断面パース_01

モノが照らす、誰かの姿。


ひとつのものと、
向き合う為だけの空間で、

ひとつのものと、
向き合う為だけの時間を過ごす。



みなさんこんちには。



今回は、前回に引き続き、
商業について考えていることを、

僕自身の卒業設計を通して、
共有させていただきます。



それではさっそく、、、。



前回の記事では、

商業は人々にとって、
ワクワク、キラキラした消費を
促す為のものであるというような事を
書かせていただきました。

では、具体的にどのような提案を
行ったのかというと、


about the man shop.
-モノが照らす、憧れの人の姿-


という商業施設を提案しました。

ここで行われる商業活動は、
人々が生きていく上で活力となる
消費を促す事を目的としています。

通常では人はモノを選ぶ上で、
価格、ブランド、機能性など
重視してモノを選びます。

しかし、それらの基準は、
よりモノが売れるようにと
モノを売る側が仕掛けたトラップ
罠だと考えています。

それらの経済的な基準から、
モノたちを解放したかった、、、。

ひとつのカバン、1着の洋服、
一足の靴。

モノたちがお金を生み出す為の価値ではない、
人にとって生きていく活力となるような、
そんなモノの価値を見出したかった。

このabout the man shopでは、
「誰かにとっての憧れの人」
軸としたモノとの出会いの場を
提供します。

あの人が使っている時計やカバン、
あの人が着ているワンピース、
あの人が読んでいる本、、、。

憧れのあの人、
を軸として商品と出会うことで、

価格やブランド、機能性などの
通常モノを選ぶ基準を削ぎ落とし、

消費者と憧れの人をモノが繋ぐ。
そのような関係性を創り出します。


そして、そのようなプログラムを
内包する建築は、

決して効率性や機能性を重視
したものではありません。


歩くことは商業において、
かかせない行為だと考えます。


街を歩く、店を歩く、道を歩く。

そのような歩くという自然な行為を
縛りのない空間で行うことを目指して、

カタチの検討を行いました。


ひたすら粘土をこねて、
くっつけて、外して、、、

としていたことを思い出します、、、。笑


ひとつのものと、
向き合う為だけの空間で、

ひとつのものと、
向き合う為だけの時間を過ごす。



僕が目指した商業空間です。



人はモノに言う。

あなたにはいくらの価値がありますか?

そしてそれはいつしか人に対しても、、、。

あなたにはいくらの価値がありますか?



それに対して姉は言いました。

私の価値はプライスレス!!!

間違いなく、血筋です、、、。笑



今回も最後まで長々とおつきあい、
ありがとうございました。

これからもこの場が商業のワクワク、キラキラについて
考えることのできる場となることを目指して、
文章を書かせていただきたいと思います。



#日記 #デザイン #インテリア #インテリアデザイン #商業 #建築 #とは



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