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マラソンを走るためのフォームチェック、どうしたら良いの?

こちらは、フォームチェック中上級者向けに、分かりやすく解説する記事になっています。上級者、専門家の方向けは、また別記事にて掲載いたします。

そもそもフォームチェックって?

読んで字の如く「フォームをチェックする」なのですが、何のために、というところがポイントです。多くの方の目的は「速くなりたい」「怪我を治したい」というところではないでしょうか。
そして、一般的には「胸を張って」「顎を引いて」「しっかり腕を振って」「腰高に」「上に吊られるイメージ」etc、いろんなことが良しとされていますが、こちらではもう少し詳しく「フェイズ」を理解した上での「フォームチェック」をご紹介します。「速く走りたい」「怪我をしないために」は必要なポイントなので、ぜひ覚えてチェックの参考にしてくださいね。

【STEP1】ストライク

着地(ストライク:イニシャルコンタクト〜プル)

ちまたでは「フォアフット」「ミッドフット」「リアフット」と、着地する部分で表現することが多いのですが、大まかには「着地(初期接地)」になります。
この着地の部分でブレーキや衝撃が多いと、もちろんスピードダウンの原因にもなりますし、怪我にもつながります。如何にロスなく着地できるかが、良いフォームのポイントとなります。

【STEP2】スタンス

重心移動(スタンス:ボトムデスセンター)

よく「腰が落ちている」「背中が丸い」と言われてしまう人は、この「スタンス(重心移動)」が上手に出来ていないためです。
「体型別の走り方」が大きく関係してくるところでもありますので、ぜひ自分らしい走り方を身につけていきましょう。


【STEP3】キック

蹴り出し(キック:キック〜ディスエンゲージメント)

ランニングは、そもそも前へ進むスポーツです。ちゃんと走れている人は、しっかりとした蹴り出し(キック)もしっかりしています。
しかし、だからと言ってとにかく足を押せば良いというものでもありません。足流れ、という重たい走りになってしまいます。
フォームをよくしたい時は、この記事の順番のように「ストライク>スタンス>キック」の順番で始めるのがオススメです。


**フォームチェックをするときのポイント**

よく、街中などでガラスや鏡に映る自分をチェックしようと考えがちです。しかし、フォームチェックをする時は「タブレット」「ビデオカメラ」「スマホ」などを使って、走っていない状態で確認するのがオススメです。もちろん、ほかの方が映り込まないように配慮を忘れずにお願いします。


<おわりに>

実際にパーソナルレッスンを受けてみたい方は、
初回は6000円/60分、8000円/90分
となっています。
チーム練習会は夢の島(新木場)で開催中、
トライアル1,100円、チケット10回22,000円から
ぜひ、一度だけでも聞きに来て下さいね。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!

鈴木清和
体型別ランニングフォームの第一人者
ACAF認定アスレチックトレーナー
骨格ランニング®提唱者
3軸理論®提唱者
Kinetic Chain Control®提唱者
箱根駅伝出走を志し大学進学もスランプと怪我により満足に走れず引退。一度は一般企業に就職するも、周囲にトレーナーへの道を嘱望され転身。治療院や整形外科、総合病院、スポーツ医科学センターなどでランニング障害(スポーツ障害)について研究し、数年後「ランニング障害の本当の原因」を解明。以降、プロトレーナーとして活動開始。ランニング以外にもサッカー、野球、ゴルフ、登山、モトクロス、バレーボール、バスケットボール、トライアスロン、MTB、サーフィン、総合格闘技、スタント、バレエ、弓道、エアロビクス、サルサ、アルペンスキー、アメフトなど、幅広い種目のみなさんをサポート。

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