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『〜愛という言葉の中に要約〜②』〜わたしのロマ書〜

『〜愛という言葉の中に要約〜②』

〜わたしのロマ書〜

12月の独り言

遠い過去に
画面から観たお話…

それは
ストリートチルドレン…。

お腹が空いて
街や市場から食料を
盗む 子供達…

ストリートチルドレン。

そうして飢えを凌いで生きている…。

家も親もなく
仕事などもなく…

出来る事といえば
今日を生き延びる事だけ…

彼らは必死なんだ…

生きる為に…。

そんな時、
街の店の主が
警官を呼び寄せ
こっそりお金を渡してた…

(殺ってくれ)

そういやらしく目配せしてたわ。

そんな事も知らない
子供達…。

夜は教会の礼拝堂で
眠る事が出来た…。

礼拝堂でたくさんの子供達。

それは
あどけない寝顔だった…。

すると突然
激しい銃弾とともに
礼拝堂のドアが開く

とまらない容赦ない銃弾が
幼い肉を貫く

何故なのか…
十字架がみえる
礼拝堂…

そこは
まるで血の海…。

そして
幾つかの年が流れた…。

一人の少年が
バスジャックをして
事件を起こしている

彼は何かを訴えている…

そう
復讐の炎が燃えている。

あの教会で
兄弟や仲間を失ったけれど
自分はなんとか生き延びた少年だった。

しかし
射撃されて彼も

深い悲しみと憤りの
鼓動とともに
冷たい地面に落ちた…。

彼の眼は見開いたまま語るわ…。

何のために生まれた…と。

『姦淫するな 、殺すな むさぼるな 盗むな…』

わかっている。
わかっているのよ

あなたにあって造られた私達だもの…。

けれど
今日生きるためのパンを
盗んだストリートチルドレン

祈りを忘れている土地…。

神様…

私がもし努力しても限界があり

その渇いた土地のシステムに生きる立場なら

かわいい笑顔を抱きながらでも
あなたの教えを守りたくて
飢えを選んでいくのだろうか…

それともあなたが与えて下さったあどけない命を無駄にはしたくない為に
生きのびたくて

私というものは
何をするのだろうか…。

祈りが届く前に
私という者は弱いから
私は何かしでかしそうよ…。

あなたの御手が
私を掴まえる前に
私という者は弱いから

冷静さを失い
私は何かしでかしそうよ…。

私は、思う…。

私はずっと
罪人なのだと…。

ストリートチルドレン…
血の海となった。

私に何が言えよう…。

あどけない笑顔を守る為なら

私というものは
何をするのだろうか…。

私に何が言えよう…。

衰弱する幼い命の為なら

私というものは
何をするだろうか…。

彼の眼は見開いたまま語るわ…。

ドクドクと血を流しながら

いったい
何のために生まれた…と。

あなたは
愛されるために生まれたのよ…。

あなたは愛されるために
生まれたのよ…。

〜私のロマ書〜

……………………………………………………‥‥

事実は
銃弾による死ではなく

取り押さえられた時の
圧死によるものだというお話。





※この記事は
2014 12 31にFacebookにて掲載

気記事となります。

シャローム…。

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