自信は後からついてくる

(映画コードブルー を観た後で)


「人のために働きたい、人の命を救いたい。そんな生徒をたくさん見てきた。そう思うのに、医者にならないのは逃げているだけなんじゃない?諦めているだけなんじゃない?僕はそう思う。そうやって逃げていく生徒をたくさん見てきた。」


高校の時、ある先生に言われた言葉。
あの時私が返した言葉は、自分が言った言葉なのに、借り物のようで、自信がなかった。


だけど、私は今、医師や看護師を選ばなかったことは、逃げたわけでも最初から諦めたわけでもないと自信を持って言える。


医師や看護師に憧れることもあるし、尊敬もする。
生まれ変わったらなってみてもいいかな、と妄想したこともある。


だけど私は、
藍沢先生や白石先生が病院が好きなように、保健室が好き。
そして、養護教諭というお仕事が好き。


私はドクターではないけれど、
救える命があるはずだし、支えられる心があるはずだし、
繋げられる想いがあるはずだと思って養護教諭をしている。


「所詮養護教諭でしょ、どうせ医師じゃないんでしょ」そんな言葉をかけられたくない。

もっともっと、医療関係の知識とスキルを高めたい。きちんと理解したい。

その一つとして、医師に混じりBLSプロバイダーの資格を取った。


遠い未来はどうなるかわからないけれど、生きている今と、手の届く未来は、きっと自分の手で変えていける。


努力を重ねる人だけが、見える景色がある。努力を重ねていれば、信じることができる仲間と自分に出会える。


それを自信と呼ぶのだと思う。


毎日悩んでいる。
できないことが悔しかったり、足りない自分に苛立ったり、後から後から後悔をすることもある。
それで良いのだと思う。
今、にきちんと体と心で向き合うこと。
毎日が、現実が1番ドラマティックだ。
1日1日が大切で、リハーサルのない今を生きてる。




コードブルーはずっと観てる。
医療ドラマや医療映画って苦手なことが多いんだけど、ERやコードブルーの救急系は、なんか通じるものがたくさんある。 (会議中の急な呼び出しとか、え!ほんと!?みたいな事態とか)
今日もハンカチは涙でいっぱいになった。


月曜日からまた笑顔で頑張ろう!
…とか色々言ったけど、普段はそんなに色々考えて生きてないし、できることなら、にこにこ、ほんわかとしていたいし、基本的にのんびり屋さんなので、たまに気合を入れないとなぁなんて。


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