女の私、PMSしか知らなかった

PMS
月経前症候群

私は生理が近づくと便秘がひどくなる。
いつも便秘がちだけど、もっとひどくなる
おかげで痔?みたいなのもできた。

私は生理が近づくと眠たくなる。
何をしていても、眠たい。
歩きながらでも寝られそうなほど眠たい。
怖いから車の運転はできない。

私は生理が近づくと体温が高めになる。

私は生理が近づくと怒りっぽくなる。

私は生理が近づくと気管支が苦しくなって呼吸が浅くなる。

そのくせ何かを食べていないと気が済まなくなる。
なかでもチョコレートを食べたくなることが多い。

そんな生活も相まって肌が荒れる。

私は生理が近づくと体中が浮腫み、パンパンになる。
ふくらはぎなんて、はちきれそうなほどにパンパンで痛い。

そんな自分の全てに嫌気がさして泣きたくなる。
わかってる。原因は私じゃない。
周りでもない。
全部PMSのせいだ。

そう思っていても、耐えられない。


ある時、仕事で少し、理不尽な目にあった。
悔しいとかそう言った感情はひとつも生まれなかった。
何も考えられず、やる気が出ず、呼吸も苦しいからのろのろと足を動かし、とりあえず家に帰り着く。

荷物を下ろして手を洗い、ご飯を食べなきゃと思ったところで、一気に吐き気が押し寄せてくる。

なにも、したくない。もうできない。

吐こうと思っても吐けない。

どころか、まだチョコレートを食べようとする。

どうしたらいいかわからず座っていると、
元気にフル回転する頭が余計に混乱を産む。


そうこうしているうちに、涙が溢れる。


訳はわからないけれど、涙が溢れる。


溢れて止まらなくなる。


その涙に感情はない。
ただ、液体が流れ続けているだけ。
声も出ない。

今思えば、この月はPMDD 月経前不快気分障害が強く出ていたのかもしれない。

PMSの中でも、感情に関わる症状が強くですぎてしまう状態、PMDD。

友人がそう診断されたと聞き、初めて知った言葉だった。


涙が止まらなかった翌日、発熱とともに生理が始まった。
ここからは、いつもの腹痛、吐き気、発熱、目眩との闘いの幕開けだ。
せっかくの土日の予定はベッドとトイレの往復へ変更。
4時間おきの鎮痛剤もお忘れなきように。

私にとっては魔の2日間、生理初日と2日目。

その2日間のために、婦人科に行くべきか。
悩みつつも、他の異常があっても行けないし、一度いかなければいけない。

そう思っていた。

けれどPMS, PMDDの期間を含めて改めて「生理が体に影響を及ぼしてる期間」を考えると、
わたしは月の半分を振り回されていることになる。
振り回されるのではなく、上手く付き合うためにも早く自分の身体のことを知りに行かなくては。

以上、生理の時だけメンヘラになって登場する整理整頓でした。

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