前回はこちら。

　四月も終わりに近づくこの連休の朝、私は新たに手に入れた宝物「YAMAHAビーノ」で小さな冒険に出かけました。このビーノ、実は中古ですが私の日常に新しい風を吹き込んでくれています。

　まだ街が静まり返る早朝、誰もがぐっすり眠っているその時間に、私は原付のキーを回します。

　エンジンが軽快に回り始める音が、なぜか心をくすぐります。
　さあ、今日もどこへ行こうか。そんなわくわくする気持ちを胸に、まずは近所をぶらっと走り始めました。

　風を切る爽快感と共に、向かった先は地元のコンビニ。
　ここで今日の朝食を調達します。

　店内を物色していると、ふと目についたのはアンパンとペットボトルのカフェラテ。これぞ朝食の王道とばかりに、レジで笑顔の店員さんと朝の挨拶を交わしながらこれらを手に取りました。

　ビーノにまたがり、次なる目的地、河川敷へと向かいます。

　朝日が川面にキラキラと反射する中、軽快に走るビーノはまるで時間を忘れさせてくれるよう。河川敷に到着すると、さっき買ったアンパンとカフェラテで朝食を楽しみます。このひと時が、なんとも言えず幸せ。

　中古で手に入れたビーノですが、これがあれば毎日が少し特別な日に変わります。たとえば小さな冒険に出かけるのも、こんなに心躍ることだったんですね。

　これからも、この小さな相棒と共に、朝の新しい発見を楽しんでいこうと思います。

　そして、読んでいるあなたも、もし何か新しいことを始めたくなったら、原付一つで始めてみるのも悪くないかもしれませんよ。

　毎日がきっと、もっと楽しくなるはずですから。