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イギリス大学院は価値があるのか?

こんにちは。
いつも読んでいただきありがとうございます。

今回はイギリス大学院は価値があるのか?という問に対して、良い点、悪い点を挙げて書いてます。

結論から言うと、価値はあるが、その人の大学院に進学する目的による。といったところですかね。

この投稿は、これからイギリスの大学院を考える人に読んでいただければ少し参考材料になるかと思います。

この投稿は。各学部の詳しいことは書いていません。あくまで、全体論的なところですし、僕のいた大学に限ります。ただ、だいたいのことは他の大学もシステムは似てますので、同じことが言えると思います。


良い点

海外大学院卒は日本のマーケットの中では評価は高い

皆さんが想像するように、海外の大学および大学院卒は評価は高いです。僕の通っていた大学は、ラッセルグループでもなければ、特段ランキングが高いわけではないです。開発学に関しては、分野別ランキングで世界でも有数です(ランキングで決めるのは一つですが、それにばかり固執しないほうが良い)。ですが、在席していた日本人の方は、某有名企業および政府系機関に就職しました(新卒)。僕はと言いますと、なぜかインドでリサーチ関係の仕事してます(笑)。なんででしょうね。というわけで、日本のマーケット内では、評価は高いと思います。文系とか理系とか関係ないです。どちらにせよ、ある程度評価は高いと思います。

1年で修士号取得可能

修士号が1年で取得できることは、非常にありがたいです。大学から直接行った新卒の方も、大きくギャップが出来るわけではない。また、社会人の方も仕事とのブランクを大きく空けなくて済みます。1年で取得できることは非常に効率的であります。裏を返せば、この点が良くも悪くも大きな別れ道なんですけど、ここは後述します。

出願要件のハードルが低い

イギリスの大学院で出願のために必要な書類に、GREとか必要ないんですよね。なので、英語のスコア取って必要書類出せば、ある程度通ります。はい、きちんと条件満たしていれば、通ります。当時の僕は結構通過するか心配してましたけど、過度に心配する必要はなかったと今振り返ると思います。難しくないです。

英語で勉強できる。

当たり前ですけど、英語です。とりあえず、英語でみんなと同じタスクする必要があるので、英語での読解力とかは伸びた気がします。英語に浸かれます。

良い点としては、このぐらいですかね。個人的には、、、

悪い点

費用が高い

ご存じの通り、費用は1年といえど高いです。奨学金貰えるといいですけど、ないと500万以上はかかってくるんじゃないでしょうか。生活費も高いので。。。

研究室はない

ゼミっていうのですかね、研究室はなかったです。修論執筆の際も担当教授がいますが、そんなに頻繫にコミュニケーションが取れるわけでもないですし、何なら大学にずっといないとかもあります。僕の指導教授は、よくコミュニケーション取ってくれたのですが、放置のところは放置でした。自分から連絡しないと放置されます。当たり前ですが。
※リサーチの修士もあるので、そちらだともしかしたら指導してくれる?

1年で修士号取得可能

裏返しです。1年は効率的ではあるのですが、修論の執筆時間は4カ月ほどです。仮に入学してすぐ始めたとしても1年しかないです。なので、もっと研究したいという方には、多分物足りないと思います。加えて、研究室はないです。僕の印象では、アカデミックの分野で研究したいというより、キャリアアップのためにみたいな方が多い印象でした。そうなると、モチベーションにも差が、、、

ストライキ

ストライキが有名なことはご存じですか?僕がいた時には、ストライキで普通に授業はなくなります。1回とかではないです。何回も。またか。みたいな感じです。しかも、面倒なのが学校だけでなく色んな所であるので、生活に支障が出るんですよね。労働者ももちろん権利を主張する権利はあるので、理解はできるのですが、さすがに多かった。

まとめ

以上がざっくりと上げた、イギリスの大学院の良いところ、悪いところですね。
1年で修士取れるのは非常に魅力的ですが、それが裏目に出る人もいると思います。では、どういう人が適しているかというと、キャリアのためという人がイギリス大学院には向いてるんじゃないでしょうか。どのように価値を見出すかは自分次第ですが、研究したい人にはちょっと物足りないかと思います。何なら日本の方がレベル高いのではないかと思います。そういう方はEU圏、北米なども合わせて検討見るのがいいかと。ここで挙げた、他の要素も合わせて比較してみてください。

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