看護師　山田祥和

⑧楽しみを共有する

　私は訪問看護において、利用者さんと楽しみを共有することを心がけています。

　人と楽しみを共有することにはいくつかの意義があります。まず、共有することで信頼関係が構築されやすく、また、共有することで利用者さんの視点や感情を理解しやすくなります。コミュニケーションが豊かになり、楽しみを共有することで共感や喜びが増し、心の豊かさや幸福感が得られます。

　私は、利用者さんと一緒にお菓子作りをしたりして、オンラインゲームをしたり、秋を見つけに行ったり、雑談を楽しんだりしています。楽しみを共有するためにも、私自身色々なことに興味を持つようにしています。時事から野球、歴史、政治、映画、アニメ、ゲームなど。

　こちらも一緒になって楽しむと本当にコミュケーションが豊かになり、信頼関係も深まります。困った時にSOSを出しやすくなります。

　精神科訪問看護において楽しみの共有はかなりおすすめの技術だと思っています。