失恋たっちハイハイ日誌 11日目

仕事していた。
職場のおじさまが『なんかさ〜楽しみがないと詰まんないよね‥週末とかに楽しみないと張り合いないよねえ‥』と言って来た。
そのおじさまは、田舎の親戚のおじちゃんみたいなお人柄で、失恋の痛手を負った私の密かな癒やしの存在。勝手に、毎日楽しそうに生きているなあと思っていたので、ほんの少し驚いた。
(見ている限りでは)毎日楽しそうに働いて、奥様とも上手く行ってるし、お子さんもしっかりしたお勤め先にご就職して、私から見ると何一つ不自由ない方だ。
『なんかさ、俺寂しがり屋だからさぁ、以前の職場では同期や後輩と、わっ!て週末に飲むのが好きだったんだよね。一人飲みもいいけれど「今日は飲むぞ!」みたいに決めないで、ひとりでだらだら飲んでたら、本当に堕落してしまいそうでさ‥(しょぼーん)」
そうか、私から見たら【完璧人生!】な方でも、寂しかったり不安だったりするのだなあ。
私はどうしても、自分が一番底辺の可哀想な人間だと思い上がっているのかもしれないです。周りの人の表面だけ見ている。明るく見えても落ち込んでいる人はいる。
別の家庭持ちの男性とも話す機会があっただけれど『うちも子供がいるから何とかやっているようなもんですよ。大人は大変だよね〜。』と言っていた。
外側から勝手に「幸せそうだな〜」と羨ましく思っていても、御本人達の本当の所は分からない。
私は自分を悲劇のヒロインだと思わない方がよい。思い上がり過ぎている。

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