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#071 ミニマリストへの道 ✳︎捨てが大変なものは人生を物語る✳︎

おはようございます。

2023年3月末までにミニマリストになるために、急速に家のものを捨て活している私です。

私が捨てるのが大変なものは

これまで、様々なものを捨ててきましたが、その中でも、心身共に大変だったものは
1位 洋服
2位 本
3位 靴

です。それぞれ、本当に大変でした。(まだ続いているけど)

そもそも私は20代の時から、本は人生の親友、本にはいくら使ってもいい、本は買えば買うほどよいという頭で生きていました。

そして洋服は、素敵な格好をして、オフィスで働きたい!!
という思いの現れでした。

30歳くらいで一度会社をやめ、海外留学へ行くために、一人暮らしの荷物を一旦実家へ送りました。

大量のものを処分しなければならず、その際に一番大変だったのが、本を捨てる作業です。(服は諦めて、家に送りました。泣)

その時はメルカリもここまで盛況ではなかった記憶。

近所(といっても徒歩15分)くらいのブックオ○へ売る本を毎週末に持っていっておりました。

その時に捨てたものは、小説の類です。

その頃の私はテレビはあまり見ず、土日の楽しみは、カフェで本を読むことと、TSUTAYAで借りたDVDを見ることでした。

本読むことが結構早い私は、週末に小説ならば2、3冊は読了してしまうので、本が増えて増えて大変でした。テレビの代わりに本を読むのだから、そりゃ、すごい読めるわけですよ。

そう、その本たちを一気に(毎週末だけど)売ってしまったのです。200冊は軽くあったと思います。300冊とかかな?恐ろしい。

めちゃめちゃ重かったです。
夏とか、本当辛かったです。

今思えば、ブックオ○さんへ売っても、そんな苦労して、二百円とかだった気がするので、捨ててしまえばよかったかもしれないけど。

でも、まあ、捨てるよりはよかったと思おう。

そして、小説類は全て手放した私ですが、残ったものが、ビジネス本、自己啓発本の類であり、この本たちの悪い?(言い方)ところは、いつが読了か、わからないところです。

タチが悪いところ(言い方)は以下の5点。

・読んだは読んだけど、実践できていない。(到底できない)
・一度読んだけど、最初の方なんて忘れた。
・また読み返した方がいいかもしれない。次は心に頭に刺さるかも。
・難しすぎて理解できなかったけど、未来の私には理解できるかも。
・部屋にあるとなんだかかっこよくて、捨てられない。

という理由から捨てることができずに、引越しをする度に、私と共に住所を転々としておりました。


シェアハウスの極小部屋へ引越しをしてみたが

そして、その後、シェアハウスに入居することにしたんです。

そこが、自分の部屋の広さが5畳くらいの小さいお部屋だったため、(共用部はとっても広い)荷物をまたまた処分することにしました。

ただ、ものを捨てることが目的の引越しではなかったので、(まだミニマリストに目覚めていない)それまで住んでいた部屋の荷物をソファ以外ほとんど全て持ち込もうとしたところ、引越しやさんに、当日「絶対無理ですよ」と言われました。

結果入りましたが。
その後も捨て活は続きました。
なんせ、部屋いっぱいに荷物が入っていましたから。

ちなみに引越しの回数は上京してから結婚までの18年間で、10回です!!
多くないですか?

ほとんど2年住んだことがない計算になります。
そんななのに、物が多かった私。残念っ。

留学はトランク一つでいったのに。(正確にいうと二つ 笑)

話は戻りますが、そのシェアハウスに住んだ時も、本だけは手放すことができず、靴と服は倉庫に預ける始末。残念っ。(二回目)


でもね、私の好きなものって、服と靴と本だったわけですよ。

それじゃさ、仕方がないですよね・・・・。

そこで私は思ったわけです。

捨てるのが大変な物は、人生を物語るものだ

と。

みなさんも部屋を見渡してみたら、何が多くありますか?
それって買うのにも、使用するのにも時間をかけているものですよね?

多くあるってことは、まず、その物を買うために時間を割いてきたわけなので、私の本で言えば、本を買うのに本屋さんを15分ぶらついてたとしたら、300冊あれば、4500分!!75時間、日にして、3日!!

そして、本はその後読むのに3時間かかるとしたら、900時間、37日!本を読んでいたことに。

多分、これを私は2年くらいの周期で回していただろうから、1年で、丸20日は本を読むのにかけていたことになります。あれ、以外に少ない?
(体感、もっと、なんですが・・・)


本を読むことが大好きだからいいんですが、しょうがないんですが。

こと!服と靴について言えば、洋服は1着買うのに、恵比寿や新宿ルミネに行き〜の、うろうろとお店をみて、試着して、迷って、買います〜ってなって、その時間で言えば・・・・
ああ、計算するのも怖い。

服を買うためだけに出かけていたわけですから、4時間はかけていたとして、服(バック、アクセサリー、靴、タイツなんてのも全部合わせると)
の数は(捨てたり売ったりしてるからなんとも言えないけれど)二十歳から数えれば500着は、とっくに捨ててますよ)

本当はどれくらいかわからないけど・・・
500着と仮定しても2000時間、83日、15年で83日として、もう、これって、長いのか短いのか全然わからない。笑

金額にしてみたら、500万円!!!そう、500万円!!!

実際、就職したから、毎月5万円くらいは被服費を買っていたと記憶しているので、年60万円、とりあえず、10年で計算しても600万円。
計算だいたいあってるやん!!!

というか、服を買う前に、雑誌で、どんな服にしようかななんて迷っているのも、すでにそこにかける時間。雑誌もたくさん買ってた!!大好きすぎて、1ヶ月に5千円は雑誌にかけてた!!

そう、そんな感じで、実際は計算式はあってないかもしれないけど、購入することにものすごい時間をかけていたということは、人生時間をここにかけてきたってことですよね。

そして、齢40で気がついたわけです。


人生は短い。そこにそんなに時間かけてて大丈夫?

ということに。

人生時間をかけて生きていきたいものは何か。

それを考えて生きていくのが、ミニマリストなんではないだろうか。

生活の、全範囲に時間を割くほど、人生時間は長くない。

買う行為、使う行為、本だったら読む行為、携帯だったらみている時間、全部が全部、自分の人生を消耗する。

だから、今行っている行為が、自分の人生時間を割くことに値するのか。

それを考え、人生時間を割くことに値しないものについては潔く手放す。

そうすることで、本当に集中したいことに人生時間を割くことができる。

そう、それこそがミニマリストなのではないだろうか。

もう一度、いう。

生活の、全範囲に時間を割くほど、人生時間は長くない。


「あたかも1万年生きるかのように行動するな」

第16代ローマ皇帝マルクス・アウレーリウス『自省録』の中の一説です。

そう、そうなのです。

人生が短いと気がついたのは、人生半分の地点でした。

遅すぎたかもしれない・・・。
遅すぎたかもしれない・・・。
いや、
人生半分地点で気がついて、まだ良かったということにしよう・・・。

でも、これまでは、それ(本、服)が好きだったんだよね。
いいんだよ。いいんだよ。と自分を慰めて・・・

これからは、本当に時間をかけていいもの(こと)だけに時間を割くように意識して生きる。


ということにシフトしていきたいと思います。

ちなみに自省録について、気になった方は↑こちらの記事がおすすめです❤️

何に人生時間を割いていくのか


生きるということは、何に人生時間を割くか。

ということ。

皆さんは何に人生時間を割いていきますか?

まずは、
今使っている人生時間は間違っていないか?

と問いかけて、軌道修正していきたいと思います。

それでは、今日も読んでいただき
ありがとうございました!!

東京は素敵な天気です。

天気がいいだけでとりあえず、めっちゃ幸せ〜。

みなさんも良い一日をお過ごしください。

素敵な人生時間を〜!!










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