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すぐに、一瞬で、実現したいという願い

S サリハ
R りえ奈


R 本当によく出会う質問があってね、答えるんだけどうまく伝えられないやつがあるんですよ。それでね、サリハに改めて聞いてみたいんです。

S 「今すぐ、一瞬で、実現したい」という願いについてかな?

R そうです。「今すぐ、一瞬で、実現したいけど、そうならない。でも実現したい。どうしたらいい?」というやつです。
あとは「願いが叶うまでにタイムラグがあるのはわかるけど、その間に不安いっぱいになってしまうのをどうしたらいいか」というやつです。

S 今すぐ、一瞬で、と願う人々の「今」は、大抵タイムラインの中の一点になっている。この矢印のように過去から未来へ時間が流れていて、そのなかのある一点を「今」だと感じている。

しかし、実際は「今」とはぜんぶだ。

R こういうことですよね。今の中に、過去も未来もある。

それは、わかる方はすぐにわかりますし、すぐにピンとこない方も日にちが経ってから「ああそうか」と理解されることがほとんどです。

でも、「今すぐ一瞬で実現したい」という方は、この「今」の定義はさておき、このタイムラインの中の一点・・・例えば「今日」願いを現実化させたいんです。

またはこの「今」という円の中に、瞬時に「豊かさ」などの「望んだ結果」をいれたい。

S 「今」という円の中に、瞬時に望んだ結果を手にいれているんだが、それが4次元になると、4次元の中にいる者にはそれが見えないだけだよ。

もちろん、小さいサイズのものは「今日」というサイズにおさまるので、4次元の中にいても「すぐ結果が出た」ように見える。
しかし、「今日」というサイズにおさまらないサイズのものは、いくつもの「点」にまたがることになるんだよ。

R ちゃんと覚えてますよ!
こういうことですよね。
5次元の想いが4次元で表現された場合。

5次元以上から見たらこういう風ってことでしょ。
「美味しいパフェを食べる」はこの人にとって、5/1という空間に入るサイズ。だけど「お金持ちになる」は数カ月のサイズに入れることになる。
それだけのことなんだけど、時間次元の中にいる人間からしたら、大きいサイズの想いは順番に展開するように感じる。つまり時間がかかってみえる。

S そう。タイムラインの一箇所にいる者に「まだ実現しない」と言われても、全体像が見えるところにいる者から見れば、「いや、もうできてる。そこから見たら一部しか見えないだろうけど、ここから見ると、もう全部ある。もう完成している」という感じだね。

R 「願いが叶ってないんじゃないか」と不安になってしまう人は、今いる場所で、その大きな願いの一部が4次元に写ってるのが見えたらいいってことじゃないですかね。見えたら、安心!

あと、圧縮して大きいのを小さい箱に入れ込むことはできないの?
3ヶ月かかるやつをせめて1ヶ月とか。

S そうしてる人もいっぱいいるね。

R そうなんですか?!
その圧縮法を教えてほしい!

S 教えたよ。

R あ、例えば、HFか。
・・・でも、もっと圧縮したい。って思っちゃうものです。

S うーん、それより、描いているものが何かってことをちゃんと知ることの方が先だよ。
君が「クリエイティブ・フォーカス!」と名付けたもの、あれの中にもあるじゃないか。「すべては望み通りに実現している」。

R 時間がかかっているのも、望み通り。

S そう。

R にゃー、受け入れがたいー。

S もちろん、時間をかけることが直接の望みではないだろう。
でも、別のことを望んでいるから、必然的に時間がかかってしまうんだよ。

R あー、前、言ってましたね。
文字通り「他のことがら」も、私たちは願いとして作ってる。ひとつの想いだけを現実化したいわけじゃないもんね。
例えば「テニスする」「友達とお茶飲む」「子どもと遊ぶ」「のんびりする」「仕事する」などなど、いろいろ持ってます。

まあ、例えばお金持ちになりたいなら、1日のすべてのことをそのために使ってれば、速く展開はするだろうな。
でも、それだけやりたいわけじゃない。

あ、ねえねえ、あれもこれも全て望んで手に入れるし、しかも時間がかからず「全部すぐ結果になる」という両方どりはできないの?
できる世界とかないの?

S できる世界はあるけど、その場に君たちが居続けることができるか、だね。
「このテニスの試合に、勝ちたい。でも、相手が負けるのも避けたい。引き分けもなし」の話を覚えているかな?

R あー、矛盾のやつだ。
どんな盾も貫く最強の矛。
どんな矛も防御する最強の盾。
このふたつは、同時にはなりたたない。

S でも、なりたつよね。

R なりたちますねー! 
この最強の盾と最強矛が争うことがない「場」を作ればいい。
つまり、盾と矛を同じ人物が身につければいい。
最強の盾と矛が争わない限り、どっちも最強のまま!無敵!
だけど、両方とも手に入れたとしても、「これとこれを争わせたら・・・?」って考えて、最強のものを消してしまうんだよね、自分で。

S その話だ。君たちの世界で理解できるように辻褄を合わせようとして、渡されたもののパワーを自分で失効させてしまう。

R 私たちの世界で理解できるように、辻褄を合わせようとする、というとこポイントですよね。そして、自らパワーを失わせてしまう。
この盾と矛の話が、日常のあれこれに当てはまるってことでしたよね。
んじゃ、テニスの試合のケースはどうなるんだろう?
私と相手が、それぞれ盾と矛ってことでしょ。
その両方を持っているのは誰だろ・・・?

S いい問いかけだね。
答えを感じてごらん。

R 少なくとも、今こうしている「私」ではないね。私は「私」しか持っていないから。私も、相手も、両方を持っている・・・。あぁ・・・こういう感覚ね。

S エゴから離れざるを得なくなるだろう。

エゴの観点から見る限り、当たり前だが一部しか見えないが、ここから見れば「すでに叶っている」ということもわかるね。

R この目をいつも持って生きられたらいいんだよね。
第三の目が開いてても、近眼!っていう話もありましたね!
サードアイ用のメガネ欲しいわ。

S 持ってるじゃないか。w



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