将来の兆しが見えたような、そんな2年目の終わりでした。

入社3年目 ジュニアスタイリスト

入社してから丸2年が経ちもう3年目。ジュニアスタイリストと呼ばれるようになり、未熟ながら必死にお客様に接していました。

この時はまだ切れないスタイルばかりです。刈り上げも下手だったので刈り上げのお客様はまだ切れません。なのでカット人数は少ないです。理容師ですので。

毎月増えても数人。なにも変わってません。

そこから次の自分のお客様を増やす方法に入ります。その方法とは自分のカットを増やす為に切れるスタイルを増やして行く事です。これは当たり前の事なのですが、この方法に加えて僕はもう1つ違う方法を試みます。

それは『切れそうなお客様を先輩に僕が切ります。』と自主的に言う事。これが効果抜群でした。ごますりは嫌いなのでやる気は全くありません。なので「いけます」と宣言する事。

これをすることで10人聞いて1人くらいは切らして頂けるようになりました。切れる理由も説明するようになるともっと増えました。まだこの時は混み合う時間でのカットは1人も出来ない時もありましたが。

それからはコツコツと数を増やしていく事に専念します。その方法はPDCAというビジネスで良く使われる方法を使います。簡単にまとめるとこの方法はPLANを5つ立ててその方法が良いか悪いかを検証して次の方法を作成していく方法です。

計画では『1年で成果が出る。』そう思ってそして考えてPDCAを回してどんどん数を増やして行きます。

そして年も明けた1月。僕のカット人数は昨年よりも月のカット人数は数十人増えました。成果はコツコツ出ています。まだまだ叱られてしまう事は多いですが、どんどん増えました。

それからも練習はやめずにチャンスを掴む為の行動を沢山していきます。

そして入社4年目。僕に転機が訪れます。

入社4年目 副店長へ

入社4年目になった4月僕は1日の平均カット人数は4人から5人。少ない時で約3人。混み合う日は1日約7人でした。まだ少なかったですが3年目の時よりは増えてます。その理由は1つあります。その時の店長がFC店として会社から融資を受けての独立をすると言う事があり、僕は店長のお客様の引き継ぎを始めていたからです。

店長からの引き継ぎは緊張します。今まで何人も年代が上のお客様をカットしていた店長。その引き継ぎは毎回緊張します。初めはお客様が来店して下さらなくなる事もありました。

そして、それと並行して技術テストも受けていきます。技術テストは落ちたり受かったりの繰り返しで合格率はどんどん上がっていきます。僕の働くサロンの技術テストは約40スタイルあります。合計で40回以上受けます。勿論落ちればその分回数も増えます。上記でも書いたように僕は5年間が勝負です。この5年間で成長出来なければこの業界から身を引くと決めてありました。なので時間がない。本当に時間がなかった。急ピッチで沢山のスタイルを合格していきます。

技術テストの合格率が上がったのもお客様のカット人数が増えたのも理由があります。毎回毎回緊張する場面に遭遇するとその場面でのカットは技術向上が早かった為です。指名に繋がる事も何回かあったので『認められた』感や自分の『承認欲求』も満たされてモチベーションは上がる一方でした。

「このままいけばいける」そう思ってました。でもそれは甘かった。僕はこの頃一番気をつけていた『一喜一憂』と言う1回の成功体験で満足してしまう行為をして、次に進んでいました。それが原因で自信過剰になってしまってたんです。

今まで来てくれていたカットモデル様からお客様になって下さった方への感謝の気持ちを伝えるのを忘れていました。そのせいでお店に来なくなるカットモデルからのお客様が減ってしまってました。小さい事ですがこれは大きなミスです。

その数は10人以上。

僕たちのお店の単価は4650円前後。結構高額です。僕の働くサロンの地域でこの価格は高額。なので一回ミスや寂しい気持ちをさせてしまうと来てくれなくなってしまう。当たり前です。だって他にも沢山理美容室はありますので。

この時に僕は気付きました。『感謝は大事』だと。気持ちを伝える事は自分の思いが形になる瞬間。その気持ちを伝えないと来なくなってします。当たり前の『人として』の部分を忘れてしまってました。

それに気付いたのは6月後半頃。今この記事を書いている僕は入社4年目の1月です。この時に気付いていなかったら今の僕のお客様は半分以上いなくなってしまっていたと思っています。

そこから僕は感謝の気持ちを伝える事に徹底していきます。自分の思いを具現化する事で人に気持ちは伝わる。技術だけではダメ。技術は練習すれば誰にでも出来る。『やれば出来る事と意識してやらなけらば出来ない事』は全然違います。

気持ちを伝える事を徹底してから来店率は飛躍的に伸びました。簡単な事をするだけでこんなに変わるのかってくらいです。その数は100人お客様切ったら98人か99人は再来店して下さる。それくらい変わりました。

夏の混み合う時期でもどんな時でも僕は感謝の気持ちを伝えました。結果は12月に出ると思い。結果に繋がらない時でも徹底です。

そこから少し時間が経った9月。僕は社長とお話しする事になりました。急に控え室に呼ばれて話しがあるって。「何かしたかな」僕は緊張してました。でも思い当たる節は全くありません。ミスした覚えもないし。。失敗の覚えもないし。。クビになる事はしていないし。。

そして言われたのは

「このお店の副店長をやってほしい」でした。

「ん!?」戸惑いました。「ほんと!?」って。

副店長へ

まさかの副店長のお告げを受け、動揺も隠しつつ「分かりました」「任せてください」と言いました。僕の働くサロンはとっても体育会系なので弱気な言葉はNGです。強気で謙虚に信頼される言葉を一瞬で選んで出たのが「任せて下さい」でした。

結果「ニヤついてるよ」って言われてしまいました。嬉しくてたまらなかったのですからどうしても笑顔が隠せませんでした。

僕の副店長は2018年10月1日からです。嬉しくて、やっとここまできた。そう思いました。

でも一喜一憂はNG。ここで満足したらダメだと思い、直ぐに準備を始めます。準備と言っても簡単で、副店長らしい雰囲気や声のトーンや話し方を上司の接客を見て再度覚える。それだけです。でもその行動が良かったなと思いました。1ヶ月準備した事で、小さい行動でしたが毎日していたので副店長への意識が強くなった為、副店長になった時に全く緊張や違和感をなくす事ができました。

副店長になってからの1ヶ月はお客様やカットモデル様からお客様になった方。又は既存のカットモデルさんからも祝福の言葉をもらいました。今まで自分は技術と本当の感謝の気持ちを伝えただけにも関わらず、お客様が祝福してくれました。

感謝は返ってくる。『鏡の法則』と言って自分の気持ちや言葉は後から自分に返ってくると言う心理理論があります。僕はそれは半信半疑でした。「本当かな」って。でも結果本当でした。自分の気持ちはお客様に届いていたんです。驚きました。

そして迎えた12月。この月は繁忙期です。今までの結果が証明されます。12月に結果が出ないと『1年間失敗ばかりの毎日を過ごした事』にもなるくらい大事な時期です。ワクワクと緊張でいっぱいでしたよ。

2018年12月

副店長になって丸2ヶ月が経過し、12月には今まで沢山切らして頂いていたのでその結果がでます。どうなるか。初日から緊張してました。

予約の電話が沢山きました。お店全体で来店率は上がっていたんです。

僕もこの時は驚きました。この日を境に沢山の電話が毎日鳴りました。今までお越しになって下さっていたお客様が年内にカットをしようと試みて電話を下さいました。今考えるとこの出来事は『感謝の気持ち』を伝えたからだったなと思います。

そして年内には茨城県や山口県等の遠くからも沢山の方が起こしになって下さりました。今思い返すと努力は報われるのだなって思いました。2018年の12月は今まで少なかったカット人数も増えてなんと1ヶ月で160人以上のカットが出来ました。入社してから4年目になりこの数字が出たのも人に感謝する事を忘れなかったからだと今の僕は思っております。

次の章で最後になります。今の気持ちや学んだ事をまとめていきます。

まとめ

入社してからの3年と8ヶ月。毎日が激動の毎日でした。毎日叱られたり毎日悩んでも結果がなかなか出なかったりして悔しい思いも沢山しました。今は入社して社会人4年目になります。この数年で学んだ事は沢山あります。

学んだ事

『技術や感謝の気持ちを伝える事。そしてチームワークや人に認めてもらった時に初めて結果に繋がると言う事。人間の努力に限界はないという事。なんでも考え方次第で思考次第でチャンスは掴めると言う事。』他にも沢山ありますが大まかにはこれくらいです。

どんな職業も対人です。自分1人では何も出来ません。人と繋がってこそ仕事です。人に認められてこそ仕事です。自己心理理論で『マズローの欲求』というのがあります。それは自分の求めている欲求はどこなのかをまとめた内容です。

どの欲求の階級にいるのかをまとめた心理理論です。

それを理解してする事で次に進む事が出来ると僕は思ってます。

マズローの欲求はこちらです。

マズローの欲求
生理的欲求
安全の欲求
所属と愛の欲求
承認欲求
自己実現の欲求
超越的な自己実現の欲求


上から順に下に向かって、人が求める欲求を表現してます。自分がどの位置にいるか。どの欲求が強いのか。これは仕事をするにつれて求めている欲求を自分で理解する事で新しい成長を遂げられると僕は思っています。

精神理論や自己理論と言った啓発的な事は僕は好きではありません。ですが自分を理解しないと何も始まらない。そんな事をこの数年で学びました。

『不器用な人が器用な人に勝てない。』又は『天才には馬鹿は勝てない。』そんな言葉も聞いた事があります。

この記事で書いたように僕は生粋の不器用です。何も出来ませんでしたし、やっても出来ない事が多かったです。ほとんどが出来ませんでした。

「理美容師なんて無理だよ」ってなる前はなった事のない人に良く言われてました。

今だから思うのはそんな事はなかった。やれば誰でも出来る。諦めずに挑戦すれば誰にでも出来る。

不器用で生まれたとか先天的な事を理由にする人もいます。勿論僕もそうでした。ですがそれは違いました。不器用は変えられる。後天的な努力で変える事が出来る。それが『理容師美容師』です。

『諦めたらそこで勝負は終わり。勝つまでやめるな。』僕はそう思ってます。

最後に勝っていれば何でも勝ちになります。諦めてやめたらそこで試合は終了です。挑戦する事で何でも出来る。そう思った数年でした。沢山の事を学びました。

最後に

購入して下さり本当にありがとうございます。この記事を読んで下さった方の人生の励みになればなと、何かこの記事を読んでプラスな行動を起こして下さる方がいてくれればなと心の底から思っております。そんな気持ちでこの記事を書きました。

追記

僕はLINE@で個別相談もしております。今回はこの記事を読んで下さった方、もしも感想や意見ございましたら、何でもおっしゃって頂きたいです。

今後とも宜しくお願い致します。本当にありがとうございました。

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冨田 光樹

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