丸亀うどん

ツイッターで炎上している「丸亀製麺」について調べてみたら、むしろ好きになりました♪

今回もツイッターネタになりますが、
なにやら丸亀製麺がツイッターで炎上しているみたいですね。

事の発端は麺通団団長(讃岐うどんブームをつくったきっかけの人らしい)の9月14日の日記の記載が一部抜粋されてツイートされたことのようです。
(記事の詳細はこちら→http://www.mentsu-dan.com/#diary

詳細は全文を読んでもらえればと思いますが、読んでみていろいろな意見があるのだなと思いました。

僕は丸亀製麺にはよく行くのですが、丸亀製麺が香川県とゆかりがない企業ということすら知りませんでした。笑
意見に関して良い悪いを言おうと思っているわけでないのですが、今回のことから興味を持って丸亀製麺について調べてました。

その中で丸亀製麺(株式会社トリドールホールディングス)の粟田社長の想いや、実際に丸亀市に対してしているのかを知って、むしろ丸亀製麺を好きになりましたし、讃岐うどんにもより興味を持ったので、そのことについて書きたいと思います。

讃岐うどんで味わった感動を届けたい

うどん

丸亀製麺の母体の株式会社トリドールホールディンスという会社は、はじめはその名の通り「トリドール」という名前の焼き鳥居酒屋をしていたそうです。
そこから讃岐うどんのお店「丸亀製麺」を立ち上げたのですが、この立ち上げたきっかけについてインタビューにて話されていていました。

『丸亀製麺』を立ち上げるきっかけは、讃岐うどんの本場、香川県の製麺所で食べたときの感動にあります。できたてのおいしさは計り知れないし、それが感動となる。これをチェーン店舗で再現したかった。

引用:「年間100店以上を出店するうどん専門店高成長の秘密は「業界の非常識」の実行」より

こういった「想い」があるのがすごくいいなと思いました。

自分が感じた感動をみんなにも味わってほしい、という想いを持って、実際に行動に移しているというのはすごいことだと思います。
当時、今のように全国的に讃岐うどんブームがくるなんてわからなかった中で、挑戦したことはすごいことなのではないかと思います。


その場で作った麺を提供するこだわり

てづくり

また、店舗ごとに製麺機を持ってお店で毎日麺を作り、作り置きはしないということにこだわっているというのも今回初めて知りました。
これって利益だけを考えたら効率が悪いことをしているそうです。

丸亀製麺の方針は、いわゆる「チェーンストア理論」の真逆を行くものである。多くのチェーンで採用されているチェーンストア理論とは、全国をいくつかのブロックに分けて工場(セントラルキッチン)を造り、そこから各店舗に商品を配送するシステムが柱になる。そのスケールメリットは、店舗数が増えるほど大きくなる。丸亀製麺のようにすべての店舗に製麺機を置いて製造していては、効率が悪いのだ。

「丸亀製麺を復活させた、刀の意外な戦略 粟田貴也/森岡毅インタビュー」より

このこだわりについても社長の想いを感じます。
本場の讃岐うどんではないのかもしれませんが、本場の讃岐うどんと同じようにしてお店で麺を作って提供するということが実際にできているのはすごいことなのではないでしょうか?
個人的にはどこのお店に行ってもそれなりに美味しい麺が出てくると感じています。

また、丸亀製麺のうどんでも普通に美味しいので、本場の香川で讃岐うどんを食べたらどれだけ美味しい讃岐うどんが食べられるのかと期待も膨らみます。
一度、香川に行って食べてみたいなと思うようにもなりました。

実際に丸亀市にも貢献している

広告

また、丸亀製麺は丸亀市には1店舗もないにもかかわらず、市の公用車に広告を出しているそうです。
このことについて批判の的にもなっていますが、丸亀市の市職員のインタビュー記事を見て「めっちゃ市に貢献してるやん!」と思いました。
その記事がこちら。

「丸亀製麺様が丸亀発祥ではないことは皆さまご存じかと思います。丸亀製麺様と丸亀市はつながりが直接あるわけではありませんが、協力関係にございます。
 たとえば、協力関係の一環として、全国の丸亀製麺の店舗に丸亀市のイベントのポスターを貼って頂いていますし、丸亀市の公用車には丸亀製麺様の広告を出して頂き、広告料も頂いております。

 昨年、日本一の高さを誇る丸亀城の石垣が、西日本豪雨の影響で崩落した際には、粟田社長個人から1000万円のご寄付を頂きました。さらに、全国の丸亀製麺の店舗に石垣復帰のポスターや募金箱も設置頂きました。お子様向けのうどん作り食育チャリティイベントも開催頂き、その収益はすべて丸亀市に寄付をして頂きました。
 昨年12月に丸亀製麺の粟田社長が丸亀市で講演をされ、その際にお話を聞かせて頂いたのですがお父様が丸亀のご出身ではないものの、隣の市のご出身であるということ、讃岐うどんの店を出す時に『丸亀』という名前がすごく好きだったということをおっしゃっていました。
 丸亀製麺様の新入社員の研修には必ず丸亀市内のうどん店をめぐり研修をされています。また、丸亀製麺様は香川には店舗を極力出さない方針だとおっしゃっていて、丸亀市にも絶対に出さないとお話されていますが、それは我々に対して遠慮してのことだと言います。このように、丸亀製麺様とはとても良好な関係であると考えております」

「「丸亀製麺」が“香川県丸亀市と関係ナシ”と炎上。丸亀市を直撃したら驚きの事実が」より

丸亀市にお店を1店舗も出していないということは売り上げにはつながらないということだと思います。
それにも関わらず、市の公用車に広告費を出すというのは、普通に考えたらありえないことだと思います。

それと思ったのが、1000万円の寄付って普通にすごくないですか!?
サラッと書かれていますが、いくら社長とはいえども、1000万円を私財から出すというのはすごいことだと僕は思いました。

こういったところから感じるのは、社長の少しでも丸亀市に貢献したいという想いではないでしょうか?

まとめ

今回は、今話題になってる丸亀製麺について調べたことを書いてみました。

丸亀製麺を擁護するつもりはないですし、地元の人には地元の人の考えや譲れない想いがあって当然だと思います。
ただ、個人的な感想としては、これだけ広がっている丸亀製麺の広告力をうまく使って、協力しながら讃岐うどんの伝統や、大事にしていることを世に広げていったらお互いにwin-winになるのではないのかなと思いました。

まあ、そんな簡単なことではないのだと思いますが。

僕としては今回の炎上から、むしろ丸亀製麺の社長の想いや、こだわり、そして実際にしている社会貢献を知れて、丸亀製麺をさらに好きになりました。

今までもよく行ってましたが、これからは作り立ての麺ということも意識して食べたいと思います。
そして、いつか香川に行って本場の讃岐うどんを堪能してみたい思います。

そうすれば、丸亀製麺のおかげで香川に足を運んで、丸亀製麺にとっても香川の人にもwin-winになると思うので♪

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※写真の出典はすべて丸亀製麺HPより

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